英語の日常会話でよく使う「発想が英語的な」絶妙フレーズ

英会話でよく使う定番のフレーズの中には、「日本語文章を英訳する」考え方ではまず思いつけないような、英語独特の言い回しが多々あります。そういう言い回しは丸ごと覚えてしまいましょう。

会話表現は、最初にフレーズごと暗記してしまって、後から単語や文法を理解する、という順序で学習を進めた方が効果的・効率的だったりします。日本語にない種類の発想が必要な表現なら、なおさらです。

そのまま使えるフレーズ集

How does that sound?

どう思われますか

How does that sound (to you)?  は、相手に意見を求める場面で使えるフレーズです。

soundは「音」「鳴る」「音がする」「聞こえる」といった意味合いに加えて「~のように思われる」と訳される意味合いがあります。

単に「どう思いますか」と尋ねる意味では What do you think? と表現してもよいのですが、sound の語を使うことで「どのように受け止めましたか」「あなたにはどう響きましたか」というニュアンスで見解を尋ねられます。

Could you do me a favor?

お願いを聞いてもらえませんか

favor は好意、親切、お引き立て、といった意味の名詞(または動詞)です。形容詞 favorite (お気に入り)の派生元といえる表現です。

日本語で「お願いがあるんだけど」と考える方法では、do me a favor という言い回しはまず思いつきません。do me a favor を丸ごと一個の表現として覚えてしまいましょう。

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I wish I could.

できればそうしたかったんだけど

I wish I could.  は仮定法過去が用いられた構文で、「そうなら良かった(けど現実では違う)」という趣旨を表現するフレーズです。

仮定法を文法的に正しく理解しようとすると頭がこんがらかりがちです。まずは  I wish I could. のフレーズを丸ごと暗記してしまいましょう。

Give me a second.

ちょっとだけ待って

Give me a second. はちょっとだけ時間をちょうだい=少しだけ待って、と伝えるフレーズです。second を省略して Give me a sec. と言ったり、すこし時間幅の大きい感のある minute に置き換えたりできます。

「待ってください」という日本語に基づいて考えると、 Please wait. のような言い方を思いつきがちですが、これは一般的な英語表現とは言えません。意味は通じるとしても、上から目線の粗忽な表現に聞こえます。

Hang on a second.

Hang on a second. も関連表現としてついでに覚えましょう。Give me a second. と同様「ちょっと待って」という意味で使えます。特に電話口では「まだ切らないで」と伝える表現として使えます。

英語で表現する「ちょっと待ってね」「お待ちください」のニュアンス別表現

It’s up to you.

あなた次第です

判断を相手に委ねたいという意向は 、 It’s up to you. と表現できます。 超基本的英単語だけで構成された裏技っぽい言い回し。

up to には膨大な意味・用法があります。《up to + 人》の場合は「その人次第」という意味。余裕が出てきたら up to の用法・用例の広がりを確認してみましょう。

「~次第」という意味を示す表現としては depend on ~ も挙げられます。こちらも頻繁に用いられる表現です。up to は基本的に人を対象としますが、 depend on はその対象に決まりありません。

It depends on the date.
日にちによります

英語で「お任せします」「あなたが決めて」と伝える英語表現フレーズ

So far, so good.

今のところはイイ感じ

ここまでは上手くいっている、現時点では順調、という意味合いは So far, so good. という言い回しでバッチリ表現できます。
so far は単独でも「今のところ」という意味で使われます。

So far, so good. はかなり多用される言い回しで、リスニングの機会でも結構な頻度で耳にします。

After you.

お先にどうぞ

順番を相手に譲るという意味合いは After you. の2語だけで表現できます。

日本語で「先にどうぞ」と述べる言い方とは主客が逆で「自分は後に続きます」という観点に立つ言い方なので、なかなか思いつけない表現です。

Play it by ear.

出たとこ勝負で行こう

play it by ear は「成り行きに任せる」「臨機応変にやる」という意味合いの慣用表現です。事前にこと細かに決めてしまわずに、まずはやってみる、その時の状況に応じて適宜対処する、といった意味で使われます。

playby ear は「聞き覚えで(楽譜に頼らず)演奏する」という意味合いの言い回しです。ここから「指示書がない状態で行動する」という意味に転じた、という風に考えると、ear(耳)の語が登場するのも腑に落ちます。

Let’s play it by ear, and then we can modify it.
まず成り行きに任せよう。そのあと修正しようじゃないか

Go with the flow.

みんなに任せる、合わせるよ

go with the flow は「流れに身を任せる」という意味合いの表現です。

自分には特に主張や意見がなく、周りに合わせて自分も行動する、皆にお任せする、という場面で使えます。

I’m sick of it.

もううんざりだ

sick of ~ は「嫌気がさした」心境を表現する言い回しです。もうたくさんだ、カンベンしてくれ、という意味合いで使えます。

I’m sick of it. はウンザリしている対象が何か明らかな場合に使える表現です。対象が明確でない場合は it を具体的な対象に置き換えましょう。

I’m sick of waiting for her.
本当に待ちくたびれたわ

Shame on you.

何てザマだよ

Shame on you. は相手に対する不満を表明する言い回しです。基本的には相手を非難する意味合いで用います。

Shame on you. のニュアンスは文脈によって大きく変わります。厳格な表情でマジメに述べると「君には失望した」「恥を知りなさい」といった手厳しい叱責のニュアンスを漂わせますが、笑いながらおどけた調子で述べると「けしからん奴やな」「もう勘弁してよ~」という程度の軽い印象になります。

Hang in there.

頑張れ、諦めるな

Hang in there. は相手を応援するかけ声です。弱気になっている人を励ましたり、何かに取り組んでいる人を応援したり、といった場面で使えます。

hang は「踏み止まる」という意味合い、と考えると、「踏ん張れ」の方がニュアンスは近いかもしれません。

I will sleep on it.

考えておくよ

I will sleep on it. は、答えを保留にしておく趣旨を表現する言い回しです。「考えながら寝る」と言って、案件を持ち帰って一晩くらい寝かせることを示すわけです。

I’m on my way.

いま向かっているところです

on one’s way は、ちょうど目的地に向かっている最中という状況を表現する言い方です。友達と待ち合わせしていて、待ち合わせ場所に向かっているところだ、と伝えるような場面に最適です。

I’m going to the place. と表現しても意図するところは伝わりますが、I’m on my way. のほうがこなれた表現として響きます。


聞き取り力を高めるイディオム

now and then

ときどき

now and then はまばらな頻度を表現する言い方で、ほぼ sometimes と同じ意味の語です。日常会話ではよく登場する言い方です。

twenty-four seven

四六時中、年中無休

twenty-four seven は、24時間(1日)および7日(1週間)ということで「ずっと」「休みなく」という意味合いを示す口語表現です。

In japan, convenience store opens twenty-four seven.
日本のコンビニは24時間営業なんだよ

on time

時間通りに

on time は定刻、予定時刻ぴったり、時間に間に合う、という状況を表現する言い方です。

in time と表現すると「時間に遅れないように」という意味になります。「ぎりぎりで」というニュアンスを伴いがちです。

nine times out of ten

十中八九

nine times out of ten は「10回のうち9回」ということで、ほぼ完璧に日本語の「十中八九」と対応する表現です。対応しすぎて逆に思いつかないという盲点。

by and large

大概は

by and large は「全般的には」「大体のところ」という意味合いで用いられる表現です。

「全体的には、順調に進んでいます」という風に、概念的な事柄を総括して述べるような場面でも使えます。

happen to

もしかして

happen は「起こる」という意味があり、 《happen to + 動詞》で「偶然~する」という意味、または、は「もしかして」のようなニュアンスを追加します。

Do you happen to know the result of the match?
もしかしてその試合の結果知ってる?

pros and cons

賛否両論

pros and cons は「賛否両論」という意味で用いられる慣用表現です。 Everything has pros and cons. 「何事にも賛否両論がある」のように使われます。






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