外貨の両替は英語では foreign currency exchange のように表現できます。currency exchange あるいは foreign exchange と省略しても大抵は問題なく通じます。
もし「外貨両替」という単語そのものを知りたいというか「外貨を両替したいんですが」という風に英会話の中で表現したい、ということなら、exchange を名詞でなく動詞として使うように発想を切り替えましょう。
「外貨両替」は英語では foreign currency exchange と表現できる
「外貨の両替」に対応する英語表現は foreign currency exchange が基本です。定訳と見なしてしまってよいでしょう。
ちなみに「外貨」は foreign currency 、「両替(所)」は currency exchange といいます。
currency を money と言い換えても通じる
currency (通貨)の代わりに money (お金)を用いて foreign money exchange と述べても問題なく意味は通じます。
とはいえ「外貨両替」に対応する表記としては foreign currency exchange の方が多数派です。
foreign や currency を省略しても通じる
foreign currency exchange を部分的に省略して currency exchange あるいは foreign exchange のように述べても大抵の場面では問題なく通じます。
currency exchange(両替)といえば十中八九は外貨の両替です。
foreign exchange(外国のものの両替)も十中八九は外貨の両替です。
なお foreign exchange は「外国為替」「外為」とも訳される表現です。いわゆる FX 。
両替したい旨を伝える場合は他の英語表現が必要
「外貨両替」を名詞として扱うなら訳語は foreign currency exchange で決まり、といえますが、「どこかで両替したいんだけど」「ここで両替できますか」といった事を述べたい場合はちょっと違った観点が必要です。
exchange を動詞として用いる
exchange は名詞としても動詞としても使える単語です。「両替する」と述べる場合は exchange を動詞として使いましょう。
ここで両替できますか
ここで円をドルに両替できますか
円からドルへの両替はどこでできますか
これを米ドルに両替したい
文脈次第では動詞も省略できる
両替所の窓口で従業員へ「これ両替お願いします」と伝えるような場面なら、「両替」という情報も省いてしまって「これをドルにお願い」くらいの情報を伝えるだけで充分に意思疎通できます。
両替先の通貨(どの通貨に両替するか)は、for や into といった前置詞を使って exchange into ~ と表現すると明示できます。
「両替する」という認識が共有されている場合には、dollars into yen だけでも充分に「ドルを円に」という趣旨は伝わるわけです。
200ドルを円に(両替)お願いします