アメリカの経済誌フォーブス(Forbes)が、毎年恒例の「世界でもっとも影響力がある人物」(The World’s Most Powerful People)リスト2015年版を発表しました。
今年の「世界でもっとも影響力ある人物」に選ばれたのは、あの人物です。
ロシア・プーチン大統領が3年連続1位に
「2015年世界でもっとも影響力がある人物」(The World’s Most Powerful People 2015)は、ロシア大統領ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)でした。プーチン大統領は3年連続で「世界でもっとも影響力がある人物」に選出されたことになります。
プーチン大統領を1位に選んだ理由を、フォーブス誌は次のように述べています。
[…] he’s one of the few men in the world powerful enough to do what he wants –and get away with it.
(プーチンは彼がしたいことをして、それでまかり通ってしまうだけの十分な影響力をもつ世界で数少ない男の1人だ)
The World’s Most Powerful People 2015 – Forbes
2位3位には、あの方々
プーチン大統領に次ぐ第2位にはドイツのアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相、第3位にアメリカのバラク・オバマ(Barack Obama)大統領が続いています。
ドイツのメルケル首相は2014年5位でしたが、シリア難民問題やギリシャ経済危機への対応が評価されて2位に浮上したようです。
日本でランクインしたのは
日本で「世界でもっとも影響力がある人物」ランキングにランクインしたのは、トヨタ自動車豊田章男社長(28位)、安倍晋三首相(41位)、日銀黒田東彦総裁(50位)です。
The World’s Most Powerful People 2015 The List – Forbes
トヨタ自動車の社長が高い順位で評価されたのは、経済誌ならではといえるでしょう。実際にTop10にランクインしているのは大統領や首相のように政治に関わる人物だけではありません。マイクロソフト社を創始したビル・ゲイツ(Bill Gates)氏(6位)、GoogleCEOのラリー・ペイジ(Larry Page)氏(10位)がTop10にランクインしています。