「Actually」はネイティブ同士の英会話でも頻繁に使われる英単語です。「実際には」という意味はよく知られていますが、他にも用法があるということを知っている人は多くはないのではないでしょうか。
「Actually」の様々な用法を学んでネイティブのように使いこなしてしまいましょう。
1.「実は」という意味の「Actually」
「actually」のもっとも一般的な用法は、「実のところ~」であるといえるでしょう。日本語で「実は・・・」と打ち明けるときと同じように用いることができます。意外な事実や今まで打ち明けていなかった事柄について話すときに、「actually」は用いられます。
How was your vacation? Did you enjoy it?
休暇はいかがお過ごしでしたか?楽しめましたか?
Actually, I didn’t take a vacation because I was busy with my project.
実は休暇をとらなかったんだ。プロジェクトが忙しくて
2.新しい話題を提供する「Actually」
Oxford English Dictionaryによれば、「actually」の用法の1つに「Used to introduce a new topic or to add information to a previous statement」があげられています。すなわち、新しい話題を始めたり、前の人の発言に情報を付け加えるときに「actually」を用います。
I heard that Ben had got a new girlfriend.
ベンに新しい彼女ができたらしいよ
She is my ex-girlfriend actually.
彼女、僕が前付き合っていた人なんだ
3.「本当に~である」と強調する「Actually」
「actually」には、事実が本当であると強調する働きもあります。例えば、「彼」がハーバード大学に合格したという事実があるとします。その事実を伝えるときに「actually」を付け加えると、ハーバード大学に合格するなんて信じられないが、彼は本当に合格したんだよというニュアンスが生まれます。
彼は本当にハーバード大学の入学試験に合格した