「日付」の英語での正しい読み方、書き方、使い方

「2017年12月8日」のように日付を英語で表現する場合、書き方や使い方に多少の注意が必要です。記述順序、略記のしかた、序数詞の扱い、あるいは前置詞との組み合わせ方など。独特の要領が必要です。

とりわけ予定や約束を伝える場面などでは、日付は正確に伝えなくてはなりません。日付の表現方法を正しく把握し、正しく伝達できるようになっておきましょう。

日付の基本的な記載方法と年月日の記載順

英語の日付には、簡素な表記と丁寧な表記(およびその中間的な表記)がある

英語で日付を記す書き方には、略式の書き方丁寧な書き方があります。

簡略な書き方

略式の書き方は、単にスラッシュで数字を区切り、たとえば「11/8/2016」のように記す書き方です。日常の中ではこの表記が主に使われます。

丁寧な書き方

丁寧な書き方では、月名は数字でなくアルファベットで表記し、日付も序数詞であることを示す接尾辞(など)を添えて、たとえば「November 8th, 2016」のように記述します。

フォーマルな場面やビジネスシーンでは、もっぱら丁寧な書き方が用いられます。これは日付の誤認を防ぐ意味でも有益です。

折衷的な書き方

月をアルファベットで記述し、日は接尾辞を省略した数字で記述する、 November 8, 2016 のような書き方も実際は多く使われています。

日常で誤解なく伝える限りにおいては、ガチガチに構えすぎずに「伝わるように記す」ことを目指せば十分と言えるのかも知れません。

アメリカ英語とイギリス英語では日付の記述順序が異なる

英語の年月日の表記順序は、同じ英語でもアメリカ英語とイギリス英語では順序が異なります

  • アメリカ式は《monthdayyear》の順で並べる
  • イギリス式は《daymonth、year》の順で並べる

スラッシュ区切りの略式表記を用いる場合、たとえば 3/4/2016 のような日付だと、「4月3日」か「3月4日」かと判断に迷ってしまう場面があり得ます。

アメリカ式の日付の順序

アメリカ式表記では 月、日、年 の順で日付が書かれます。また、アルファベット式を使って丁寧に表記する場合は月と日の後にカンマ(,)を挿入します

  • 11/8/2016
  • November 8th, 2016

イギリス式の日付の書き方

イギリス式表記では 日、月、年 の順番で日付が書かれます。カンマは使われません。

  • 8/11/2016
  • 8th November 2016

世界的には日・月・年の順が多数派

ちなみに、英語以外の言語も含めて世界の年月日の記述順を見くらべてみると、アメリカ英語の「月・日・年」の記述順序が実は少数派です。

イギリスやオーストラリアはもちろん、ヨーロッパや北アフリカ、南アメリカなどでも「日・月・年」の順を取る場合が多くを占めています。

日本式の「年月日」の順は中国や韓国などで見られます。

順序に限っていえば「月・日・年」や「日・月・年」を併用している国もあります。

カナダは「月・日・年」「日・月・年」「年・月・日」のいずれの表記も使用される場面があります(!)

参照:Date formats around the world – The Guardian

曜日を加える場合は先頭に置く

年月日に加えて曜日まで記述する場合、アメリカ式・イギリス式の両方とも、最初に曜日を記します

曜日も月名と同じく略式で表記する場合があります。曜日の後にはカンマ(,)を加えます。

アメリカ式表記なら Tuesday, November 8, 2016 のように書きます。

→ 英語の「曜日」の正しい書き方・言い方・伝え方


月日の書き方

日を丁寧に書く場合は序数詞として表記する

日付の「日」を丁寧に記載する場合、1、2、3ではなく1st、2nd、3rdのように序数詞であることを示す接尾辞を添えて記述します。

一の位が1、2、3の数字は1st、2nd、3rdと表記し、その他の数は-thをつけて表記します。ただし11、12、13は一の位にかかわらず -th がつきます。

せっかくなので読み方と併せて把握してしまいましょう。

書き方 読み方
1st first
2nd second
3rd third
4th fourth
5th fifth
6th sixth
7th seventh
8th eighth
9th ninth
10th tenth
11th eleventh
12th twelfth
13th thirteenth
14th fourteenth
15th fifteenth
16th sixteenth
17th seventeenth
18th eighteenth
19th nineteenth
20th twentieth
21st twenty first
22nd twenty second
23rd twenty third
24th twenty fourth
25th twenty fifth
26th twenty sixth
27th twenty seventh
28th twenty eighth
29th twenty ninth
30th thirtieth
31st thirty first

月の表記と略称

日付の丁寧な表記の仕方では、月はアルファベットで記述します。省略して書くことも可能です。

正式表記 省略表記
1月 January Jan.
2月 February Feb.
3月 March Mar.
4月 April Apr.
5月 May May
6月 June Jun.
7月 July Jul.
8月 August Aug.
9月 September Sep.
10月 October Oct.
11月 November Nov.
12月 December Dec.

月をアルファベットで省略表記する方法は、賞味期限(best-before date)や消費期限(expiration date)の表示などで見られます。英語表記の賞味期限は「best by + 日付」「best before + 日付」などの形で書かれます。

best by 07 DEC 2017
賞味期限 2017年12月7日

英語でどう言う?「賞味期限」と「消費期限」 

月名の表記のコツ

  • 語頭は必ず大文字にする。

月は固有名詞に区分されるので語頭は大文字で記述します。

  • 略称は基本的に最初の3文字

省略して記述する場合には初めの3文字だけ記します。最初は大文字です。

省略であることを示すために末尾にピリオド(.)を打つ必要があります。ただし、5月の May は元々3文字である(省略されていない)ためピリオドは付きません。

月名の覚え方のコツ

月名の呼び方と綴りを覚えるには、やはり何回も書いて書き慣れることが一番確実です。読み方を頼りに表記しようとすると、February あたりのスペルが怪しくなりがちです。

月名は語尾の共通する語が連続しているので、数ヶ月ごとにまとめて把握すると効率がよいかもしれません。

  • 1月2月 → 語末が uary
  • 6月7月 → 語頭が ju
  • 9月~12月 → ber 、特に9、11、12月は mber

さらに月名の意味や由来について知ることでもっと着実な記憶への定着が期待できます。

月日の読み方

読み方は基本的に「月・日」もしくは「日 of 月」

表記のバリエーションにかかわらず、月日を声に出して読む場合の読み方は一定です。

まずは「月・日」の順に述べる言い方が基本といえます。たとえばNovember eighth

あるいは、「日・月」の順に入れ替えて eighth of November のように読むことも可能です。この場合は間に of を挿入して読む必要があります。

年まで言及する場合には、年を末尾に、前置詞 in を伴って挿入されます。たとえば2016年11月8日なら November eighth in twenty-sixteen と言います。また、この時、西暦(4桁)の読み方は原則2桁ずつ区切って読まれます。2016年11月8日の例文では、2016年が「20」と「16」に分けられて「twenty-sixteen」と発音されます。

月を含む暦(年月日)の「読み方」

日付を述べる際の「前置詞」の使い方・使い分け方

「期間」について述べる場合の前置詞は「in

ある程度の長さを持った期間として日付を述べる場合は in を使います。

She will come to Japan in July.
彼女は7月に日本に来る予定です

in は、ある程度の長さという点でを指す場合にも多く使われる前置詞です。

He was in his aunt’s house in the second week of July.
7月の第二週、彼はおばの家に居た

「特定の日」を指定する場合の前置詞は「on

「3月6日」のように日まで特定する形なら on を用います。
on May 28, 2016

He went to Izu with his friends on May 28, 2016.
2016年5月28日、彼は友達と一緒に伊豆に行った

月日の前後順にも要注意

月日の記述順はアメリカ英語とイギリス英語で異なります。アメリカ英語では「月/日付/年」の順、イギリス英語では「日付/月/年」の順です。

We arrived at London on 5 August, 2014.
私たちは2014年の8月5日にロンドンについた

曜日も特定の日なので、 on を用います。
on Wednesday

I go running on Wednesdays.
私は水曜日にランニングに行きます

特定のタイミングを捉えるイメージで使う前置詞は at

時間的あるいは空間的な特定のポイントを「点」でピンポイントで指し示す場合には at が使われます。
at the begining of September

iPhone 6 started to sell at the begining of September in 2014.
iPhone 6は2014年の9月のはじめに発売された

○○時も点のイメージで、 at が使われます。
at 5pm

Let’s meet at 5pm.
午後5時に会おう

注意が必要な単語とその前置詞

weekend
イギリス英語では、「週末」と一括りで点として見られるためか主に at が前置詞で用いられます。アメリカ英語では主に on the weekend の様に on が用いられますが、理由ははっきりしません。どちらも文法的には誤りではありません。

I often go to cinema at weekends.
私は週末によく映画館に行く

He didn’t spend time with her on the weekend.
彼はその週末は彼女とは一緒にいなかった

weekday
こちらにはイギリス英語でも at は用いられず、 on が前置詞として用いられます。

We work on weekdays.
私たちは週日に働く

 

年度の表記

1月に始まり12月の終わるカレンダーの暦とは違い、「年度」の表記は会社や学校で1年間の始めと終わりが決められています。英語では会計年度はFiscal year、学年であればAcademic yearまたはschool yearと言い、FY 2015 やAcademic year 2015と表記されます。日本ではどちらも4月1日から翌年の3月31日ですが、アメリカでは会計年度は10月1日から9月30日まで、学年は9月から6月までです。

 





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