【要注意!英語?表現】「フルコース」はうまく伝わらない英語?表現

日本語のカタカナ英語表現は、正しい英語表現とは限りません。英語の本来の意味や用法、正しい英語表現を学び直しましょう。

今回の要注意表現は「フルコース」。和製英語というと語弊もありますが・・・

「フルコース」という英語表現はあるが、full course だけでは用いない

料理の用語として用いられる日本語の「フルコース」は、英語では full-course mealfull-course dinner のように表現します。

要は、「full course」と言うには言うのですが、「フルコースの《食事》」のように対象を明示する名詞を伴う言い方が一般的です。単に「full course」とだけ言ってフルコースの料理を指すという言い方は普通はしません。

日本語で言うフルコースは、西洋料理のいわゆる「正餐」における取り揃え、アラカルトではなく種類・構成が決まっていて順序立てて出される一連の料理を指す語。前菜、スープ、魚、肉、野菜、デザート、お飲み物、というように。フルコース料理の中の各構成は「first course」「second course」のように数えられます。

料理以外の物事について「フルコース」という用法も、英語圏にもあります。

「フルコース 」は英語でこう言おう!

今日の会食はフルコースらしい。

Apparently the dinner gathering today is for a full-course meal.



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