「鳥人間コンテスト」は読売テレビ主催の人気イベント、英語では the Japan International Birdman Rally といいます。
「鳥人間コンテスト」と同じ趣旨のイベントは海外にもいくつかあります。これらを総称する言い方(一般的呼称)としては Birdman Rally が挙げられます。これは「鳥人間コンテスト」の略称としても適当でしょう。
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読売テレビ「鳥人間コンテスト」の公式英語名は Japan International Birdman Rally
実を言えば、公式ウェブサイトに掲げられているロゴを見るとバッチリ英語名も書いてあります。ロゴから英語名称が Japan International Birdman Rally であることが分かります。
鳥人間コンテスト ― 読売テレビ
なお、「鳥人間」は読売テレビ放送株式会社の登録商標です。
開催回は先頭に添え、開催年は末尾に添える
鳥人間コンテストの記念すべき第1回大会は1977年。以降、毎年恒例のイベントとして定着しました。実施が見送られた年もあったものの、2017年に堂々の第40回を迎えています。
いつの開催か、までを指し示して記述する場合には、先頭に開催回を加えて「 40th Japan International Birdman Rally 」のように表現するか、もしくは、末尾に開催年を添えて「Japan International Birdman Rally 2017」のように表現します。
開催回と開催年を両方盛って「40th Japan International Birdman Rally 2017」と記述しても変ではありません。
総称・カテゴリー名としての「鳥人間コンテスト」は Birdman Rally
Japan International Birdman Rally は日本で読売テレビ主催で行われている「鳥人間コンテスト」を指す名称であり、固有名に該当するシロモノです。
仮に、よその団体が類似の大会を開催したなら、その催しは Japan International Birdman Rally とは呼べないでしょう。しかし Birdman Rally なら、一般名詞的に「鳥人間コンテスト」の意味合いを、ほぼ過不足なく表現できます。
実は海外にも、同種の(人力推進力と滑空だけで飛距離を競うような)イベントがあります。この種類のイベントは Birdman Rally と総称できます。
rally は主に自動車レース等において、同一条件下で記録を競う催しに用いられる語です。もちろん rally 意外の語で表現する余地はあります。たとえば海外の催しでは the Birdman competition という表現が主に用いられている例があります。
海外の事例
日本の「鳥人間コンテスト」と同じコンセプトのイベントとしては、イギリスの The International Bognor Birdman 、オーストラリアの Moomba Birdman Rally などが挙げられます。
まあ、クオリティや方向性は必ずしも日本のソレと一致しているとも言い切れませんが。
何にせよ Birdman(鳥人または飛行家)の語は肝心な部分であり外せません。rally の語は competition とか festival とかいう風に言い換えても趣旨は変わりません。