「皮肉」は英語で何という?例文付きで解説!

「皮肉」は英語で何と言えばよい?

みなさん、「皮肉」を使ったことがありますか?それとも、受けたことがありますか?「皮肉」を英語で使う際に、どのように言えばよいのでしょうか?この記事ではいくつかの英語訳とその使い分けまで解説します。是非参考にしてください。

「皮肉」の英語訳①irony

「皮肉」を英語で表現する際によく使われるのが「irony」です。この「irony」には、期待していた結果とは逆のことが起こるというニュアンスがあります。例えば、雨が降ると思って傘を持ってきたのに、結局晴れ渡った日などに使います。
それでは例文を見てみましょう。

左の画像

Isn’t it ironic that the fire station burned down?
(消防署が燃えたのは皮肉だね。)
右の画像

Yes, it really is.
(本当にそうだね。)

「皮肉」の英語訳②sarcasm

「sarcasm」も「皮肉」として使うことができます。ただし、「sarcasm」は相手をからかうような、少し辛辣なニュアンスを含むことが多いです。例えば、友達が明らかにミスをしたときに、「いい仕事したね!」と言う場合などに使います。
それでは例文を見てみましょう。

左の画像

Nice job on breaking the computer.
(コンピュータ壊して、いい仕事したね。)
右の画像

Thanks, I try my best.
(ありがとう、全力を尽くしたよ。)

「皮肉」の英語訳③satire

「satire」もまた「皮肉」を表現する言葉ですが、これは主に社会問題や政治などを風刺する際に使われます。例えば、政治家の行動を風刺する漫画や記事などでよく見られます。
それでは例文を見てみましょう。

左の画像

The cartoon was a brilliant piece of satire.
(その漫画は素晴らしい風刺の作品だった。)
右の画像

Yes, it really made me think.
(本当に考えさせられたよ。)

それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。状況に応じて適切な表現を選ぶことが大切です。

irony:期待していた結果とは逆のことが起こる場合に使います。例:消防署が燃えたのは皮肉だね。(Isn’t it ironic that the fire station burned down?)
sarcasm:相手をからかうような、少し辛辣なニュアンスを含む場合に使います。例:コンピュータ壊して、いい仕事したね。(Nice job on breaking the computer.)
satire:社会問題や政治などを風刺する際に使います。例:その漫画は素晴らしい風刺の作品だった。(The cartoon was a brilliant piece of satire.)


「皮肉」を使う際によく用いられる表現

表現① drip with sarcasm

「drip with sarcasm」は「皮肉たっぷりの」という意味の表現です。
例文:Her comment was dripping with sarcasm.(彼女のコメントは皮肉たっぷりだった。)

表現② ironically

「ironically」は「皮肉にも」という意味の表現です。
例文:Ironically, he forgot his own birthday.(皮肉にも、彼は自分の誕生日を忘れた。)

「皮肉」を使う際に一緒に使われやすい単語

英単語 日本語訳
mock 嘲る
satirical 風刺的な
sarcastic 皮肉な

まとめ

いかがでしたか?「皮肉」を英語で表現する際には、文脈やニュアンスに応じて「irony」、「sarcasm」、「satire」を使い分けることが重要です。それぞれの違いを理解して、適切に使いこなせるようになりましょう。


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