【要注意!英語?表現】「オートロック」は微妙に通じない要注意表現

日本語のカタカナ英語表現は、正しい英語表現とは限りません。英語の本来の意味や用法、正しい英語表現を学び直しましょう。

今回の要注意表現は「オートロック」。

オートロックはわゆる「勝手に省略表現」

日本語でオートロックと言うと、基本的にはホテル等における「扉が閉まると自動的に施錠する」仕組みを指します。こうした仕組みは英語では automatic lock あるいは self-locking のように表現します。

automatic lock を略して auto lock なんだからイイじゃん、とも言いたくなりますが、英語では automatic → auto のような省略は基本的にしません。日本語はその辺がゆるゆるですが、英語は違います。

auto は「自動車」を意味する、あくまでも別の語彙です。基本的にはですが。

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auto lock も浸透しつつある気配がある

しかし auto lock という表現が英語圏で全く見られないわけでもありません。

最近では特にスマートフォン関係の機能として自動ロック機構を Auto-Lock と銘打っている例を多々見かけるようになっています。

ホテルのドアの自動ロック機構を auto lock といって通じるかどうかは、まだ大いに懸念の残るところですが、「通じない英語」と位置づけるべきかどうかは検討の余地がありそうです。もちろん automatic lock と正しく表現すれば何も問題は起こらないわけですが。

 

 


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