英語のスラング (slang)は、英会話を円滑にして相手との距離を縮める秘訣です。スラングは根本的には仲間内で共有される言語表現です。スラングに通じていると、仲間意識にも通じる親近感が育ちやすくなります。積極的に身に着けておくだけの価値は大いにあります。
スラングにも程度の差があります。本格的なスラングは、さすがに見聞きする機会も少なく、使い所も難しい上に限られています。他方、すでに広く普及・浸透して定着しつつある種類のスラングは、カジュアルでこなれた表現としてかなり便利に使えます。
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英語のスラング (slang)は、英会話を円滑にして相手との距離を縮める秘訣です。スラングは根本的には仲間内で共有される言語表現です。スラングに通じていると、仲間意識にも通じる親近感が育ちやすくなります。積極的に身に着けておくだけの価値は大いにあります。
スラングにも程度の差があります。本格的なスラングは、さすがに見聞きする機会も少なく、使い所も難しい上に限られています。他方、すでに広く普及・浸透して定着しつつある種類のスラングは、カジュアルでこなれた表現としてかなり便利に使えます。
日本語のオノマトペ的な言い方を英語で表現する場合、その言い方の意味をちゃんと捉え直した上で動詞や副詞に対応づける工夫が必要です。
たとえば「ずっと家でゴロゴロしていた」と言う場合、「何をするでもなく無為に過ごした」「ゆっくり羽を伸ばした」「ずっとテレビを見てだらけていた」という風にニュアンスを絞り込むと、対応するうまい英語表現も見つかりやすくなります。
食べ物について「不味い」(まずい)と評価する場合、基本的には taste(s) bad と表現できますが、不味さの程度や発言する状況などに応じて他の表現を選ぶこともできます。
時には食事が口に合わないこともあります。いつでも我慢すべきというわけでもありませんし、笑い話として話題にできる場合もあります。状況に合った適切な表現を使えるようになりましょう。
いわゆる「エロ本」を英語で端的に表現するなら porn が妥当でしょう。いわゆるポルノ(ただし発音は /pɔːn/ )。pornography の省略表現です。
porn の他にも obscene (ワイセツな)、erotic (エッチな)、dirty(いかがわしい)といった表現も使い出があります。日本のある種のコンテンツに限っていえば hentai とも表現できます。
動物は、しばしば人柄・性格の比喩として用いられます。たとえばキツネ(狐)は《狡猾》のイメージ。英語には、動物名(名詞)に接尾辞を加えて「~のような」という形にして、「foxy(キツネみたいな)= ズル賢い」と形容するような言い方が結構たくさんあります。
動物の典型的イメージは「羊 → 臆病」「象 → ばかでかい」という調子で、おおよそ素直に納得できてしまえます。とはいえ、念のため意味を照会して確認しておきましょう。
「寝落ち」は日本語のスラングであり、対応する英語表現なかなか見つからなさそうにも思われますが、「つい眠ってまった」と表現すれば言わんとすることは伝わります。
英語では fall asleep で文字どおり「眠りに落ちる」と表現する言い方があります。バッタリ寝落ちするニュアンスはもう存分に示せます。 続きを読む
「眠い」「眠たい」を表現する英語といえば、まずは sleepy あたりが思い浮かびますが、実際は tired と表現した方が意図したニュアンスに近い表現だったりするので要注意です。
直接に「眠い」と表現する言い方の他にも、「まぶたが重い」のような慣用的な言い回しや、「ウトウトする」といった周辺状況を述べる言い方があります。表現の幅を増やせば、自分の眠さのニュアンスにバッチリ合う表現が選べるようになります。
「オタク」(ヲタク)は現代の日本で生まれた言葉です。とはいえ、オタク的な人というのは世界のどこにでもいるもの。英語にも大体オタクを指す語として使えそうな表現があります。
オタクとは正反対のあり方が「リア充」。リア充は、うまく対応する表現を探すよりも、「私生活が充実している人」というように少し説明的に述べた方が、かえってうまくニュアンスを伝えられそうです。
英語の冗談・海外ジョーク、というと発言の裏側(真意)にユーモアが見え隠れするような「機知に富んだ笑い」を思い浮かべますが、字面をモジッたダジャレ系の冗談もあります。
英語のダジャレは pun /pʌn/ といいます。同音異義語や語呂合わせを用いて可笑しさを生む言い方です。いわゆる「ふとんがふっとんだ」タイプのダジャレ。
pun はほとんど翻訳できない性質の笑いです。英語原文を読んで初めて理解できます。もちろん、相応の語彙力や言葉の感覚も掴んでいる必要もあります。その意味では、pun が理解できるようになれば英語センスに自信を持ってよいと言えるかもしれません。
英語・英会話の基礎フレーズの中には、発言の意図にウラがある、嫌味を込めて用いられることのあるフレーズも少なからずあります。もともとはポジディブなメッセージが、ネガティブなメッセージとして、表向きはポジティブな装いのままで発せられる場合。いわゆる嫌味とか皮肉というやつです。
対人コミュニケーションに《カンペキな調和》はあり得ません。些細な不和や対立はどうしても芽生えます。でも、面と向かって非難して険悪になるのも愚策だし、だからといって一人で溜め込むのも腑に落ちない。嫌味や皮肉は、そんな場面における程よいガス抜きとして使えます。
英語には頭の良し悪しを形容する表現が沢山あります。「頭のよさ」を表現する語もあれば、「頭のわるさ」を表現する語も豊富です。
愚かさ・バカさにも色々なニュアンスがあります。腹立たしい愚かさ、許せるおバカさ、呆れてしまうような能なし加減など。英語の形容詞はこうしたニュアンスの違いを一語で言い分けられるものが少なくありません。