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異常気象は英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説

「異常気象」は英語で何と言えばよい?

「異常気象」という言葉を英語で表現する際には、いくつかの選択肢があります。この記事では、それぞれの英語表現が持つニュアンスや使い分けについて詳しく解説していきます。気候変動に関するニュースや学術的な議論でよく耳にするこの用語を、正確に英語で伝えられるようになりましょう。

「異常気象」の英語訳① extreme weather

「異常気象」の最も一般的な英語訳は「extreme weather」です。この表現は、通常とは異なる極端な気候パターンを指し、しばしば自然災害と関連して使われます。例えば、猛烈な嵐、記録的な高温、大雨などがこれに該当します。

例文①: The region experienced extreme weather, with a record-breaking heatwave. (その地域は記録的な熱波を伴う異常気象に見舞われた。)
例文②: Extreme weather events are becoming more frequent due to climate change. (気候変動により、異常気象の発生が増加している。)
例文③: We need to prepare for extreme weather conditions expected this winter. (私たちは、この冬に予想される異常気象に備える必要がある。)

「異常気象」の英語訳② severe weather

別の表現として「severe weather」があります。これは「extreme weather」と同様に、厳しい気象条件を指す言葉ですが、特に危険や破壊を伴う強い天候を想起させます。たとえば、竜巻や大規模な雷雨などが含まれます。

例文①: The forecast warns of severe weather, including the possibility of tornadoes. (予報では、竜巻の可能性を含む厳しい天候に警告している。)
例文②: Severe weather disrupted the outdoor event. (厳しい天候が野外イベントを中断させた。)
例文③: Emergency services are on high alert for any severe weather incidents. (緊急サービスは、厳しい天候による事故に対して高い警戒をしている。)

「異常気象」の英語訳③ anomalous weather

より学術的な文脈で使われることのある「anomalous weather」は、「異常気象」の別の訳語です。これは、統計的に見て通常とは異なる気象パターンを指し、研究や報告書で用いられることが多いです。

例文①: The study focuses on the effects of anomalous weather patterns on agriculture. (その研究は、農業に対する異常な気象パターンの影響に焦点を当てている。)
例文②: Anomalous weather has been recorded in various parts of the world. (世界のさまざまな地域で異常気象が記録されている。)
例文③: Scientists are investigating the link between anomalous weather and global warming. (科学者たちは、異常気象と地球温暖化の関連を調査している。)


それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここで、上記で解説した各英語表現のニュアンスや使われる文脈の違いをまとめます。これらの違いを理解することで、適切な状況で正確な表現を使い分けることができるようになります。

extreme weather:自然災害と関連する極端な気象条件
severe weather:危険や破壊を伴う強い天候
anomalous weather:学術的な文脈で用いられる、統計的に通常と異なる気象パターン


「異常気象」を使う際によく用いられる表現

表現① prepare for extreme weather

「prepare for extreme weather」は「異常気象に備える」という意味の表現です。このフレーズは、災害対策や緊急時の準備に関する文脈でよく使われます。

例文:We must prepare for extreme weather to minimize damage. (私たちは、被害を最小限に抑えるために異常気象に備える必要がある。)

表現② combat the effects of extreme weather

「combat the effects of extreme weather」は「異常気象の影響と戦う」という意味のフレーズです。気候変動の影響を軽減するための取り組みや政策に関連して使用されることが多いです。

例文:The government is investing in infrastructure to combat the effects of extreme weather. (政府は、異常気象の影響と戦うためにインフラに投資している。)

まとめ

この記事では、「異常気象」という日本語を英語でどのように表現するか、そのニュアンスや文脈の違いを含めて解説しました。適切な英語表現を選ぶことで、より正確に情報を伝えることができます。気候変動に関する議論や報告書の作成、日常会話での使用など、さまざまな場面で役立つ知識となるでしょう。

naga
Weblio編集担当者。
高校時代は英語の偏差値が40台だったが、受験勉強と大学時代の半年の留学でTOEIC870点を取得。以降はほぼほぼNetflixで英語を学習。ストレンジャー・シングスをひたすら繰り返し見ているので、日常会話の語彙がセリフに偏ってるが気にしない。でもやっぱりイギリス英語を話せるようになりたい。



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