わかりやすいは英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説

「わかりやすい」は英語で何と言えばよい?

「わかりやすい」という表現は、何かが理解しやすいことを示す日本語ですが、英語では様々な言い方があります。この記事ではその英訳と使い分けについて、具体的な例を交えて解説します。どんな状況でどの英語を使えば良いのか、この記事を参考にしてみてください。


「わかりやすい」の英語訳①understandable

「わかりやすい」の最も一般的な英訳は「understandable」です。この単語は、情報や説明が明確で、受け手にとって理解しやすい状態を指します。たとえば、説明が簡潔で論理的な場合に使われます。

例文①:The instructions were very understandable.(説明書がとてもわかりやすかった。)

例文②:He gave an understandable summary of the complex report.(彼は複雑な報告書のわかりやすい要約を提供した。)

例文③:Her lecture is always understandable, even for beginners.(彼女の講義は初心者にも常にわかりやすい。)


「わかりやすい」の英語訳②clear

「clear」という単語も「わかりやすい」という意味でよく使われますが、こちらは特に情報がはっきりとしていて、混乱やあいまいさがない状態を指します。直接的で分かりやすい表現が求められる場面で用いられることが多いです。

例文①:Please give me a clear explanation.(わかりやすい説明をしてください。)

例文②:The signs in the airport are very clear.(空港の標識はとてもわかりやすい。)

例文③:She speaks in clear terms so that everyone can understand.(彼女は誰もが理解できるように、わかりやすい言葉を使って話す。)

「わかりやすい」の英語訳③easy to follow

「easy to follow」というフレーズは、特に手順やプロセスが理解しやすいという意味で使われます。この表現は、指示や説明が順序立てられていて、追いやすい状態を示します。

例文①:The recipe is easy to follow.(そのレシピはわかりやすい。)

例文②:His presentation was well-organized and easy to follow.(彼のプレゼンテーションは整理されていて、わかりやすかった。)

例文③:The guidebook provides easy-to-follow directions.(そのガイドブックにはわかりやすい道順が記されている。)

「わかりやすい」の英語訳④accessible

「accessible」という単語は、情報が手に入りやすく、理解しやすいというニュアンスで使われることがあります。特に、一般の人々にも理解しやすいように作られたコンテンツや情報に対して用いられます。

例文①:The museum offers accessible information for all ages.(その博物館は全ての年齢層にわかりやすい情報を提供している。)

例文②:The website is designed to be accessible to a wide audience.(そのウェブサイトは広い観客にわかりやすいように設計されている。)

例文③:Accessible language should be used in public communications.(公共のコミュニケーションにはわかりやすい言語を使用すべきだ。)

それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここまで、様々な「わかりやすい」の英訳とその使い分けについて見てきました。それぞれの単語やフレーズには微妙なニュアンスの違いがありますので、状況に応じて適切な表現を選ぶことが大切です。

  • understandable:情報や説明が明確で、一般的に理解しやすい。
  • clear:情報がはっきりしており、混乱やあいまいさがない。
  • easy to follow:手順やプロセスが順序立てられていて、追いやすい。
  • accessible:情報が手に入りやすく、一般の人々にも理解しやすい。

「わかりやすい」を使う際によく用いられる表現

表現① make sense

「make sense」は「理にかなっている」「納得できる」という意味で、何かが論理的でわかりやすいときに使います。この表現は、話や議論が理解しやすいことを示すのに適しています。

例文:His argument makes sense.(彼の主張は理にかなっている。)

表現② layman’s terms

「layman’s terms」というフレーズは、専門的な内容を一般の人も理解できるように簡単に説明することを意味します。この表現は、専門用語を避け、より広い聴衆に対してわかりやすく情報を伝えたいときに役立ちます。

例文:Please explain it in layman’s terms.(それを素人にもわかるように説明してください。)

まとめ

この記事では、「わかりやすい」という日本語の表現を英語に訳す際の様々な選択肢と、それぞれのニュアンスや文脈の違いについて解説しました。適切な英語表現を選ぶことで、よりクリアで効果的なコミュニケーションが可能になります。今後、英語を使う機会があれば、この記事が役立つことを願っています。

naga
Weblio編集担当者。
高校時代は英語の偏差値が40台だったが、受験勉強と大学時代の半年の留学でTOEIC870点を取得。以降はほぼほぼNetflixで英語を学習。ストレンジャー・シングスをひたすら繰り返し見ているので、日常会話の語彙がセリフに偏ってるが気にしない。でもやっぱりイギリス英語を話せるようになりたい。



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