「虐待」は英語で何という?例文付きで解説!

「虐待」は英語で何と言えばよい?

みなさん、「虐待」という言葉を聞いたことがありますか?この言葉を英語でどう表現するかご存知ですか?この記事では、「虐待」の英語訳とその使い分けについて解説します。ぜひ参考にしてください。

「虐待」の英語訳① abuse

「虐待」の英語訳として最も頻繁に使われるのが「abuse」です。この「abuse」には「身体的、精神的、性的、または言葉による暴力や搾取」というニュアンスがあります。例えば、家庭内暴力や子供への虐待など、さまざまな場面で使われます。

左の画像

She suffered from abuse as a child.
(彼女は子供の頃に虐待を受けた。)
右の画像

That’s terrible. How is she now?
(それはひどいね。彼女は今どうしているの?)

「虐待」の英語訳② maltreatment

「maltreatment」も「虐待」として使うことができます。ただし、「abuse」が広範な暴力や搾取を指すのに対して、「maltreatment」は「不適切な扱い」や「不当な扱い」というニュアンスを含みます。主に法的な文脈や報告書などで使われることが多いです。

「虐待」の英語訳③ mistreatment

「mistreatment」も「虐待」という意味で使うことができます。この単語は「不適切な扱い」や「不公正な扱い」を指します。「abuse」や「maltreatment」ほど強い意味ではなく、日常的な文脈でも使われることがあります。


それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。状況に応じて適切な表現を選ぶことが大切です。
abuse:身体的、精神的、性的、言葉による暴力や搾取を指す。例:She suffered from abuse as a child.(彼女は子供の頃に虐待を受けた。)
maltreatment:不適切な扱いや不当な扱いを指す。例:The report highlighted cases of maltreatment in the institution.(報告書はその施設での不当な扱いの事例を強調した。)
mistreatment:不適切な扱いや不公正な扱いを指す。例:The workers complained about mistreatment by their employer.(労働者たちは雇用主による不当な扱いについて苦情を言った。)


「虐待」を使う際によく用いられる表現

表現① report abuse

「report abuse」は「虐待を報告する」という意味の表現です。
例文:You should report the abuse to the authorities.
(その虐待を当局に報告すべきだ。)

表現② prevent abuse

「prevent abuse」は「虐待を防ぐ」という意味の表現です。
例文:We need to take measures to prevent abuse.
(虐待を防ぐための対策を講じる必要がある。)

「虐待」を使う際に一緒に使われやすい単語

英単語 日本語訳
victim 被害者
perpetrator 加害者
neglect 無視、怠慢

まとめ

この記事では「虐待」の英語訳とその使い分けについて解説しました。「abuse」は広範な暴力や搾取を指し、「maltreatment」は法的な文脈での不当な扱いを指します。「mistreatment」は日常的な文脈での不適切な扱いを指します。これらの違いを理解して、適切な場面で使い分けることが大切です。


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