会話を弾ませるには聞き手も話に乗ってほどよく相づちを打つテクニックが必要です。相づちのタイミングやバリエーションは話し手の意欲も左右します。英語に限ったことではありませんが、相手がもっと話したいと思うような聞き上手になることは、高度なテクニックが必要です。
広く無難に使える相づち表現
相手の会話を妨げない無難な相づちにも様々なパターンがあります。
uh‐huh うんうん
Right. そうですねえ
I see. なるほど(ええ、わかります)
I get you. なるほど(そういうことですか)
Well. へえ
Really ? 本当かい
Dear me! ほえ~、いやはや
Then, what happened ? それでどうなったの?
And then? それで?
So what ? は注意が必要
So what ? は「それで?」という意味合いもありますが、往々にして「それがどうした」「だから何だっての」という突き放した意味を込めて用いられます。話に興味がないと思われたり挑発的と受け止められたりする懸念のある言い回しなので、よほど親しくなった相手でなければ使わないほうが無難です。
簡素に伝えることが大事、多用には注意
自分の感想や相手への同情を示す表現なども相づちとして広く用いられます。That’s great. (すばらしい)とか、That’s too bad. (それは残念)とか。Amazing (なんてことだ) とか Incredible (信じられない) とか。
相手の調子を崩さないような、簡潔なリアクションにとどめることが相づちの鉄則です。言葉にすべきとは限りません。表情、首の動き、言葉にならない声色などでも相づちとして用いることができます。
相づちを意識しすぎると、無駄に言葉を挟む回数が増えてしまい、一言一言は短くても相手に煩わしさを感じさせてしまいます。ここぞというタイミングでひとつ差し挟むくらいに考え、相づちの回数はむしろ抑えるよう意識した方がよいでしょう。