海外で体調不良!英語で体調が悪いと説明するには

海外旅行では周りの環境も行動様式もいつもと違ったものになり、思わぬケガをしたり体調を崩してしまったりしやすくなります。健康と海外滞在時間を少しでも損なわないように、できる限りの工夫はしたいものです。

海外で謎の体調不良に襲われ、近くの病院や薬局に駆け込む状況なったら、どこがどう悪いのかを自分で説明できなくてはなりません。正しく自分の状況を説明できることで、適切な治療や処方が期待できます。


→英語で伝える「お薬」の種類・症状・服用の仕方に関する知識

伝え方の基礎

症状を伝える表現としては、たいていの場合 「I have ~(症状).」「I feel ~(感覚).」のような表現で通じます。

たとえば I have a headache.(頭痛がします)。

「痛い」は I have a pain のように表現します。「痛む」ではなくて「痛みを抱えている」と把握すると、いくらか英語表現が思い浮かびやすくなるでしょう。


頭が痛い?

頭痛と一言にいっても、慢性的な頭痛や症候性頭痛など起こる原因や症状は様々あります。どのあたりがどう痛むのか、いつからその痛みがあるのか、などできるだけ詳細に伝えましょう。

特に頭痛は脳、あるいは体のどこかに異常があるサインで場合によっては生死に繋がる場合もあるからです。

頭痛
I have a headache.(頭が痛いです。)

My head aches. とも言えますが I have a headache. の方が普通です。

ズキズキ
My head is throbbing.(頭がズキズキします。)

チクチク
My head is tingling.(頭がチクチクします。)

締めつけられるような
I have a gripping headache.(頭が締めつけられるように痛いです。)

割れるような
I have a splitting headache.(頭が割れるように痛いです。)

偏頭痛
I have a migraine.(偏頭痛がします。)

頭の箇所
I have a pain in front of the head.(前頭部に痛みがあります。)
around the eye or temple(こめかみのあたり)
above the eyes(目の上)
whole the head(頭全体)
across the back of the head(後頭部)

可能性の高い病気
stroke(脳梗塞)
brain tumor(脳腫瘍)


お腹が痛い?

旅行先で多くの人に見られる症状が腹痛。食あたりだけでなく、慣れない食事を続けるストレスなどから生じることもあります。

ただの腹痛なら胃腸薬を飲んでしばらく安静にすれば落ち着くことが多いですが、大事に至る場合もあります。ただならぬ雰囲気を感じたら病院で診てもらうことも考えましょう。

キリキリ
I have a sharp pain in my stomach. / My stomach is killing me.(胃がきりきり痛い。)

シクシク
I have a gripping pain in my stomach. (おなかがシクシク痛い)

胃もたれ
I have a heavy stomach.(胃もたれがします。)

便秘
I am constipated.(便秘気味でして。)

血便
I had blood in my stool.(下血しました。)

便の状態
I have been having diarrhea. / I have the runs.(下痢をしています。)
My stools are hard / soft.(便が硬い/柔らかいです。)

お腹のハリ
I feel bloated.(お腹が張った感じがします。)

鼻が出る?

くしゃみ
I can’t stop sneezing.(くしゃみが止まりません。)

鼻水
I have a running nose.(鼻水が出ます。)

鼻づまり
I have a stuffy nose.(鼻づまりです。)

咳が出る?のどが痛い?


I have a cough.(咳が出ます。)
I have a wheezing cough.(ぜーぜーと咳がでる。)

たん
I cough up a lot of phlegm.(たんがたくさんでる。)

※ phlegm の発音は /flém/


I have a sore throat.(喉が痛いです。)

熱っぽい?


I’m hot with fever. / I have a cold (or fever).(熱があります。)

熱っぽい
I feel feverish.(熱っぽいです。)

微熱
I have a slight cold.(微熱があります。)

高熱
I have a high cold.(高熱があります。)

体温
I have a temperature of 39 degree. / I have a fever of 39 degree.(熱が39度あります。)

平熱
I don’t have a temperature. / My temperature is normal.(平熱です。)

寒気
I feel cold (or chilly).(寒気がします。)

疲れが出た?

関節痛
I have a pain in my joints.(関節が痛いです。)

だるい
I feel sluggish.(体がだるいです。)

肩こり
My shoulders are stiff.(肩がこっています。)

その他の症状、ケガ

旅先でかかる可能性のある体調不良の症状は数えきれないほどあります。海辺・浜辺・川辺・野辺などでアウトドア体験に興じたりするとなおさらです。些細な症状でも診察の手がかりになることもあります。余裕があれば覚えておきましょう。

食欲
I don’t have any appetite.(食欲がありません。)

二日酔い
I got a hangover.(二日酔いです。)

吐き気
I feel nauseous.(吐き気がします。)

めまい
I feel dizzy.(めまいがします。)

充血
My eyes are blood shot.(目が充血しています。)

できもの
I have a rash (pimple).(湿疹(にきび)があります。)

鼻血
I had a noseblood.(鼻血がでました。)

かゆみ
I feel ichy all over my body.(体全体がかゆいです。)

やけど
I burned my hand on the stove.(コンロで火傷をしました。)

擦り傷
I skinned my knees.(ひざを擦り剥きまして。) ※knees で両ひざ。

切り傷
I cut my finger with a paper.(紙で指を切りました。)

捻挫
I sprained my right ankle.(右足を挫いてしまいました。)

意識喪失
I fainted last night.(昨夜ぶっ倒れました。)

脱臼
I dislocated my shoulder.(肩を脱臼しました。)

救護を求める表現その他

町中などでケガ人や急病人に遭遇した場合、あるいは、自分が町中で急病に倒れかけた場合など、診察の場で自覚症状を訴える表現とは別の、助けを求めるフレーズが必要になる場合があります。

  • Please call an ambulance. / Please call 9-1-1.(救急車を呼んでください。)
  • Please take him to the nearest hospital.(彼を一番近い病院に連れて行ってください。)
  • Please send someone to help.(誰か寄こしてください。)
  • Could anyone give him first aid?(誰か彼に応急処置をできませんか?)
  • Could I continue my trip?(旅行をつづけてもかまいませんか。)

救急車を要請する緊急通報用電話番号は、日本では119番ですが(台湾も同じです)、アメリカやカナダでは911、欧州では112、オーストラリアでは000、ニュージーランドでは111、と国によって違うため注意が必要です。 call an ambulance(救急車を)と伝えるのが無難でしょう。

処方箋「prescription
診断書「a medical certificate
内科「internal medicine
外科「surgery
小児科「pediatrics
眼科「opthalmology
耳鼻咽喉科「otolaryngology
婦人科「gynecology
採血「blood test
点滴「I.V./intravenous
カルテ「chart
体温計「thermometer
病歴「clinical history

予防にまさる治療はない

英語には Prevention is better than cure. ということわざがあります。文字通り、「予防は治療にまさる」。

病院に担ぎこまれてからのアレコレに備えるよりも、病院に担ぎこまれる事態にならないよう対策を講じる方が、時間も費用も労力も割かずに済みます。

急病にかかる可能性や事故に巻き込まれる可能性はゼロにはできません。しかし予防し得る要素は極力、予防に努めたほうが得策でしょう。

気候の違いによって体調を崩すなんて事態は(ありがちですが)極力避けましょう。旅行先の気温や湿度が日本とだいぶ違っており、かつ現地のホテルやレストランや移動中の飛行機なんかがキンキンに空調を効かせていて、風邪を招いたりすることがよくあります。衣服による体温管理や湿度管理は工夫次第で対応できます。柔軟に対応できる準備をしておきましょう。

風邪薬や胃腸薬などは日本から持参すると安心です。

旅先によっては衛生環境が日本とは大きく異なることもあります。現地人向けの露店の屋台でオヤツを購入しない、生水を飲まない、生肉・生野菜を避ける、動物にむやみに触れない、といった警戒も必要です。

転ばぬ先の海外旅行保険

海外渡航前の準備段階では「海外旅行保険」への加入がほぼ必須です。

海外の医療事情は、アメリカに代表されるように、医療費の自己負担額がめっぽう高い場合があります。もし緊急入院して手術まで受けるようなことがあれば、もう2~3回くらい海外旅行に行ける額の医療費が請求されることにもなりかねません。

海外旅行保険の多くは、事後の補償だけでなく、緊急時の電話相談にも対応してくれます。体調が悪くなってどうにも困ったら、まずは保険のサポート窓口に相談してみましょう。対応方法を教えてくれたり、救急車の手配のような手続きを代行してくれたり、といった支援をしてくれます。もちろん日本語で相談できるので心強い後ろ盾です。

加入した海外旅行保険がそうしたサポート体制を敷いているかどうかは、加入検討の際に確認しておきましょう。





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