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残りのは英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説

「残り」は英語で何と言えばよい?

日常会話やビジネスシーンでよく使われる「残り」は、英語でどのように表現されるのでしょうか?この記事では、「残り」に相当する英語表現をいくつか紹介し、それぞれの文脈での使い分けを例文と共に解説します。さまざまなシチュエーションで役立つ表現を学びましょう。

「残り」の英語訳①remainder

「残り」を表す英語の一つに「remainder」があります。これは、特に数学的な文脈や、何かを分割した後の残りの部分を指す際に用いられます。例えば、割り算をした後の余りを指す場合に使うことができます。

例文①:The remainder of the cake was shared among the children.(ケーキの残りは子供たちの間で分けられた。)

例文②:What is the remainder when you divide 15 by 4?(15を4で割ったときの余りは何ですか?)

例文③:He donated the remainder of his estate to charity.(彼は遺産の残りを慈善団体に寄付した。)

「残り」の英語訳②residue

化学や物理学の分野で、何かが反応したり分解したりした後に残る物質を指す場合には「residue」という単語が適しています。この単語は、特に残留物や残渣といった意味合いで使われます。

例文①:The residue at the bottom of the flask was analyzed.(フラスコの底に残った残渣が分析された。)

例文②:After the oil spill, a sticky residue covered the beach.(油の流出後、ビーチには粘着性の残留物が覆われた。)

例文③:The burning of plastic leaves a toxic residue.(プラスチックの燃焼は有毒な残渣を残す。)

「残り」の英語訳③leftover

食事をした後や、何かのプロセスが終わった後に残るものを指す際には「leftover」という言葉が使われます。この言葉は、食べ物だけでなく、一般的な物事における「残り」を指す際にも用いられることがあります。

例文①:We had some leftover chicken for lunch.(昼食には残ったチキンを食べた。)

例文②:The leftover funds will be carried over to next year’s budget.(残った資金は来年度の予算に繰り越される。)

例文③:She made a quilt from leftover fabric scraps.(彼女は残った布の切れ端でキルトを作った。)

「残り」の英語訳④balance

特に金融やビジネスの文脈で、残高や残りの金額を指す際には「balance」という単語が用いられます。この単語は、口座の残高や、決算後の残金を指すのに適しています。

例文①:Please check the balance of your bank account.(銀行口座の残高を確認してください。)

例文②:The balance of the invoice must be paid within 30 days.(請求書の残金は30日以内に支払わなければならない。)

例文③:After the payment, the balance was zero.(支払い後、残高はゼロになった。)

「残り」の英語訳⑤surplus

「surplus」という単語は、特に予算や資源が余っている状態、つまり「余剰」を指す際に使用されます。この言葉は、不足ではなく、必要以上にある「残り」を表現するのに適しています。

例文①:The country has a surplus of oil.(その国は石油が余っている。)

例文②:We need to find a way to use the budget surplus.(予算の余剰をどう使うか方法を見つける必要がある。)

例文③:The surplus food was donated to the homeless shelter.(余った食べ物はホームレスシェルターに寄付された。)


それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここで、上記で解説した各英語訳のニュアンスや使われる文脈の違いをまとめます。これを参考に、適切な表現を選んで使い分けることができます。

remainder:数学的な文脈や、分割後の残りを指す

residue:化学や物理学で、反応後の残留物や残渣を指す

leftover:食事後の残りや、一般的な物事の残りを指す

balance:金融やビジネスで、残高や残金を指す

surplus:予算や資源の余剰、必要以上にある残りを指す


「残り」を使う際によく用いられる表現

表現① save for later

「save for later」は、「後で使うために取っておく」という意味の表現です。特に食べ物や時間、あるいは何かの作業を後で続けるために残しておく場合に使われます。

例文:I’ll save this book for later reading.(この本は後で読むために取っておこう。)

表現② carry over

「carry over」は、「繰り越す」という意味で、特に未使用の予算や残りの時間などを次の期間に持ち越す際に用いられる表現です。

例文:The unused vacation days will be carried over to next year.(使われなかった休暇日数は来年に繰り越される。)

表現③ have something left

「have something left」という表現は、「何かが残っている」という意味で、物質的なものだけでなく、時間やエネルギーなど抽象的な概念にも使用されます。

例文:We still have some time left before the deadline.(締め切りまでにまだ少し時間が残っています。)

表現④ be left with

「be left with」というフレーズは、「~を残される」という意味で、しばしば何かを終えた後に残されたものや状況について述べる際に使われます。

例文:After the party, we were left with a lot of cleaning up to do.(パーティーの後、私たちはたくさんの掃除を残されました。)

表現⑤ run out of

「run out of」という表現は、「~がなくなる」という意味で、残りが少なくなり、最終的には完全に消耗する状況を表します。

例文:We’re running out of milk; I need to buy some more.(牛乳がなくなりそうだから、もっと買ってこないと。)

まとめ

この記事では、「残り」を英語で表現する際に使える様々な単語とその文脈を紹介しました。日常生活やビジネスシーンで適切な英語表現を選ぶことは、コミュニケーションを円滑にし、誤解を避けるために非常に重要です。今回学んだ表現を活用して、より正確かつ効果的な英語コミュニケーションを目指しましょう。


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