「given」の意味は?どのように使う?
英単語「given」は、何かを提供したり、与えられた状況を表す単語です。過去分詞として使われ、「~が与えられた」「~が提供された」といった意味があります。ここでは、「given」のさまざまな意味とその使い方について、わかりやすく解説していきましょう。
- 与えられた
- 提供された
- 特定の条件下で
①「与えられた」「提供された」の場合の使い方
「given」は、何かが誰かに与えられた状況を示すときに使われます。例えば、宿題や情報が与えられた場合にこの表現を使います。
例文:Given the task, she knew she had to work hard.(その課題が与えられたので、彼女は一生懸命に働かなければならないとわかった。)
例文:He was thankful for the advice given by his mentor.(彼はメンターから与えられたアドバイスに感謝していた。)
例文:The documents given were crucial for the investigation.(与えられた書類は調査にとって重要だった。)
②「特定の条件下で」の場合の使い方
「given」はまた、特定の条件や状況を示す際にも用いられます。何かを前提として話を進めるときに便利な単語です。
例文:Given the weather, the picnic will be held indoors.(天候を考慮して、ピクニックは屋内で行われる予定です。)
例文:She made a decision given the information available.(彼女は利用可能な情報を踏まえて決断した。)
例文:They will arrive late, given the traffic.(交通渋滞を考慮すると、彼らは遅れて到着するだろう。)
実際の使用例
これまでに「given」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: What do you think about the plan presented?
(提示された計画についてどう思いますか?)
B: Given the budget constraints, it’s quite reasonable.
(予算の制約を考えると、それはかなり妥当だと思います。)
A: The information given was very helpful.
(与えられた情報はとても役に立ちました。)
B: I’m glad to hear that it was useful to you.
(お役に立てて嬉しいです。)
「given」と似ている単語・同じように使える単語
provided
「provided」は「与えられた」「提供された」という意味があり、「given」と似たような使い方ができますが、条件が付けられる際に使われることが多いです。
例文:Provided you finish your homework, you can watch TV.(宿題を終えたら、テレビを見ていいよ。)
considering
「considering」は「~を考慮すれば」という意味で、状況や条件を考える際に「given」と同様に使われます。
例文:Considering the circumstances, they did a great job.(状況を考慮すると、彼らは素晴らしい仕事をした。)
それぞれの使い分け方
「given」:与えられたものや状況を前提に話すときに使います。
「provided」:条件付きで何かを与える場合に使います。
「considering」:何かを考慮する際に使われます。
「given」を含む表現・熟語
「given」は単独で使われることも多いですが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。
① given that(~であることを考慮すると)
例文:Given that he’s experienced, he should manage well.(彼が経験豊富であることを考慮すると、うまく管理できるはずです。)
② given the chance(機会が与えられれば)
例文:She would travel the world, given the chance.(機会が与えられれば、彼女は世界中を旅するだろう。)
③ take it as given(当然のこととみなす)
例文:He took it as given that he would be promoted.(彼は昇進することを当然のこととみなした。)
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