「株式会社」は英語で何と言えばよい?
「株式会社」を英語で使う際に、どのように言えばよいのでしょうか?この記事ではいくつかの英語訳とその使い分けまで解説します。是非参考にしてください。
「株式会社」の英語訳①corporation
「株式会社」の英訳として頻繁に使われるのが「corporation」です。この「corporation」は、法人格を持ち、株主によって所有される企業を指します。例えば、Apple Inc.やGoogle LLCは「corporation」として登録されています。
「株式会社」の英語訳②company
「company」も「株式会社」として使うことができます。ただし、「company」は一般的に企業全般を指す言葉であり、必ずしも株式を発行している企業だけを指すわけではありません。中小企業や家族経営の会社も「company」と呼ばれることがあります。
「株式会社」の英語訳③incorporated (Inc.)
「株式会社」の別の英訳として「incorporated」またはその略である「Inc.」があります。「incorporated」は、法律的に法人格を持つ企業を指し、特にアメリカでは多くの企業名に「Inc.」が付けられます。例えば、Microsoft Corporationは「Microsoft Inc.」とも呼ばれます。
それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ
ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。状況に応じて適切な表現を選ぶことが大切です。
corporation:法人格を持ち、株主によって所有される企業を指す。主に大企業や上場企業に使われる。
company:一般的に企業全般を指す言葉で、中小企業や家族経営の会社も含まれる。
incorporated (Inc.):法律的に法人格を持つ企業を指し、特にアメリカで多く使われる。企業名に「Inc.」が付くことが多い。
「株式会社」を使う際によく用いられる表現
表現①publicly traded company
「publicly traded company」は「公開企業」という意味の表現です。株式市場で株式が取引されている企業を指します。
例文:Our company became a publicly traded company last year.
(私たちの会社は昨年公開企業になりました。)
表現②limited liability company
「limited liability company」は「有限責任会社」という意味で、株主の責任が出資額に限定される会社形態を指します。
例文:We decided to form a limited liability company.
(私たちは有限責任会社を設立することに決めました。)
「株式会社」を使う際に一緒に使われやすい単語
英単語 | 日本語訳 |
---|---|
shareholder | 株主 |
board of directors | 取締役会 |
stock exchange | 株式市場 |
dividend | 配当金 |
まとめ
といったように、「株式会社」を英語で表現する際には、文脈や具体的な状況に応じて適切な単語を選ぶことが重要です。「corporation」は主に大企業や上場企業に使われ、「company」は一般的な企業全般を指します。「incorporated (Inc.)」は特にアメリカでの法人格を持つ企業に使われます。各単語のニュアンスや使われる文脈の違いを理解し、適切に使い分けることが大切です。