「急がば回れ」は英語で何という?例文付きで解説!

「急がば回れ」は英語で何と言えばよい?

みなさん、「急がば回れ」ということわざを知っていますか?これは急いで物事を進めるよりも、慎重にやったほうが結局は早いという意味です。では、この日本語のことわざを英語でどう表現するのでしょうか?この記事ではいくつかの英語訳とその使い分けを解説します。ぜひ参考にしてください。

「急がば回れ」の英語訳①Slow and steady wins the race

「急がば回れ」の英語訳としてよく使われるのが「Slow and steady wins the race」です。この表現は、ゆっくりでも着実に進めることで最終的には成功するという意味です。
具体的な例を見てみましょう。

左の画像

I always rush my work, but I end up making mistakes.
(いつも仕事を急ぐけど、結局ミスをしてしまう。)
右の画像

Slow and steady wins the race, you know.
(急がば回れ、だよ。)

「急がば回れ」の英語訳②Haste makes waste

もう一つの訳として「Haste makes waste」があります。この表現は急いでやるとミスが増えて、結局は時間が無駄になるというニュアンスです。
次の例文も見てみましょう。

左の画像

I need to finish this project quickly.
(このプロジェクトを早く終わらせる必要がある。)
右の画像

Be careful, haste makes waste.
(気をつけて、急がば回れだよ。)

「急がば回れ」の英語訳③Rome wasn’t built in a day

「Rome wasn’t built in a day」もまた、「急がば回れ」の意味を表す表現です。このフレーズは大きな成果を得るためには時間がかかるという意味です。
例文を見てみましょう。

左の画像

I want to become fluent in Spanish quickly.
(スペイン語を早く流暢に話せるようになりたい。)
右の画像

Remember, Rome wasn’t built in a day.
(忘れないで、急がば回れだよ。)

それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめる。手っ取り早く違いを知りたい方はこちらをご覧ください!

Slow and steady wins the race:ゆっくりでも着実に進めることが成功の鍵であるという意味。主に長期的な視点で物事を捉える際に使われる。
Haste makes waste:急いでやるとミスが増えて、結果的に時間が無駄になることを表現。短期的な失敗を避けるためのアドバイスとして使われる。
Rome wasn’t built in a day:大きな成果を得るためには時間がかかることを強調。特に大規模なプロジェクトやスキルの習得に関連して使われる。


「急がば回れ」を使う際によく用いられる表現

表現① Take your time

Take your timeは、焦らずにゆっくりやるという意味の表現である。
例文:Take your time, there’s no rush.(焦らずに、急ぐ必要はないよ。)

表現② Step by step

Step by stepも「急がば回れ」の意味を表す表現で、一歩ずつ進むことを強調する。
例文:We’ll solve this problem step by step.(この問題を一歩ずつ解決していこう。)

「急がば回れ」を使う際に一緒に使われやすい単語

英単語 日本語訳
Patience 忍耐
Thorough 徹底的な
Carefully 慎重に

まとめ

このように、「急がば回れ」を英語で表現する方法はいくつかあります。それぞれの表現には微妙なニュアンスの違いがあり、文脈によって使い分けることが重要です。例えば、長期的な視点で物事を捉える場合は「Slow and steady wins the race」を、短期的な失敗を避けるためには「Haste makes waste」を使うとよいでしょう。大きな成果を目指す際には「Rome wasn’t built in a day」を使うのが適しています。これらの表現を覚えて、状況に応じて使い分けてみてくださいね。




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