「遅延」は英語で何と言えばよい?
みなさん、「遅延」に悩まされたことはありませんか?電車が遅れたり、プロジェクトが予定通りに進まなかったり。「遅延」を英語で表現する際に、どのように言えばよいのでしょうか?
「遅延」の英語訳①delay
遅延の英語訳として最も一般的に使われるのが「delay」である。delayは予定された時間よりも遅れることを指し、日常生活やビジネスシーンで幅広く使われる。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
①The train was delayed by 30 minutes.(電車が30分遅れました。)
②There was a delay in the delivery of the package.(荷物の配達に遅れがありました。)
③The meeting was delayed due to technical issues.(技術的な問題で会議が遅れました。)
「遅延」の英語訳②lateness
latenessも「遅延」として使うことができる。ただし、latenessは個人の遅刻や時間に間に合わないことを強調するニュアンスがある。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
①His lateness caused the team to miss the deadline.(彼の遅刻が原因でチームは締め切りに間に合いませんでした。)
②The teacher was annoyed by the student’s lateness.(先生は生徒の遅刻に苛立っていました。)
③Lateness is not tolerated in this office.(このオフィスでは遅刻は許されません。)
「遅延」の英語訳③tardiness
tardinessは、特に学校や職場での遅刻を指す際に使われる。遅延の理由が個人の行動に起因する場合に適している。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
①Tardiness will result in a penalty.(遅刻は罰則の対象となります。)
②His habitual tardiness is affecting his performance.(彼の常習的な遅刻が彼の業績に影響を与えています。)
③The company has a strict policy against tardiness.(その会社は遅刻に対して厳しい方針を持っています。)
それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ
ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめる。手っ取り早く違いを知りたい方はこちらをご覧ください!
delay:一般的な遅延を指し、交通機関や物流など幅広いシーンで使用される。例:The flight was delayed due to weather conditions.(天候の影響で飛行機が遅れました。)
lateness:個人の遅刻を強調し、時間に間に合わないことを指す。例:Her lateness to the meeting was noted by her manager.(彼女の会議への遅刻は上司に記録されました。)
tardiness:学校や職場での遅刻を指し、個人の行動に起因する遅延を示す。例:Tardiness is not acceptable in this class.(このクラスでは遅刻は許されません。)
「遅延」を使う際によく用いられる表現
表現① cause a delay
cause a delayは遅延を引き起こすという意味の表現である。
例文:Heavy traffic caused a delay in our arrival.(渋滞が原因で到着が遅れました。)
表現② run late
run lateは予定より遅れていることを表す。
例文:We are running late due to the unexpected meeting.(予期せぬ会議のために遅れています。)
「遅延」を使う際に一緒に使われやすい単語
英単語 | 日本語訳 |
---|---|
postpone | 延期する |
reschedule | 再調整する |
hold-up | 停滞 |
setback | 妨げ |
まとめ
遅延を表す英語には、delay、lateness、tardinessなどがあり、それぞれ異なるニュアンスや文脈で使われる。delayは一般的な遅れを指し、latenessは個人の遅刻を強調し、tardinessは特に学校や職場での遅刻を示す。これらの違いを理解し、適切な場面で使い分けることが大切である。