【国際常識】握手のマナー基本講座

西欧をはじめとする海外の多くの文化圏では、「握手」は相手への友好を示す大事な動作です。とりわけ初対面の相手とのコミュニケーションでは、最初の挨拶の一環として握手が行われます。

日本はお辞儀を重視する文化であり、どちらかというと握手のように触れあう挨拶には消極的といえるかもしれません。海外での基本的な振る舞いとしての握手のマナーは、しっかり把握しておきましょう。

握手は目でも交わす

基本的に握手は右手で行います。特別に握力を込める必要はありませんが、ある程度しっかりと握りましょう。

握手している間は互いに目を見る(目を逸らさない)ことも重視されます。手を握ったまま深々と頭を下げる動作は、立場がどうあれ失礼なヤツだと思われてしまいます。誠意や真心を伝えたいなら、左手を添えて相手の手を包み込むようにしましょう。

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基本的には待機の構えが無難

握手は大事なコミュニケーション、とはいえ、目上の人に握手を求める行為は基本的には失礼視される、イスラム教徒では異性間の握手による接触が避けられる、といった微妙なシチュエーションもあります。握手文化に慣れないうちは、相手に応じて手を差し出すべきかどうか戸惑う場面も多いでしょう。

さしあたり、自分から握手を求めて近寄ろうと息巻くこともないでしょう。その代わり、相手が握手を求める素振りを見せたらすかさず反応する準備をしておきましょう。誠意のこもった握手を交わすことができれば、手を差し出すアクションが少し後手に回っても全然気にすることはありません。

 




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