「出向」は英語で何という?例文付きで解説!

「出向」は英語で何と言えばよい?

みなさん、「出向」は知っていますか?ビジネスの世界では、社員が別の部署や会社に一時的に派遣されることを指します。では、「出向」を英語でどのように言えばよいのでしょうか?この記事ではいくつかの英語訳とその使い分けについて解説します。ぜひ参考にしてください。

「出向」の英語訳① secondment

「出向」の英語訳として頻繁に使われるのが「secondment」です。この「secondment」には、社員が一定期間、別の部署や他の会社で働くというニュアンスがあります。主にビジネスや官公庁で使われることが多いです。
それでは例文を見てみましょう。

左の画像

He was on secondment to the London office.
(彼はロンドンオフィスに出向していた。)
右の画像

Yes, it was a valuable experience.
(そうだよ、貴重な経験だった。)

「出向」の英語訳② transfer

「transfer」も「出向」として使うことができます。ただし、「secondment」が一時的な派遣を意味するのに対し、「transfer」は通常、永続的な異動を指します。例えば、社員が他の部署や支店に完全に移る場合に使われます。
例文を見てみましょう。

左の画像

She was transferred to the New York office.
(彼女はニューヨークオフィスに転勤した。)
右の画像

I heard she loves it there.
(彼女はその場所が気に入っていると聞いたよ。)

「出向」の英語訳③ temporary assignment

「temporary assignment」も「出向」の意味で使われます。これは、特定の期間だけ別の部署や会社での仕事を指します。「secondment」と似ていますが、よりカジュアルな表現です。
具体的な例を見てみましょう。

左の画像

He has a temporary assignment in the marketing department.
(彼はマーケティング部門で一時的に働いている。)
右の画像

It’s a great opportunity for him.
(彼にとって素晴らしい機会だね。)

それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。状況に応じて適切な表現を選ぶことが大切です。

secondment:社員が一定期間、別の部署や他の会社で働くこと。主にビジネスや官公庁で使われる。
transfer:通常、永続的な異動を指す。社員が他の部署や支店に完全に移る場合に使われる。
temporary assignment:特定の期間だけ別の部署や会社で働くことを指す。secondmentと似ているが、よりカジュアルな表現。


「出向」を使う際によく用いられる表現

表現① on assignment

「on assignment」は「特定の任務や仕事に従事していること」を意味する表現です。
例文:She is currently on assignment in the Tokyo office.
(彼女は現在、東京オフィスで任務についている。)

表現② temporary duty

「temporary duty」は「短期間の任務や出向」を指す表現です。
例文:He is on temporary duty in the finance department.
(彼は財務部門で短期間の任務に就いている。)

「出向」を使う際に一緒に使われやすい単語

英単語 日本語訳
assignment 任務
temporary 一時的な
transfer 転勤
secondment 出向

まとめ

「出向」の英語訳にはいくつかの選択肢があり、それぞれのニュアンスや使われる文脈が異なります。「secondment」は一時的な派遣を意味し、ビジネスや官公庁でよく使われます。「transfer」は通常、永続的な異動を指し、「temporary assignment」は特定の期間だけ別の部署や会社での仕事を意味します。これらの違いを理解して、適切な表現を使いこなしましょう。


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