イギリスで頼みごとをするときは、最後に「~, please?」の一言を言うことが大切です。
イギリスでは、頼みごとをするときに丁寧さを示すために「please」を語尾につけます。「please」を言わないと、命令をしているというニュアンスで受け取られてしまいます。例えば、レストランでオーダーをするとき、買い物の会計を頼むときなどでも店員に対して「please」の一言を忘れないようにしましょう。
Can I have this one, please? (これをください)
Could I have some water, please?(お水をいただけますか?)
「~, please?」は上昇調で言ったほうがやわらかい雰囲気になり、相手に許可を求めているニュアンスになります。例えば、レストラン・ショップでオーダーをするときは「~, please?」を下降調で言い、「お水をいただけますか?」と頼むときは上昇調で言うのが自然です。
一方、アメリカでは「please」を言うことはそれほど重視されていません。イギリスと異なり、「please」を言わなくても失礼な印象を与えるわけではないといえます。ただし、相手への誠意を示すためにも「please」を言う習慣をつけておくと良いかもしれません。