「大丈夫、きっとうまくいくさ」英語の力強い励まし表現

言葉の力は偉大なものです。前向きで力強い言葉は心を勇気づけてくれます。英語でも「大丈夫だよ」「きっとうまくいくよ」といった力強く前向きな言葉を言えるようになりましょう。

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不安を取り除くフレーズ

できることはやった、あとは成り行きを見守るだけ、という状況では、とかく不安に駆られて気が弱りがちです。でも、心配で神経すり減らしても結果は変わるわけではありませんし、結果が思わしくない場合はいっそう前向きな心持ちが大切になってきます。

人事を尽くして天命を待つの精神で、前向きな気持ちで結果を待つように、言葉を贈ってあげましょう。

All is fine.

何も問題ないよ(大丈夫さ)

all is fine は「問題ない」「大丈夫」といった意味合いで気軽に使えるフレーズです。Everything is fine. とも表現できます。

経過や結果が不本意とう状況でも All is fine. のフレーズが使えます。この場合「しょうがない」「どうしようもない」というニュアンスになります。

Everything is going to be fine.

ぜんぶ上手くいくさ

同じく fine を使った励ましフレーズとしては、everything is going to be fine のような言い方もあります。be fine の代わりに be alright be OKbe great なども使われます。

上手くいく、と断言できる根拠が特にあるわけでないとしても、このように言ってもらえると励まされるものです。強い言葉は前向きな気持ちを支えてくれます。

歌手ユニット・Sweetbox の曲に「Everything’s Gonna Be Alright」という曲があります。 gonna は going to の省略表現で、よりカジュアルで親密なニュアンスの出せる、くだけた言い方です。

What will be, will be.

なるようになるさ

What will be, will be. は英語の慣用句で「そうなるはずのものは、そうなる」、「何事もなるようになる」というような意味合いの定型フレーズです。

心配してもどうしようもない時には、失敗も受け入れる気持ちで気楽に構えることも大切。そういう励まし方もアリでしょう。


相手を勇気づけるフレーズ

自分の力を信じて、と声をかける種類の励ましは、これから事に臨むという状況における最大の贈り物です。持てる力を最大限に引き出せるように背中を押してあげましょう。

声をかけるタイミングや言い方は少し慎重さが必要です。時と場合によってはプレッシャーを与えることにもなり得ます。ここぞという場面で言ってあげましょう。

You can make it.

君ならできるさ

make (it) は「うまくやる」「成し遂げる」という意味合いで広く用いられる言い方です。You can handle it. とも表現できます。

できる、という自信を持って挑むことは、勝利を得るためには欠かせない心理的条件です。自分はできないと思い込んでいては成せるものも成りません。太鼓判を押す感じでドンと伝えてあげましょう。

Believe in yourself.

自分自身を信じて

believe in は「~を信じる」「信頼する」という意味の表現です。再帰代名詞 yourself を置くことで「自分自身を信じなさい」、自分ならできるという自信を持ってと伝える表現にできます。

すこしアレンジして、believe in your possibilities(自分の可能性を信じて)とか、あるいは believe in your own strength(自分自身の強さを信じて)のように述べても、グッとくる一言が伝えられます。


自分の気持ちを伝えて勇気づける便利表現

うまくいくか否かなんて不確実な事を「うまくいくよ」だなんて、とても断言できない、という考え方もあるでしょう。そうなると力強い励ましフレーズは言いにくくなってしまいます。

そういう場合は「自分はそう思うぞ」という主観的断定のニュアンスで表現してみてはいかがでしょうか。不確かなことを述べる抵抗はかなり薄らぎ、大胆な太鼓判も押しやすくなるはずです。

I am sure ~

きっと~だよ

I am sure ~は、自分の確信を伝える表現です。続く文の内容は、it will be fine(上手くいくよ)でもよいでしょうし、 everything is OK(全ては大丈夫)、you will be fine(君は大丈夫)などでもよいでしょう。

You practiced a lot until today. I’m sure everything will be alright.
あなたは今日までたくさん練習しました。全て上手くいくって信じているよ

I am positive ~

絶対に~だ

I am positive ~は、I am sure よりもさらに確信の度合いが強いニュアンスを示す言い方です。I am sure を「きっと~だ」と訳すとすれば、I am positive は「絶対に~だ」くらいの確信度を示します。

There is nothing to worry about. I am positive that you will be fine.
何も心配することはない。君は絶対に大丈夫だよ

I have no doubt ~

~は疑う余地はない

I have no doubt ~は、I am positive と同じくらい確信が強いときに使います。~以下は、「that+主語+動詞+……」と続きますが、口語では接続詞 that が省略されることが多いようです。there is no doubt in my mind ~も同じ意味で使われるフレーズです。

You can make it. I have no doubt you will be successful.
あなたなら大丈夫。絶対に成功しますよ
There is no doubt in my mind you will achieve the goal.
君は絶対に目的を遂げるさ

失敗してしまった場面で励ますフレーズ

果敢に挑戦したけれど失敗・敗北に終わった、という状況では、気落ちした心情を和らげてくれる一言、前向きな気持ちで「これから」に目を向けさせる激励の一言が求められます。

無駄に失敗を引きずらず、ようし次こそはという気持ちを奮い立たせるような強い言葉を贈ってあげましょう。

Better luck next time.

次は大丈夫だよ

Better luck next time. は、「次はもっと幸運に恵まれるよ」あるいは「次こそはうまくいきますように」という励ましの言葉です。意気消沈している人にも投げかけやすい慰めフレーズ。

Tomorrow is another day.

明日は明日の風が吹くってね

映画「風とともに去りぬ」に登場するフレーズとして知られる一言。文字通りに捉えれば「明日は明日というまた別の日」という一文で、気持ちを切り替えていこうと端的に伝えられる一言です。

今回がダメでも再挑戦の機会はあります。不運に苛まれて理不尽な気持ちが渦巻いている人に贈る言葉としては最適でしょう。

Experience is the best teacher.

経験は最良の教師だからね

経験は成長に欠かせません。失敗も大事な経験です。成功は必ずしも最善とは限りません。むしろ成功も失敗も含めて経験から学ぶ姿勢こそが重要です。……という意味合いを込めて、今回の失敗から学ぼうという励まし方もできます。

負け方・失敗の度合いがどんなにヒドくても適用できる、その意味でなかなか使い出のあるフレーズです。

経験の重要さを伝える英語の慣用表現としては、 experience must be bought (経験は買ってでもしろ)とか experience counts(経験がものを言う)といった言い方もあります。


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