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反対には英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説

「反対」は英語で何と言えばよい?

「反対」という言葉は、日本語ではさまざまな文脈で使用されますが、英語にはそれに相当する多様な表現が存在します。この記事では、「反対」の英語での表現とその使い分けについて、例文を交えて詳しく解説していきます。どのシチュエーションでどの表現を使うべきかを理解することで、より正確なコミュニケーションが可能になります。

「反対」の英語訳①opposition

「反対」の英語訳としてよく用いられるのが「opposition」です。この単語は、特に政治的な文脈や、ある意見や提案に対する強い不同意を示す際に使用されます。たとえば、政党が政府の政策に対して反対する場合や、集団内で意見が対立している状況を表すのに適しています。

「反対」の英語訳②against

もう一つの表現は前置詞の「against」です。これは、何かに対する直接的な反対や反感を示す際に使用されることが多いです。例えば、ある提案や計画に賛成ではないことを表明する際や、スポーツの試合で対戦相手を指す際にも使われます。

「反対」の英語訳③objection

「objection」という単語は、反対意見や異議を正式に表明する場合に適した表現です。法的な文脈やフォーマルな会議で、何かに対して反対する理由を述べる際によく使用されます。この単語は、単に反対するだけでなく、その根拠を含めて反対する意味合いが含まれています。

「反対」の英語訳④disagree

「disagree」という動詞は、意見が一致しないことを表す際に使われます。この単語は、個人的な意見の不一致を示すのに適しており、日常会話やビジネスの場面で頻繁に用いられます。また、より柔らかい表現として「I beg to differ」というフレーズもあります。

「反対」の英語訳⑤resist

「resist」という動詞は、何かに対して抵抗する、あるいは反抗するという意味です。物理的な抵抗だけでなく、精神的な抵抗を表す場合にも使用されます。たとえば、誘惑や圧力に屈しない強い意志を持っている状況を表現するのに適しています。


それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

上記で挙げた「反対」の英語訳は、それぞれ異なるニュアンスと文脈を持っています。ここでは、それらの違いを簡潔にまとめてみましょう。

opposition:政治的な文脈や、強い不同意を示す場合に使用。
against:何かに直接的に反対する際や、スポーツの対戦相手を指す際に使用。
objection:反対意見や異議を正式に表明する場合、特に法的な文脈で使用。
disagree:意見の不一致を表す際に使われ、日常会話やビジネスの場で頻繁に使用。
resist:物理的または精神的な抵抗を表す際に使用。


「反対」を使う際によく用いられる表現

表現① stand against

「stand against」というフレーズは、「反対する」という意味で使われます。特に、何かに積極的に立ち向かう、あるいはそれに対して堅固な態度を取るという意味合いがあります。

例文:We must stand against any form of discrimination.(私たちはあらゆる形の差別に反対しなければならない。)

表現② vote against

「vote against」というフレーズは、選挙や投票の際に特定の選択肢に反対票を投じることを意味します。この表現は、民主主義的なプロセスの中で自らの意志を示す際に用いられます。

例文:Many people voted against the proposal in the referendum.(多くの人々が国民投票でその提案に反対票を投じた。)

表現③ speak out against

「speak out against」というフレーズは、公に何かに反対する意見を述べることを意味します。この表現は、社会的な問題や不正に対して声を上げる際によく使われます。

例文:Activists are speaking out against the new law.(活動家たちは新しい法律に公然と反対している。)

まとめ

この記事では、「反対」という日本語の概念を英語でどのように表現するか、そしてそれぞれの表現が持つニュアンスや使われる文脈について解説しました。正確な英語表現を選ぶことは、意図を明確に伝える上で非常に重要です。今回紹介した各表現を適切な場面で使い分けることで、より効果的なコミュニケーションが可能になるでしょう。


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