理由は英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説

「理由」は英語で何と言えばよい?

「理由」を英語で表現する際には、文脈に応じてさまざまな単語が使われます。この記事では、「理由」の英訳とその使い分けについて、具体的な例文を交えて解説していきます。どの英語表現を選ぶべきか、迷った時の参考にしてください。

「理由」の英語訳① reason

「理由」の最も一般的な英訳は「reason」です。この単語は、なぜ何かが起こったのか、またはなぜ何かをする必要があるのかを説明する際に使用されます。例文①:He explained the reason for his absence.(彼は欠席の理由を説明した。)例文②:There must be a good reason why she reacted that way.(彼女がそのように反応したには何かよい理由があるはずだ。)例文③:Can you give me one good reason to stay?(残る一つの良い理由を教えてくれますか?)

「理由」の英語訳② cause

「cause」は、「理由」を示す際に、特に原因と結果の関係を強調する場合に適した単語です。「cause」は、ある事象が別の事象を引き起こした根本的な理由を指します。例文①:The police are still investigating the cause of the fire.(警察は火事の原因をまだ調査している。)例文②:Poor communication can often be the cause of misunderstandings.(不十分なコミュニケーションが誤解の原因となることがよくあります。)例文③:Overeating is a common cause of discomfort.(過食は不快感の一般的な原因です。)

「理由」の英語訳③ basis

「basis」は、ある意見や行動の根拠や基盤となる「理由」を指す際に用いられます。この単語は、しっかりとした理由に基づくというニュアンスを持っています。例文①:The decision was made on the basis of facts.(その決定は事実に基づいて行われた。)例文②:There is no legal basis for the charges.(その告発には法的根拠がない。)例文③:She was hired on the basis of her experience and skills.(彼女は経験とスキルを基に採用された。)

「理由」の英語訳④ motive

「motive」は、特に犯罪や行動の背後にある心理的な動機や「理由」を指すのに使用されます。この単語は、なぜ人が特定の行動をとったのか、その内的な動機を探る際に適しています。例文①:The detective questioned the suspect’s motive for the crime.(探偵は犯罪の動機について容疑者に質問した。)例文②:His motive for helping the charity was purely altruistic.(慈善団体を助ける彼の動機は純粋に利他的だった。)例文③:What could be her motive for lying?(彼女が嘘をつく動機は何だろうか?)

「理由」の英語訳⑤ justification

「justification」は、「理由」を示す際に、その行為や選択が正当化されるべきだという強い主張を伴う場合に適した単語です。この単語は、行動や決定を支持するための論拠や根拠を意味します。例文①:He offered no justification for his behavior.(彼は自分の行動に対する正当化を何も示さなかった。)例文②:There is no justification for such violence.(そのような暴力を正当化する理由はない。)例文③:The policy change requires further justification.(その政策の変更にはさらなる正当化が必要だ。)


それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここで、上記で解説した「理由」の英訳とその文脈の違いをまとめます。理由を示す際には、以下のように適切な単語を選ぶことが大切です。

reason:一般的な理由や説明

cause:原因と結果の関係を強調する理由

basis:根拠や基盤となる理由

motive:心理的な動機や内的な理由

justification:行為や選択を正当化するための理由


「理由」を使う際によく用いられる表現

表現① explain the reason

「explain the reason」は、「理由を説明する」という意味の表現です。例文:He explained the reason for his late arrival.(彼は遅刻した理由を説明した。)

表現② due to

「due to」は、「〜が理由で」「〜のために」という意味で、原因を指摘する際によく使用されます。例文:The flight was canceled due to bad weather.(悪天候のためにフライトはキャンセルされた。)

表現③ on account of

「on account of」も「〜が理由で」という意味を持ち、「due to」と同様に使われますが、ややフォーマルなニュアンスがあります。例文:The event was postponed on account of the storm.(嵐のためにイベントは延期された。)

まとめ

この記事では、「理由」の英語訳とその使い分けについて解説しました。適切な単語を選ぶことで、意図をより正確に伝えることができます。日常会話からビジネスシーンまで、これらの表現を活用してみてください。

naga
Weblio編集担当者。
高校時代は英語の偏差値が40台だったが、受験勉強と大学時代の半年の留学でTOEIC870点を取得。以降はほぼほぼNetflixで英語を学習。ストレンジャー・シングスをひたすら繰り返し見ているので、日常会話の語彙がセリフに偏ってるが気にしない。でもやっぱりイギリス英語を話せるようになりたい。



englishcompany



WebRTCで無料英会話