項目は英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説

項目は英語でどう言う?使い分けから使い方を例文付きで解説

「項目」は英語で何と言えばよい?

「項目」という言葉は、リストや表、ドキュメントなどにおける個々の内容を指す際に用いられます。英語ではこの「項目」を表現するためにいくつかの単語がありますが、文脈に応じて使い分けることが重要です。以下に、その英訳と使用される状況を詳しく解説していきます。

「項目」の英語訳①item

最も一般的に「項目」を表す英語は「item」です。この単語は、リストやメニュー、アジェンダなどにおける個別の点を指す際に使用されます。例えば、買い物リストの「項目」や会議の議題リストの「項目」などです。

例文①:Please check each item on the list.(リストの各項目を確認してください。)
例文②:The menu has a wide variety of items to choose from.(メニューには選べる項目が豊富にあります。)
例文③:We have several important items to discuss in today’s meeting.(今日の会議で話し合うべき重要な項目がいくつかあります。)

「項目」の英語訳②entry

「entry」は、特に記録やデータベース、辞書などにおける「項目」を指す際に適した単語です。これは、情報が一つずつ記載された個々のデータポイントを意味します。

例文①:Each entry in the database has a unique identifier.(データベースの各項目には固有の識別子があります。)
例文②:The dictionary has over 20,000 entries.(その辞書には20,000以上の項目があります。)
例文③:Please fill in all the required entries on the application form.(申請書の必要な全ての項目に記入してください。)

「項目」の英語訳③category

「category」は、類似の「項目」をグループ化する際に用いられる単語です。これは、分類や種類を示す際に特に適しています。

例文①:Please sort the items into different categories.(項目を異なるカテゴリーに分類してください。)
例文②:This blog has several categories for different topics.(このブログには様々なトピックのためのカテゴリーがいくつかあります。)
例文③:Which category does this item belong to?(この項目はどのカテゴリーに属しますか?)

「項目」の英語訳④topic

「topic」は、話題や議論の対象となる「項目」を指す際に使用されます。この単語は、会話、議論、講演、または書かれた文書の中心となる主題を表します。

例文①:The main topic of today’s lecture is global warming.(今日の講義の主要な項目は地球温暖化です。) 例文②:We covered various topics in our meeting.(私たちの会議では様々な項目が取り上げられました。) 例文③:Choose a topic for your essay.(あなたのエッセイの項目を選んでください。)

「項目」の英語訳⑤field

「field」は、特定の学問や専門分野に関連する「項目」を指すときに用いられます。この単語は、特定の知識や技術の領域を表すのに適しています。

例文①:He is an expert in the field of artificial intelligence.(彼は人工知能の分野での専門家です。) 例文②:This field of research is rapidly advancing.(この研究項目は急速に進歩しています。) 例文③:Field-specific knowledge is essential for this job.(この仕事には項目固有の知識が不可欠です。)

「項目」の英語訳⑥subject

「subject」は、話題、教科、または研究の対象となる「項目」を指します。この単語は教育、学問、研究の文脈で特によく使われます。

例文①:Mathematics is my favorite subject.(数学は私の好きな項目です。) 例文②:The subject of his talk was very interesting.(彼の話の項目は非常に興味深いものでした。) 例文③:Choose a subject for your thesis.(あなたの論文の項目を選んでください。)

「項目」の英語訳⑦headword

「headword」は、特に辞書や索引などで見出し語として使用される「項目」を指します。これは、各項目のタイトルやキーワードとして機能します。

例文①:You can find the definition under the headword in the dictionary.(辞書でその見出し語の下に定義が見つかります。) 例文②:Each headword is carefully selected for the glossary.(用語集の各項目は慎重に選ばれます。) 例文③:The headword list was alphabetically ordered.(見出し語のリストはアルファベット順に並べられました。)

「項目」の英語訳⑧chapter

「chapter」は、本やドキュメントの中の個別の「項目」やセクションを指し、一つの主題やテーマに焦点を当てた部分です。

例文①:Please read chapter 4 before next class.(次の授業までに第4項目を読んでください。) 例文②:The book is divided into several chapters.(その本はいくつかの項目に分かれています。) 例文③:He wrote a chapter on environmental policies.(彼は環境政策に関する項目を書きました。)

「項目」の英語訳⑨section

「section」は、文書や出版物の中の一部分を指す言葉で、特定のトピックや内容に関連する「項目」を意味します。

例文①:The report has a section on market trends.(そのレポートには市場動向の項目があります。) 例文②:See the reference section for more details.(詳細については参考項目をご覧ください。) 例文③:This section of the manual explains the setup process.(このマニュアルの項目はセットアッププロセスを説明しています。)


それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここまで、英語で「項目」を表す様々な単語とその使い方を見てきました。それぞれの単語は似ているようでいて、使われる文脈やニュアンスに違いがあります。以下にそれらの違いを簡潔にまとめます。

①item:リストやメニュー、アジェンダの個々の点。具体的なオブジェクトやタスクを指す際に使用されます。

②entry:記録やデータベース、辞書の個々のデータポイント。個別の情報や記録が列挙される文脈で使われます。

③category:類似の項目をグループ化する際の分類や種類。共通の特徴を持つ項目の集合を表すのに適しています。

④topic:話題や議論の対象となる項目。会話、議論、講演、または書かれた文書の中心となる主題を指します。

⑤field:特定の学問や専門分野に関連する項目。特定の知識や技術の領域を表すのに使われます。

⑥subject:話題、教科、または研究の対象となる項目。教育、学問、研究の文脈で特によく使われます。

⑦headword:辞書や索引で使われる見出し語。各項目のタイトルやキーワードとして機能します。

⑧chapter:本やドキュメントの中の個別のセクションや部分。一つの主題やテーマに焦点を当てた内容を含みます。

⑨section:文書や出版物の中の一部分。特定のトピックや内容に関連する部分を指します。


「項目」を使う際によく用いられる表現

表現① list an item

「list an item」という表現は、「項目をリストに載せる」という意味です。これは、何かを一覧にして整理する際に使われます。

例文:Please list all the items you need to buy.(買う必要のある全ての項目をリストにしてください。)

表現② fill in an entry

「fill in an entry」という表現は、「項目に記入する」という意味で、フォームやアンケートなどに情報を入力する際に使用されます。

例文:Make sure to fill in every entry on the form.(フォームのすべての項目に記入するようにしてください。)

表現③ categorize items

「categorize items」という表現は、「項目をカテゴリー分けする」という意味で、物事を整理しやすくするために使われます。

例文:We need to categorize all items before the inventory check.(在庫確認の前に、全ての項目をカテゴリー分けする必要があります。)

表現④ discuss a topic

「discuss a topic」という表現は、「項目について話し合う」という意味で、特定の話題や議題に焦点を当てた会話や討論の際に使われます。

例文:In the next meeting, we will discuss the topic of sustainability.(次の会議では、持続可能性の項目について話し合います。)

表現⑤ specialize in a field

「specialize in a field」という表現は、「特定の分野に専門化する」という意味で、学問や職業の特定の領域に深く関与することを指します。

例文:She specializes in the field of molecular biology.(彼女は分子生物学の分野に専門化しています。)

表現⑥ study a subject

「study a subject」という表現は、「項目を学ぶ」という意味で、特定の教科や研究対象を深く掘り下げる際に使用されます。

例文:I need to study the subject of European history for my final exam.(最終試験のために、ヨーロッパ史の項目を学ぶ必要があります。)

表現⑦ look up a headword

「look up a headword」という表現は、「見出し語を調べる」という意味で、辞書や参考書で特定の単語や用語を探す際に用いられます。

例文:You can look up the headword in the online dictionary.(オンライン辞書でその見出し語を調べることができます。)

表現⑧ read a chapter

「read a chapter」という表現は、「項目を読む」という意味で、本やドキュメントの特定のセクションや部分を指し示す際に使われます。

例文:Please read chapter three for tomorrow’s class.(明日の授業のために、第三項目を読んでください。)

表現⑨ go over a section

「go over a section」という表現は、「項目をよく確認する」という意味で、文書や出版物の特定の部分を詳細に見ることを指します。

例文:We will go over each section of the report in the meeting.(会議でレポートの各項目を詳細に確認します。)

まとめ

この記事では、「項目」という日本語を英語でどのように表現するか、その英訳と文脈に応じた使い分けについて解説しました。item、entry、categoryといった単語は、それぞれ異なる状況で活用されるため、正確な英語表現を身につけるにはこれらの違いを理解することが重要です。日常生活やビジネスシーンで「項目」を英語で表現する際には、この記事が役立つでしょう。


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