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思い込むは英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説

「思い込む」は英語で何と言えばよい?

「思い込む」という日本語表現は、英語で様々な言い方があります。この記事では、その英訳と使い分けについて、具体的な例文を交えて解説していきます。誤解を招くことなく、適切な英語表現を選ぶための参考にしてください。

「思い込む」の英語訳①convince oneself

「思い込む」の英語訳としてよく使われるのが「convince oneself」です。これは、自分自身を何かしらの考えに確信させるという意味合いを持っています。特に、根拠が薄いにも関わらず、自分を強く信じさせる場合に用いられます。

例文①:He convinced himself that he could win the game.(彼は自分が試合に勝てると思い込んでいた。)
例文②:She convinced herself that her work was perfect.(彼女は自分の仕事が完璧だと思い込んでいた。)
例文③:They convinced themselves that the rumor was true.(彼らはその噂が本当だと思い込んでいた。)

「思い込む」の英語訳②delude oneself

「delude oneself」は、自分をだます、または錯覚に陥るという意味で、「思い込む」と訳されることがあります。この表現は、しばしば否定的な状況や自己欺瞞を伴う場合に使用されます。

例文①:He deluded himself into thinking that he was indispensable.(彼は自分が不可欠だと思い込んでいた。)
例文②:She deluded herself with the belief that everyone liked her.(彼女はみんなが自分を好きだと思い込んでいた。)
例文③:They deluded themselves into believing they could escape reality.(彼らは現実から逃れられると思い込んでいた。)

「思い込む」の英語訳③assume

「assume」は、何かを前提とする、あるいは当然のこととして受け入れるという意味で、「思い込む」と訳されることがあります。この単語は、確証がないにも関わらず、ある事実や状況を信じる際に用いられます。

例文①:He assumed that she would say yes.(彼は彼女が「はい」と言うだろうと思い込んでいた。)
例文②:She assumed that the meeting was canceled.(彼女は会議が中止になったと思い込んでいた。)
例文③:They assumed that the plan would work without any issues.(彼らは計画が何の問題もなく機能するだろうと思い込んでいた。)


それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここで、上記で解説した「思い込む」の英語訳のニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。状況に応じて最適な表現を選ぶ際の参考にしてください。

convince oneself:自分に強く信じ込ませる、しばしば根拠が薄い状況で使用
delude oneself:自己欺瞞や否定的な状況で用いられる、自分をだますこと
assume:確証がない状態で何かを前提とする、当然のこととして受け入れる


「思い込む」を使う際によく用いられる表現

表現① jump to conclusions

「jump to conclusions」は、証拠や十分な情報がないにも関わらず早とちりするという意味の表現です。これは、「思い込む」という行為を表す際によく使われます。

例文:He jumped to conclusions and made a wrong decision.(彼は早とちりして間違った決断をした。)

表現② take for granted

「take for granted」は、当たり前のように思い込む、あるいは価値を認識せずに受け入れるという意味の表現です。何かを過小評価してしまう状況で使われることが多いです。

例文:She took his help for granted and didn’t thank him.(彼女は彼の助けを当然のことと思い込んで、感謝しなかった。)

まとめ

この記事では、「思い込む」という日本語表現を英語でどのように表現するか、そのニュアンスや文脈の違いを例文と共に解説しました。convince oneself、delude oneself、assumeなどの表現を状況に応じて使い分けることで、より正確で自然な英語コミュニケーションが可能になります。また、「jump to conclusions」や「take for granted」といった関連表現も覚えておくと役立つでしょう。

naga
Weblio編集担当者。
高校時代は英語の偏差値が40台だったが、受験勉強と大学時代の半年の留学でTOEIC870点を取得。以降はほぼほぼNetflixで英語を学習。ストレンジャー・シングスをひたすら繰り返し見ているので、日常会話の語彙がセリフに偏ってるが気にしない。でもやっぱりイギリス英語を話せるようになりたい。



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