英語の any more と anymore は、一見同じように見えて微妙に異なる表現です。any more は2語からなる表現、anymore は1語の扱い。その意味も微妙に異なります。
英会話で耳づてに聞く限りでは、ほぼ区別が付きません。あらかじめ意味を把握しておくことが聞き分けのコツとなるでしょう。
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英語の any more と anymore は、一見同じように見えて微妙に異なる表現です。any more は2語からなる表現、anymore は1語の扱い。その意味も微妙に異なります。
英会話で耳づてに聞く限りでは、ほぼ区別が付きません。あらかじめ意味を把握しておくことが聞き分けのコツとなるでしょう。
悪口、人に悪態をつく表現、たとえば「バカ」とか「くそったれ」のような言い方は、英語にも無数にあります。自分で使うことはないにしても、見聞きする場面はあるでしょうから、ある程度の表現は知っておくべきでしょう。
ここがポイント
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悪口は、教科書では学べない種類の言葉です。卑語であり俗な表現。しかしながら、日常では耳にする機会は少なからずあります。サブカルチャー方面では見聞きする頻度はさらに高まります。
英語の新年のあいさつというと Happy New Year ! のフレーズを思い浮かべます。年賀状の定番デザインでもあり、日本でもよく目にします。
年賀状では「A Happy New Year」と書かれている場合が多々ありますが、この不定冠詞のついた「A Happy New Year」は英語あいさつ表現としては不正確という点に留意しておきましょう。
英語圏では、意見の不一致や対立が生じた場合、ただ堪え忍ぶ(異見を抑え込む)よりも自分の見解をしっかり表示する方が好まれる傾向にあります。言うべきことは言いにくくても言う勇気を持ちましょう。そして、そのための表現を知っておきましょう。
相手に非があると指摘したり咎めたりする発言は、それ自体、ネガティブな発言として響きます。感情をまき散らす憂さ晴らしには陥らないよう注意して、対話を通じた前向きな状況改善を目指して伝えるようにしましょう。
人の容姿をとやかく言う、それは人の性というものです。「美しい」と述べる言葉があれば、逆に「美しくない」と表現する言い方もあります。
美人不美人という評価は、相対的で一面的な価値観に過ぎません。不美人と評価する者は人の美しさに気づけない哀れな人。言われた側の身になって考るまでもなく、そうそう口に出してよい表現でないことは明白です。とはいえ、「不美人」と評価する言葉はあることもまた事実なわけで。
使わない語彙・使うべきでない語彙は、必ずしも、知らなくてもよい語彙であるとは限りません。使い所をよくわきまえた上で、表現そのものは知っておきましょう。
英語では、病気や心身の不調を ill および sick で無難に表現できます。いわゆる精神疾患も mental illness のように表現できます。他方、通俗的に「心が病んでる」などと述べる言い方の「病」のニュアンスは、必ずしも ill や sick が適当とは限りません。
情緒不安定、構って欲しがる、相手にどっぷり依存する。いわゆるメンヘラ。こうした意味合いを込めて用いられる「病んでいる」は、「病気」よりもむしろ「面倒な性格」の部類です。
英語で「ずるい」と表現する言い方は沢山あります。ニュアンスや言い方によっていろいろな語・語形が使えます。
some time、sometime、sometimes は、どれも時間に関する表現です。ただし、それぞれが見据えている時間が違います。
会話中では、それぞれの表現を区別することが難しいかもしれません。しかしながら、どの語として聞き取り認識するかによって意味合いが違ってきます。この際しっかり区別できるようになりましょう。
人や物の「見た目」、に対応する英語表現は、appearance や how to look のような言い方が挙げられます。
「見た目が良い」とか「見た目は若い」といった言い回しを英語で表現するなら、趣旨を汲んで It looks nice. のように述べたほうが自然な英語に聞こえるでしょう。
歌手やバンドが生演奏を披露するイベントを、日本語では「ライブ」と表現しますが、英語では音楽ジャンルにかかわらず concert (コンサート)と表現して通じます。ちょっと小洒落た表現としては gig という言い方もあります。
相手の意向を尊重しつつ控えめに勧めたり、提案したりする切り出し方として「もしよろしければ……」という言い方があります。英語では if (もしも)という仮定の表現を使った言い方が、ほぼ同様のニュアンスで使えます。
ただし、日本語の「もしよろしければ」は、行動を促したり、許可を求めたりと、いくつかのニュアンスで用いられます。「もしも」の部分は一律 if で表現できるとしても、「よかったら」の部分は場面や趣旨に応じて表現を選ぶ必要があります。
日本語で「足を引っ張る」といえば、他人の邪魔をして成功・収穫を妨げることを指します。英語には「pull one’s leg」という言い回しがあり、文字通りに捉えれば「足を引っ張る」と訳せるところですが、日本語の慣用表現とは含意が全く異なります。
英会話はシゴトやバイトを探す上で大きな長所にできます。就活やバイト探しが英語を学ぶ大きな動機になっている方も多いことでしょう。
「就活・バイト」と「英語」という2つの要素をドンと並べて提示されると、たいていの人はまず「就活・バイトを英語ではどういうのか?」という思いを抱くでしょう。
就活(就職活動)を英語で表現するにはちょっとしたヒネりが必要です。バイト(アルバイト)は英語のようでいて英語ではない語、ちゃんとした英語を捉え直す必要があります。ここで改めて正しい言い方をつかみましょう。
特定の業種・ビジネスシーンで好んで用いられる独特の言葉や表現、いわゆる業界用語を、英語ではジャーゴン(jaorgon)といいます。
業界用語は、お互いに意味やニュアンスを理解している業界人どうしなら意思疎通が効率化できる便利な言葉です。知っていると得する場面も多いでしょう。それに英語のジャーゴンは日本でもカタカナ語として好まれる傾向があります。
しかしジャーゴンの多用は禁物です。一種のスラングであることをお忘れなく。
英語圏でも、ある種のジャーゴンはウザい言葉( annoying word )と認識される向きがあります。聞き覚えのある表現も多いのではないでしょうか。
言葉の中には、語意そのものに男女の性別が含まれている表現があります。こうした語は、現代においては性別を問わない表現に置き換える動きが進んでいます。特に英語はこの手の話題に敏感です。少し留意しておきましょう。
日本語でも看護婦・看護士を「看護師」と呼ぶようにしたり、婦警や女医とは呼ばなくなったりする動きがあります。米国を中心とする英語社会は、こうした言葉の性差の是正の取り組みが盛んです。取り組み始めた時期も早いため、今の世代にとっては「言い換え前の表現の方をむしろ知らない」という場合も。
関連記事:看護師は英語でどういう?
ついでに言うと「ジェンダーフリー」は和製英語です。英語では、性による区別のないさまを gender-neutral や unisex と表現します。
英語・英会話の基礎フレーズの中には、発言の意図にウラがある、嫌味を込めて用いられることのあるフレーズも少なからずあります。もともとはポジディブなメッセージが、ネガティブなメッセージとして、表向きはポジティブな装いのままで発せられる場合。いわゆる嫌味とか皮肉というやつです。
対人コミュニケーションに《カンペキな調和》はあり得ません。些細な不和や対立はどうしても芽生えます。でも、面と向かって非難して険悪になるのも愚策だし、だからといって一人で溜め込むのも腑に落ちない。嫌味や皮肉は、そんな場面における程よいガス抜きとして使えます。
英語の接客表現は基本的に簡素で気さくに表現できます。あまり難しく考える必要はありません。しかしながら、日本人の英語感覚では丁寧な表現じゃないのと思われるような言い回しの中に、けっこう失礼な表現に聞こえかねない表現が含まれ得る、という点は意識しておいた方がよいでしょう。
ちょっとした注意点を把握しておくだけで、失礼な表現や不自然な表現を避け、相手が微妙にムッとしかねない要素を排除できます。
体型を表現する語にもポジティブな語、ネガティブな語、特に肯定否定のニュアンスを伴わない語があります。こうした言葉に関する知識は、意図しない失礼な発言を避けるためには必要な知識と言えるでしょう。
相手の体型を評するような話題は基本的には失礼な話になりやすいので、基本的には避けた方が無難ではあります。
英語には頭の良し悪しを形容する表現が沢山あります。「頭のよさ」を表現する語もあれば、「頭のわるさ」を表現する語も豊富です。
愚かさ・バカさにも色々なニュアンスがあります。腹立たしい愚かさ、許せるおバカさ、呆れてしまうような能なし加減など。英語の形容詞はこうしたニュアンスの違いを一語で言い分けられるものが少なくありません。