ドナルド・トランプ氏が大統領選の中で言い放った「ピーナツ」とは

過激な物言いで知られるドナルド・トランプ(Donald Trump)氏。その言動は日本でもたびたび紹介されています。

10月半ばにトランプ氏は米国で講演を行い、質疑応答で外交問題に話題が及んだ際、氏は「それはピーナッツだ」というような発言をしました。さて何のことでしょうか。

peanut は「小物」「はした金」

peanut (複数形でpeanuts)はピーナツ=落花生の実を指す言葉ですが、口語として「取るに足らないもの」という意味があります。

人に対してピーナツ野郎といえば、箸にも棒にもかからない小物、金銭について言う場合には何の足しにもならないような少額を意味します。かなり口悪いニュアンスが含まれます。


背景

Donald Trump by Gage Skidmore 3
Gage Skidmore [CC BY-SA 3.0], via Wikimedia Commons

2015年10月の講演でトランプ氏が「peanuts」と発言した場面は、韓国における在韓米軍の話題についてのやりとりでした。在韓米軍の費用負担はもっぱら米軍によるものだ、というトランプ氏の主張に対し、聴講者が「韓国も防衛費用を負担している」と反論しました。氏はこれに対して「そんなものは米軍の負担に比べればpeanuts(はした金)に過ぎん」と一蹴したというわけです。

参照:
An American Defense Worker Writes On Korea, Donald Trump, And His Harvard Korean Questioner – VDARE.com


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