こんな表現が使えます
- I’m into ~.
- I’m crazy about ~.
- I’m hooked on ~.
- I’m addicted to ~.
interested in (興味がある)でも十分に通じる
なにかハマっていることはありますか?
は What are you into?
「ハマる」は「趣味などに夢中になる・抜け出せなくなる」という意味合いの表現ですが、英語ではこの「ハマる」の意味合いを前置詞 into で表現できます。be into ~ だけで「~にハマっている」と表現できる、簡単な表現。こなれた感もありますし、前置詞 into のそもそも語義が日本語の「ハマる(嵌る)」のニュアンスに通じます。
興味をもってよく取り組んでいる、熱い関心を注いでいる、夢中になっている、のニュアンスを口語的に表現する、なかなかピッタリの語です。
興味・関心に関する話題は、格好の会話ネタです。自己紹介に、あるいは相手への質問に、ぱっと言えるようになっておきましょう。
目次
「~にハマっています」と英語で表現する上手な言い方
into が「ハマる」にピッタリくる定番の英語表現
into は前置詞で、基本的には「中に(入る)」という意味で用いられる語です。口語表現としては「のめり込む」「夢中になる」という意味合いでも用いられます。
基本的には I’m into ~. のように be動詞を使った叙述で表現されます。be動詞の代わりに get を用いると、「のめり込み出す」というようなニュアンスが表現できます。
アガサ・クリスティがスゴく好きで、著作は全部読みました
最近ボサノヴァにハマってまして
最近はまってることはなんですか
最近はまっている曲
crazy (about~) も中々うまい英語表現
crazy も、口語表現として「熱を上げている」「熱中している」「夢中になっている」という意味合いで用いられる表現です。I’m crazy about ~. のように表現できます。
crazyは基本的に「狂気」「気が触れている」さまを形容する語です。「夢中」と表現する意味合いの用法でも、狂気に近づくような熱の入れようが伝わる表現といえるでしょう。
crazy は趣味への没頭だけでなく、人に恋い焦がれて夢中という状況を表現する文脈でもよく用いられます。
リサが好きすぎて彼女のことを考えずにはいられない
hooked (on~) もアリ
hooked は形容詞で「カギ状の」「カギに引っかかった」という意味合いの表現です。普通に考えれば動詞 hook の過去分詞・形容詞的用法と思われますが、単独の形容詞として扱われています。
hooked も俗な用法で「夢中」を意味します。主に I’m hooked on ~. の形で「(~に)やみつきになっている」「夢中になっている」といった意味が表現できます。
いつも iPhone いじってるけど、何してんの?
😊 I’m hooked on Instagram.
インスタにハマっちゃっててさ
ちなみに hooked には「(麻薬)中毒」という意味もあります。
addicted (to~) も中々うまい英語表現
addicted も hooked と同様、動詞に基づく形容詞であり、「夢中になっている」「中毒である」「どっぷりハマっている」という意味合いを表現する言い方です。I’m addicted to ~. のように表現されます。
addict は「依存症」に近いニュアンスを濃厚に含む語です。やめようと思ってもなかなかやめられないようなハマり度合いが表現できます。
コーヒー中毒でして、少なくとも1日5杯は飲みます
interested in ~(~に興味がある)でも十分
とっさにうまい表現が思い浮かばなくても、基礎的な英語表現である be interested in ~(~に興味がある)と表現すれば趣旨は8割がた伝わります。
really interested(たいへん興味を持っている)のように表現すれば十分に「ハマってる」感が出せるでしょう。
いまJポップにすごくハマってます
フォーマルな場面で「ハマっている」の代わりに「夢中になっている」と表現する英語の言い方
into ~ は日本語の「ハマる」と同様、口語的で少し俗っぽいニュアンスのある英語表現です。使用場面は親密な間柄の気さくな会話に限られます。
crazy は言葉そのものに剣呑な意味合いがあるため、公の場でおいそれと用いてよい英語表現とはいえません。
フォーマルな場面では「最近これに熱中していまして」と述べるような場面では、もう少しカタめの表現を使いましょう。
enthusiastic (about)
enthusiastic は「強く興味を抱いている」「熱心である」という意味合いの語で、「熱中している」すなわち「ハマっている」と表現する言い方です。
口語的な俗なニュアンスは特にないので、公の場でも無難に使えます。
obsessed (with)
obsessed は obsess の過去分詞。形容詞用法で、基本的には「取り憑かれる」という意味合いのある語です。
obsessed は、妄念や邪念が頭にまとわりついて離れない様子を示す他、常に気を取られている・片時も頭から離れない(くらいに熱中している)というハマり具合を表現する場面でも用いられます。
absorbed (in)
absorbed は absorb の過去分詞・形容詞用法で、「夢中になっている」「没頭している」といった意味合いで用いられる表現です。
動詞 absorb は基本的には「吸収する」という意味合いで用いられますが、意識や時間がソレに向けられる・吸い上げられる、といった意味もあります。
「やらずにはいられない」のような言い方でハマっていることを示すのもアリ
直接的に「ハマっている」と表現する他にも、「最近ずっとこれを聴いている」とか「このゲームをプレイせずにはいられない」とか、「その事ばかり考えている」とか「楽しくて仕方がない」とか、そういった趣旨を伝えれば、ハマっていることは十分に伝えられます。
このアプリをやらずにはいられなくなってる
ずっとそれを見続けていました
明けても暮れても釣りのことばかり考えている
アメリカのホームコメディを観るのが楽しくてしょうがない
何かハマっていることはありますか?と尋ねる言い方
会話中では、自己紹介ということで自分の趣味に言及する場面もあれば、会話ネタとして相手に趣味や興味を尋ねる場面もあるでしょう。
相手に尋ねれば、あとは基本的にあいづちを打つ聞き役です。相手に語らせるのも重要な会話技術です。
What are you into?
何かハマっていることはありますか?と尋ねる言い方としては What are you into? が一番しっくり来るフレーズでしょう。前置詞 into が導く対象(すなわちハマっている事)は何ですかと尋ねる言い方です。
crazy もhooked も addicted も、平叙文が into と同様に be動詞を使った文章ですから、基本 What are you ~?の尋ね方が使えます。