「弁護士」は英語で何と言えばよい?
「弁護士」を英語で使う際に、どのように言えばよいのでしょうか?この記事ではいくつかの英語訳とその使い分けまで解説します。是非参考にしてください。
「弁護士」の英語訳①lawyer
「弁護士」の英語訳として最も一般的に使われるのが「lawyer」です。この言葉は法律を専門とする職業全般を指し、法廷での代理人や法律相談を行う人々を含みます。例えば、「She consulted a lawyer about her case.」(彼女は自分のケースについて弁護士に相談した。)というように使われます。
「弁護士」の英語訳②attorney
「attorney」も「弁護士」を指す言葉ですが、特にアメリカ英語でよく使われます。法的代理人としての意味合いが強く、裁判所での活動に焦点を当てています。例えば、「He hired an attorney to represent him in court.」(彼は法廷で彼を代表するために弁護士を雇った。)というように使用されます。
「弁護士」の英語訳③counsel
「counsel」は法律の助言を提供する「弁護士」を指す表現です。特にビジネスの場での法的アドバイザーとして使われることが多いです。例えば、「The company sought legal counsel to avoid any potential lawsuits.」(会社は潜在的な訴訟を避けるために法律相談を求めた。)というように使われます。
「弁護士」の英語訳④barrister
「barrister」はイギリスや他のコモンローの国で使われる言葉で、特に法廷での弁護を専門とする「弁護士」を指します。例えば、「She became a barrister after passing the bar exam.」(彼女は司法試験に合格してバリスターになった。)というように使われます。
「弁護士」の英語訳⑤solicitor
「solicitor」もイギリス英語で使われる言葉で、主に法的助言を提供し、文書の作成や契約の準備を行う「弁護士」を指します。例えば、「He consulted a solicitor to draft his will.」(彼は遺言を作成するためにソリシターに相談した)というように使われます。
それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ
ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。状況に応じて適切な表現を選ぶことが大切です。
- lawyer:法律を専門とする職業全般を指す。一般的な言い方。
- attorney:アメリカ英語での法的代理人。特に法廷での活動に焦点。
- counsel:法律の助言を提供する弁護士。ビジネスの場で多用。
- barrister:イギリスや他のコモンローの国で法廷弁護を専門とする弁護士。
- solicitor:イギリス英語で法的助言や文書作成を行う弁護士。
「弁護士」を使う際によく用いられる表現
表現① seek legal advice
「seek legal advice」は「法律相談を求める」という意味の表現です。
例文:You should seek legal advice before signing the contract.(契約書にサインする前に法律相談を求めたほうが良い。)
表現② represent in court
「represent in court」は「法廷で代理する」という意味の表現です。
例文:He will represent you in court.(彼が法廷であなたを代理します。)
「弁護士」を使う際に一緒に使われやすい単語
英単語 | 日本語訳 |
---|---|
case | 事件、ケース |
trial | 裁判 |
client | 依頼人 |
legal | 法的な |
advocate | 擁護者 |
まとめ
この記事では、「弁護士」の英語訳として使われる「lawyer」、「attorney」、「counsel」、「barrister」、「solicitor」の違いについて解説しました。それぞれの単語は、使われる国や文脈によって微妙に異なる意味を持っています。例えば、アメリカでは「attorney」が一般的に使われ、イギリスでは「barrister」や「solicitor」が使われることが多いです。これらの違いを理解することで、より適切な表現を選ぶことができます。