外国人は英語でどう言う?使い分けから使い方などを例文付きで解説

「外国人」は英語で何と言えばよい?

外国人

「外国人」という言葉は、日本国外から来た人々を指す際に使用されます。しかし、英語に訳す際には、文脈やニュアンスに応じて様々な表現が存在します。ここでは「外国人」に相当する英語表現をいくつか紹介し、それぞれの用法を詳しく解説していきます。どの表現を使うべきか迷ったときの参考にしてください。

「外国人」の英語訳①foreigner

最も一般的な「外国人」の英訳は「foreigner」です。この単語は、ある国の国籍を持たない人々を指すのに用いられます。ただし、場合によっては排他的な響きを持つことがあるため、使用する際には注意が必要です。

例文①:There are many foreigners living in Tokyo.(東京には多くの外国人が住んでいる。)

例文②:The shop provides services in several languages to accommodate foreigners.(その店は外国人に対応するため、複数の言語でサービスを提供している。)

例文③:As a foreigner, it took me a while to get used to the local customs.(外国人として、地元の習慣に慣れるまでには時間がかかった。)

「外国人」の英語訳②international visitor

「international visitor」は、主に観光や短期滞在を目的とした外国人を指す言葉です。この表現は、外国人を歓迎するポジティブなニュアンスを持っており、観光業界などでよく使用されます。

例文①:The city is popular among international visitors.(その都市は国際的な訪問者に人気がある。)

例文②:We offer guided tours for international visitors to learn about our history.(私たちは国際的な訪問者が歴史を学ぶためのガイド付きツアーを提供している。)

例文③:International visitors often find the traditional festival fascinating.(国際的な訪問者はしばしば伝統的な祭りを魅力的に感じる。)

「外国人」の英語訳③expatriate

「expatriate」は、しばしば「expat」と略され、自国を離れて他国で生活や仕事をしている外国人を指します。この言葉は、特に長期間にわたって海外に住む人々に対して使われることが多いです。

例文①:Many expatriates work in the finance sector.(多くの駐在員が金融セクターで働いている。)

例文②:The expatriate community is very active in this city.(この都市の駐在員コミュニティは非常に活動的だ。)

例文③:He became an expatriate after accepting a job offer abroad.(彼は海外の仕事の申し出を受けて駐在員になった。)

「外国人」の英語訳④alien

「alien」という言葉も「外国人」を指すのに使われますが、現在では法的文脈や公式文書でのみ一般的に使用されることが多く、日常会話ではあまり使われません。この単語は、移民法などで非市民を指す際に用いられることがあります。

例文①:The new immigration policy affects all aliens in the country.(新しい移民政策は国内の全ての外国人に影響を及ぼす。)

例文②:He was classified as an alien worker.(彼は外国人労働者として分類された。)

例文③:Alien residents must comply with the laws of the host country.(外国人居住者は滞在国の法律を遵守しなければならない。)


それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

これまでに挙げた英語表現は、それぞれ異なるニュアンスや文脈で使用されます。ここでは、それぞれの表現がどのような状況で使われるかを簡単にまとめてみましょう。

foreigner:一般的な外国人を指すが、場合によっては排他的な響きを持つ。

international visitor:観光や短期滞在を目的とした外国人に対して使われる歓迎的な表現。

expatriate:自国を離れて他国で生活や仕事をしている外国人、特に長期滞在者を指す。

alien:法的文脈や公式文書で使用されることが多く、日常会話ではあまり使われない。


「外国人」を使う際によく用いられる表現

表現① accommodate foreigners

「accommodate foreigners」という表現は、「外国人を受け入れる」または「外国人のニーズに応じる」という意味です。ホテルやレストランなどのサービス業でよく使われます。

例文:The hotel staff are trained to accommodate foreigners.(ホテルのスタッフは外国人を受け入れるための訓練を受けている。)

表現② expatriate community

「expatriate community」とは、特定の地域に住む外国人たちの集まりやコミュニティを指します。この表現は、海外で生活する外国人が互いに支援し合う様子を表すのに用いられます。

例文:He found support in the expatriate community when he moved abroad.(彼は海外に移住したとき、駐在員コミュニティから支援を得た。)

まとめ

この記事では、「外国人」という日本語を英語に訳す際の様々な表現とその使い分けについて解説しました。それぞれの言葉が持つニュアンスや適切な文脈を理解することで、より適切な英語表現を選ぶことができます。是非この記事を参考にして、英会話に役立ててください!

naga
Weblio編集担当者。
高校時代は英語の偏差値が40台だったが、受験勉強と大学時代の半年の留学でTOEIC870点を取得。以降はほぼほぼNetflixで英語を学習。ストレンジャー・シングスをひたすら繰り返し見ているので、日常会話の語彙がセリフに偏ってるが気にしない。でもやっぱりイギリス英語を話せるようになりたい。



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