「水虫」は、英語では athlete’s foot と表現できます。文字通りに受け取れば「アスリートの足」。通称・俗称の類ではありますが、一般的な英語表現としてはこれで十分です。
医学的な呼称としては tinea pedis のような英語表現があります。これは厳密でフォーマルな言い方ですが、日常英会話で用いる表現とは言いにくいものがあります。
「水虫」に対応する英語表現
athlete’s foot
athlete’s foot は「水虫」を表す最も日常的な表現です。直訳すれば「アスリートの足」を意味します。運動して汗かいて足がムレにムレるようなイメージが連想できます。
そりゃ気持ち悪い!水虫には気を付けて!
That’s disgusting. Beware of Athletes foot. ?
— Joshua Tyree (@joshuatyree74) 2018年1月5日
他人の靴なんかに足突っ込んだら、水虫になるだけだよ。
“if you keep putting yourself in other people’s shoes you’ll just end up with athletes foot”
— olivia hollie (@bluepcean) 2018年1月11日
おれたちは彼とさよならしようとしてたんだけど、水虫のように居座りやがった。
We tried to get rid of him but he’s like athletes foot
— Andrew Link (@BearsLink82) 2017年12月30日
水虫かも…どうしたらいいの?
I think I’ve got athletes foot?? what do you treat it with?! ?
— Katyo (@katyroxaline) 2017年12月28日
水虫(アスリートの足)になっちゃったから運動はできないの。これこそまさに皮肉よね。
"I can't do exercise cus I've got Athletes foot. It's the very definition of irony"
— . (@charottaaa) 2017年12月27日
athlete’s のアポストロフィは省略されてathletes と書かれることもしばしばあります。チャットのような気さくな会話では省略された athletes 表記がもっぱらです。
正式な英語表現としては tinea pedis あるいは ringworm of feet
tinea pedis と ringworm of feet は「水虫」の学術的、医学的な名称で、日本語で言えば「足白癬」にあたります。
日常会話の中で学術的呼称を用いる場面は基本的にありません。これは英語に限らず日本語でも同じです。
まあ、医薬品の表示や医療関係のウェブサイトなどでは tinea pedis や ringworm of feet を目にする機会があるかもしれません(さすがに athlete’s foot はアスリートの面々にとって心証がよくないでしょうし)。
「水虫」の症状を述べて伝える英語表現
足がカユい(itchy)で済ませてはどうか
英語の形容詞 itchy は、身体の部位を主語にとって「痒い」と表現する語です。
場面によっては、「水虫だ」と述べるよりも、「足がめちゃくちゃ痒いんだよね」と述べた方が、状況をより率直に表現できます。場面に応じてより適した英語表現を選びましょう。
足がかゆい
ちなみに itchy の名詞形は itch(痒み)で、動詞 to itch(むずむずする)としても使うことができます。
なんで水虫のこと「アスリートの足」っていうんだろうね。僕は長いことスポーツやってないけど、足が滅茶苦茶痒いんだよ
why do they call it athletes foot? i haven't done sports in years and my foot itches like hell.
— Ali Macofsky (@notalimac) 2018年1月15日