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「病気」は英語で何と言えばよい?
「病気」という言葉は、健康状態が悪化している状況を指します。英語には「病気」を表すさまざまな言葉がありますが、文脈に応じて適切な表現を選ぶことが重要です。この記事では、日本語の「病気」に相当する英語表現をいくつか紹介し、それぞれのニュアンスや使い分けについて詳しく解説します。
「病気」の英語訳①illness
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「Illness」は一般的に体の不調や疾患を指すために用いられます。これは主に個人が感じる症状や体験に焦点を当てた表現です。
例文:
He is suffering from a severe illness.(彼は重い病気に苦しんでいる。)
「病気」の英語訳②disease
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「Disease」は特定の原因や症状が明確な医学的状態を指します。この語はより正式な医学的診断や公衆衛生の文脈で使われることが多いです。
例文:
Heart disease is a leading cause of death worldwide.(心臓病は世界中で死因の一つです。)
「病気」の英語訳③sickness
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「Sickness」は一般的に広い意味での病気や不調を指し、特に吐き気や嘔吐などの症状を伴う場合に使われることが多いです。
例文:
She called in sick due to a sudden sickness.(彼女は突然の病気で休むと連絡した。)
「病気」の英語訳④ailment
「Ailment」は比較的軽い、非致命的な病気や不調を指す際に使われます。日常的に感じるような一般的な健康問題に対して用いられることが多いです。
例文:
Common ailments include colds and flu.(一般的な病気には風邪やインフルエンザが含まれます。)
それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ
英語で「病気」を表す言葉は、それぞれ異なる状況や感じ方に合わせて使い分けられます。簡単に言えば、
- Illnessは、体が正常に動かない状態を指し、個人の感じる不調全般に使います。
- Diseaseは、医者が診断するような具体的な病気を表し、もっと正式な言葉です。
- Sicknessは、具体的な症状よりも、体調が悪い一般的な感覚を表すのに使われます。
- Ailmentは、日常的に遭遇する軽い病気や体の不調を指します。
このように、話している状況によって、英語で「病気」と言いたいときの言葉を選びましょう。
「病気」を使う際によく用いられる表現
日常会話や医療の文脈で「病気」について話すとき、以下のような表現がよく使われます。
表現① catch a cold
「Catch a cold」は「風邪を引く」という意味です。風邪はとても一般的な病気で、この表現は日常的に使われます。
例文:
I caught a cold and have been sneezing all day.(風邪を引いて、一日中くしゃみが止まらない。)
表現② come down with the flu
「Come down with the flu」は「インフルエンザにかかる」という意味で、インフルエンザは風邪よりも重い病気です。
例文:
She came down with the flu and had to stay in bed for a week.(彼女はインフルエンザにかかり、一週間ベッドにとどまる必要があった。)
表現③ suffer from allergies
「Suffer from allergies」は「アレルギーに悩まされる」という意味で、アレルギー反応も一種の「病気」と見なされることがあります。
例文:
Many people suffer from allergies in the spring.(多くの人が春にアレルギーに悩まされます。)
病気に関連するその他の英語表現
病気について話す際に役立つその他の表現を見てみましょう。
表現④ be diagnosed with [病名]
「Be diagnosed with [病名]」は「[病名]と診断される」という意味です。具体的な病名を指定して使います。
例文:
He was diagnosed with diabetes last year.(彼は昨年、糖尿病と診断された。)
表現⑤ undergo treatment for [病名]
「Undergo treatment for [病名]」は「[病名]の治療を受ける」という意味です。治療中の状態を表します。
例文:
She is undergoing treatment for cancer.(彼女はがんの治療を受けている。)
表現⑥ show symptoms of [病名]
「Show symptoms of [病名]」は「[病名]の症状が出る」という意味で、特定の病気の兆候が見られる状態を指します。
例文:
He showed symptoms of pneumonia.(彼は肺炎の症状が出た。)
表現⑦ take preventive measures against [病名]
「Take preventive measures against [病名]」は「[病名]に対する予防措置を取る」という意味で、病気の予防に関する行動を指します。
例文:
We should take preventive measures against the flu.(インフルエンザに対する予防措置を取るべきだ。)
英語での病名の表現とその使い分け
病名を英語で表現する際には、正確な用語を使うことが重要です。ここでは、一般的な病名の英語表現を紹介します。
病名の英語表現一覧
- Asthma – 喘息
- Cancer – がん
- Diabetes – 糖尿病
- Hypertension – 高血圧
- Influenza – インフルエンザ
カタカナでよく知られる病名の英語読み方
一部の病名はカタカナで表されることが多いですが、その英語読み方を理解しておくと便利です。
- Alzheimer’s Disease – アルツハイマー病
- Parkinson’s Disease – パーキンソン病
- Schizophrenia – 統合失調症
- Epilepsy – てんかん
病名の英語での複数形の使い方
病名を複数形で使う場合は、特に症状や病気の種類が複数ある場合に適しています。
- Allergies – アレルギー
- Calculi (Stones) – 結石(複数の石)
- Ulcers – 潰瘍(複数の潰瘍)
英語での医療関連表現
医療に関する英語表現は、医療施設の種類から診断、治療、予防まで幅広くあります。ここではそれらの表現を紹介します。
医療施設の英語表現
医療サービスを提供する施設には様々な種類があります。それぞれに適した英語表現を覚えておきましょう。
- Hospital – 病院
- Clinic – クリニック
- Pharmacy – 薬局
- Emergency Room (ER) – 救急室
診断に関する英語表現
診断を受ける際の表現は、医療コミュニケーションにおいて非常に重要です。
- Make a diagnosis – 診断を下す
- Undergo testing – 検査を受ける
- Receive a medical examination – 医学的検査を受ける
治療方法の英語表現
治療に関連する英語表現は、その治療方法やアプローチによって異なります。
- Surgical procedure – 外科手術
- Medication/Pharmacotherapy – 薬物治療
- Physical therapy – 理学療法
- Chemotherapy – 化学療法
予防策の英語表現
病気の予防は医療の重要な側面の一つです。予防に関する表現を知っておくと便利です。
- Vaccination – ワクチン接種
- Health screening – 健康診断
- Preventive care – 予防医療
- Lifestyle changes – 生活様式の変更
まとめ
この記事では、「病気」を英語でどう表現するか、その使い分け、関連表現、医療関連の英語表現について簡単に解説しました。正しい表現を使うことで、より正確に状況を伝えることができます。
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