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連携するは英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説

「連携する」は英語で何と言えばよい?

「連携する」という行為は、複数の人や組織が協力し合って目標を達成することを意味します。英語ではこの概念を表すためにいくつかの表現がありますが、文脈に応じて使い分ける必要があります。この記事では、「連携する」の英語訳とその使い方、さらには使い分けについて例文を交えて詳しく解説します。どの表現をいつ使うべきかを理解することで、より正確で自然な英語表現が可能になります。


「連携する」の英語訳① collaborate

「連携する」の英語訳としてよく使われるのが「collaborate」です。この単語は、特に共同で何かを創造する際や、アイデアを出し合うような状況で用いられます。クリエイティブなプロジェクトや研究開発など、創造性が求められる場面での協力を指す場合に適しています。

例文① Collaborate on a project

例文:The designers and engineers are collaborating on a new product design.(デザイナーとエンジニアが新しい製品設計で連携している。)

例文② Collaborate with someone

例文:She is collaborating with other researchers to publish a paper.(彼女は論文を発表するために他の研究者と連携している。)

例文③ Collaborative effort

例文:It was a collaborative effort that led to the success of the event.(イベントの成功は連携した努力の結果である。)


「連携する」の英語訳② coordinate

「coordinate」は、異なる要素やグループがスムーズに動作するように整えるという意味で、「連携する」と訳せます。この単語は、複数の部署やチームが一つの目標に向かって効率的に動く必要がある場合に適しています。

例文① Coordinate activities

例文:The event planners are coordinating activities to ensure a seamless experience for attendees.(イベントプランナーは参加者にスムーズな体験を提供するために活動を連携している。)

例文② Coordinate with each other

例文:The different departments must coordinate with each other to meet the deadline.(異なる部署は期限を守るために互いに連携する必要がある。)

例文③ Coordinated approach

例文:A coordinated approach is essential for the success of the project.(プロジェクトの成功には連携したアプローチが不可欠である。)

「連携する」の英語訳③ cooperate

「cooperate」は、一般的に協力するという意味で用いられ、「連携する」と訳せます。この単語は、競合する利害を持つ者同士が共通の目的のために力を合わせる場合に特に適しています。

例文① Cooperate on an initiative

例文:The two companies are cooperating on an environmental initiative.(その二つの会社は環境イニシアティブで連携している。)

例文② Cooperate with authorities

例文:The local community is cooperating with authorities to improve public safety.(地域社会は公共の安全を向上させるために当局と連携している。)

例文③ Cooperative relationship

例文:They have established a cooperative relationship to tackle the issue.(彼らはその問題に取り組むために協力関係を築いている。)

それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここで、上記で解説した「連携する」の英語訳のニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。状況に応じて最適な表現を選ぶことが、効果的なコミュニケーションに繋がります。

collaborate:創造的なプロジェクトや研究開発での協力
coordinate:複数の部署やチームが効率的に動くための整理
cooperate:競合する利害を持つ者同士が共通の目的のために協力する状況

「連携する」を使う際によく用いられる表現

表現① work together

「work together」は「一緒に働く」という意味で、協力して何かを成し遂げる際によく使われます。この表現は、特にチームワークが重要な場面で用いられることが多いです。

例文:The team members need to work together to finish the project on time.(チームメンバーはプロジェクトを期限内に終わらせるために協力して働く必要がある。)

表現② join forces

「join forces」は「力を合わせる」という意味で、二つ以上のグループや組織が一つの目標のために協力する際に使われます。この表現は、特に大きな目標や困難な課題に取り組む際に適しています。

例文:The two NGOs have joined forces to provide relief to the disaster-stricken area.(その二つのNGOは被災地への救援を提供するために力を合わせている。)

まとめ

この記事では、「連携する」という日本語の表現を英語でどのように表現するか、そしてそれぞれの表現が持つニュアンスや使われる文脈について解説しました。collaborate、coordinate、cooperateの三つの単語はそれぞれ異なる状況での「連携する」を意味し、適切な使い分けが求められます。また、「work together」や「join forces」といった表現も協力して何かを成し遂げる際に役立ちます。英語でのコミュニケーションにおいては、これらの表現を適切に使い分けることで、より明確で効果的なメッセージを伝えることができるでしょう。

naga
Weblio編集担当者。
高校時代は英語の偏差値が40台だったが、受験勉強と大学時代の半年の留学でTOEIC870点を取得。以降はほぼほぼNetflixで英語を学習。ストレンジャー・シングスをひたすら繰り返し見ているので、日常会話の語彙がセリフに偏ってるが気にしない。でもやっぱりイギリス英語を話せるようになりたい。



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