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仕方ないは英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説

「仕方ない」は英語で何と言えばよい?

日本語の「仕方ない」という表現は、英語でさまざまな方法で表現されます。この記事では、「仕方ない」に相当する英語表現をいくつか紹介し、それぞれのニュアンスや使い分けについて解説します。日常会話からビジネスシーンまで、幅広い状況で役立つ表現を例文と共にご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

「仕方ない」の英語訳① It can’t be helped

「仕方ない」という感覚を表す最も一般的な英語表現は「It can’t be helped」です。このフレーズは、どうすることもできない状況や、避けられない事態を受け入れる際に用いられます。特に、日本の文化における「しょうがない」のような諦めの感情を表す際に適しています。

例文①:There was a traffic jam, so I was late for the meeting. It can’t be helped.(渋滞に巻き込まれて、会議に遅れてしまった。仕方ない。)

例文②:The flight was cancelled due to bad weather. It can’t be helped.(悪天候のためにフライトがキャンセルされた。仕方ない。)

例文③:I lost my favorite pen, but it can’t be helped.(お気に入りのペンをなくしてしまったけど、仕方ない。)

「仕方ない」の英語訳② No choice but to

「仕方ない」という状況を表す別の表現は、「No choice but to」です。これは、特定の行動を取る以外に選択肢がないことを示す際に使われます。このフレーズは、しぶしぶではあるが、ある行動を取らざるを得ないという意味合いが強いです。

例文①:We have no choice but to postpone the event due to the storm.(嵐のため、イベントを延期するしかない。)

例文②:Since the main road is closed, we have no choice but to take a detour.(メインロードが閉鎖されているので、迂回するしかない。)

例文③:With the deadline approaching, I have no choice but to work late tonight.(締め切りが迫っているので、今夜は遅くまで働くしかない。)

「仕方ない」の英語訳③ That’s life

日常的な会話でよく使われる「That’s life」という表現も、「仕方ない」と同様の意味を持ちます。このフレーズは、人生における不運や不都合な出来事を受け入れる際に用いられることが多いです。人生の一部として、起こるべくして起こったことを受け入れるというニュアンスが含まれています。

例文①:He broke up with his girlfriend, but that’s life.(彼は彼女と別れたけど、それが人生だ。)

例文②:I didn’t win the lottery, but that’s life.(宝くじには当たらなかったけど、それが人生だ。)

例文③:Sometimes you make mistakes, but that’s life.(時には間違いを犯すこともあるけれど、それが人生だ。)

「仕方ない」の英語訳④ Such is life

「Such is life」という表現も、「仕方ない」と同じような状況で使われます。これは、「That’s life」とほぼ同じ意味ですが、やや文学的な響きがあり、人生の不条理や皮肉を表現する際に使われることがあります。

例文①:We lost the game, but such is life.(試合には負けたけど、それが人生だ。)

例文②:My car broke down again, such is life.(また車が故障したよ、それが人生だ。)

例文③:I missed the last train home, such is life.(最終電車を逃したよ、それが人生だ。)


それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここで、上記で解説した各英語表現のニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。これを読めば、各表現の微妙な違いを理解し、適切な状況で使い分けることができるようになります。

It can’t be helped:避けられない状況や事態を受け入れる際に使われる。

No choice but to:特定の行動を取る以外に選択肢がないことを示す。

That’s life:人生の不運や不都合な出来事を受け入れる際に使われる。

Such is life:人生の不条理や皮肉を表現する際に使われる。


「仕方ない」を使う際によく用いられる表現

表現① There’s nothing much we can do

「There’s nothing much we can do」という表現は、「仕方ない」という意味で使われることがあります。これは、どうにもならない状況や、手の打ちようがない場合に使われる表現です。

例文:The decision has been made, there’s nothing much we can do.(決定は下された、我々にできることはほとんどない。)

表現② We just have to accept it

「We just have to accept it」という表現も、「仕方ない」という状況を受け入れるときに使われます。このフレーズは、不本意ながらも現実を受け入れるという意味合いがあります。

例文:The rules have changed, we just have to accept it.(ルールが変わった、我々はそれを受け入れるしかない。)

まとめ

「仕方ない」という日本語の表現は、英語においても様々な形で表されます。今回紹介したフレーズは、日常生活の中で遭遇する様々な状況に対応するためのものです。それぞれの表現には独自のニュアンスがあり、状況に応じて使い分けることが大切です。この記事が、英語での表現力を高める一助となれば幸いです。

naga
Weblio編集担当者。
高校時代は英語の偏差値が40台だったが、受験勉強と大学時代の半年の留学でTOEIC870点を取得。以降はほぼほぼNetflixで英語を学習。ストレンジャー・シングスをひたすら繰り返し見ているので、日常会話の語彙がセリフに偏ってるが気にしない。でもやっぱりイギリス英語を話せるようになりたい。



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