「桜」は英語で cherry-blossom、「お花見」は英語では cherry-blossom viewing と表現できます。
「三分咲き」や「八分咲き」といった開花の程度は、分数の表現+ in bloom で表現できます。そして「満開」は (in) full bloom です。
「お花見」を英語で表現する言い方
花見は英語では cherry-blossom viewing と表現できます。桜の花を見る、という文字通りの表現です。
桜の満開日予想
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— Lincoln at Fair Oaks (@LincolnFairOaks) 2018年3月1日
cherry blossom(s) は「桜(の花)」を指す名詞です。viewing は観覧・鑑賞といった意味合いの名詞です。「cherry blossom」を2語まとめてひとつの名詞として扱い、名詞の形容詞用法として viewing に繋げている、と解釈できるでしょう。
blossom は「花(弁)」を指す語です。桜の花は複数枚の花びらがまとまった形で咲くので、普通は「桜の花」と述べる場合は cherry blossoms と複数形で表現します。ただし、名詞の形容詞用法は原則として複数形を用いず単数形を用いるため、cherry-blossom viewing と表現する場合は s を付けません。
私たちは明日、花見に行きます
桜の開花具合を英語で表現する言い方
花見の季節が近づくと、三分咲き、五分咲き、七分咲き、という開花情報がテレビ等で報じられます。この話題は花見に行く日取りを決める重要な手がかりでもあります。英語でお花見を話題にする場合にも必ず登場するキーワードでしょう。
桜の開花度合いは、英語では「分数表現で割合を示す表現に in bloom (の開花)と加える」という考え方で表現します。
たとえば「三分咲き」なら《3割がた ≓ 3分の1》と捉えるわけです。
桜の「三分咲き」を英語で表現すると
英語で「3分の1」は one-third と表現します。ということで、「三分咲き」は one-third in bloom のように表現できます。
桜の「五分咲き」「七分咲き」を英語で表現する場合は
「五分咲き」の場合は half in bloom と表現できます。すっきりした英語らしい言い方です。
「七分咲き」は《7割がた → 4分の3》ということで three-quarter in bloom と表現できます。大分こなれた英語という感があります。
桜の「満開」を英語で表現するなら
「満開」は英語では in full bloom と表現できます。
ちなみに、月の満ち欠けにおける「満月」は
(the) full moon、ついでに「半月」は half-moon といいます。三日月は crescent moon 、新月は new moon です。
「見頃」「花盛り」と言い換えてもよい
《桜が満開=いちばんイイ時期・花見どき》と表現する意味合いなら、満開を「一番の見頃」「開花のピーク」のように言い換えて best や peak のような英語表現で示す言い方もアリでしょう。
ただ、「桜は7分咲きがいちばんの見頃」という考え方の持ち主とは意思疎通に多少の齟齬は生じるでしょう。
まだまだ開花前の状況を英語で言うと
まだ開花していない=つぼみの状況を表現する場合は in bud と表現しましょう。
bud はつぼみ(蕾)を指す語です。発音は /bʌd/。
あの桜はまだ半分が蕾だ
桜の花の様子を説明する英語表現
(half) in bloom のような表現における bloom は名詞として扱われていますが、bloom は動詞として「咲く」「開花する」という意味でも使えます。
その公園の桜は、先週から開花し始めた
桜が散る様子は fall(落ちる)で表現できます。落花・落葉のニュアンスです。
桜が散る前にお花見に行かねば!
春先にはニュース番組などで全国各地の桜の開花予想日を告げる「桜前線」が報じられますが、この桜前線は日本のマスメディアによる造語表現であり、英語では馴染みの薄い表現といえます。桜前線に対応する表現として Cherry-blossom front という言い方はあります。
「開花予想」は英語で Cherry-blossom forecast と表現されます。
今日の開花予想によりますと、