「tongue」の意味は?どのように使う?
英単語「tongue」は、口の中にある柔らかい器官である「舌」を指すことが多いですが、実はもっと多くの意味があります。「言語能力」や「言葉づかい」といった、言語に関連する使い方もあります。今回は、「tongue」のさまざまな意味とその使い方について、わかりやすく解説していきます。
①「舌」の場合の使い方
「tongue」といえばまずは「舌」です。食べ物の味を感じたり、声を発したりするときに重要な役割を果たします。ちなみに、「tongue」は牛や羊の「タン」として料理にも使われます。
例文:He burned his tongue on the hot soup.(彼は熱いスープで舌をやけどした。)
例文:The cat stuck out its tongue playfully.(猫はふざけて舌を出した。)
②「言語能力」「言葉づかい」の場合の使い方
「tongue」は、人が使う「言語」や「言葉づかい」を表す場合もあります。特定の言語を指すときや、話し方を強調したいときに使います。
例文:She speaks several tongues fluently.(彼女は複数の言語を流暢に話す。)
例文:Mind your tongue when speaking to elders.(年上の人に話すときは言葉づかいに気をつけなさい。)
実際の使用例
これまでに「tongue」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: Wow, this dish is really spicy!
(わあ、この料理は本当に辛いね!)
B: I know, it feels like it’s burning my tongue!
(そうだね、舌が焼けるみたいだよ!)
A: By the way, have you learned any new tongues recently?
(ところで、最近新しい言語を覚えた?)
B: Yes, I’m working on Spanish now.
(うん、今はスペイン語を勉強しているよ。)
「tongue」と似ている単語・同じように使える単語
language
「language」は「言語」を指し、「tongue」の言語としての使い方と似ています。「language」は、特に書き言葉や話し言葉の体系を示します。
例文:English is a widely spoken language around the world.(英語は世界中で広く話されている言語です。)
dialect
「dialect」は「方言」を意味し、特定の地域や集団が使う独自の言葉や言い回しを指します。方言を指すときに「tongue」の代わりに使われることがあります。
例文:He can speak in the local dialect of his hometown.(彼は故郷の地元の方言を話せます。)
それぞれの使い分け方
「tongue」:物理的な舌や一般的な言語能力を指します。
「language」:特定の言語体系やコミュニケーションの手段を表現します。
「dialect」:地域や集団に特有の言語形態や方言を表します。
「tongue」を含む表現・熟語
「tongue」を使ったいくつかの表現や熟語を紹介します。これらの表現は、会話をより豊かにするのに役立ちます。
① on the tip of one’s tongue(喉まで出かかっている)
例文:The answer was on the tip of my tongue, but I just couldn’t remember it.(答えが喉まで出かかっていたが、どうしても思い出せなかった。)
② hold one’s tongue(黙る)
例文:He wanted to say something but decided to hold his tongue.(彼は何か言いたかったが、黙ることにした。)
③ slip of the tongue(言い間違い)
例文:It was just a slip of the tongue, not what I really meant.(単なる言い間違いで、本当に言いたかったことではなかった。)
