発音が似ている英単語の組み合わせのひとつに、 cold と called があります。
cold は「冷たい」「寒い」などといった意味を示す形容詞です。called は「呼ぶ」などといった意味を示す動詞「call」の過去形です。
発音が似ている英単語の組み合わせのひとつに、 cold と called があります。
cold は「冷たい」「寒い」などといった意味を示す形容詞です。called は「呼ぶ」などといった意味を示す動詞「call」の過去形です。
英語の l(L)は日本人にとって習得することが難しい発音のひとつとされています。
英語の l(L)は通常、発音記号で /l/ と表されます。しかし l(L)には、発音記号では表されない、ライトL(light L) とダークL(dark L)と呼ばれる2種類の発音があります。
ライトL とダークL では発音の仕方がやや異なります。
英語の「can」と「can’t」の聞き分けは非常に難しいとされています。「can」と「can’t」の意味上の違いは肯定か否定のみなので、文脈でも判断しづらいです。
英語の基本英単語「bus」と「bath」は、日本人的には発音を区別しにくい語です。両方「バス」に聞こえてしまい、聞き分けられず、言い分けることもできません。
英語の /b/ と /v/ の発音は、日本人にとって区別しにくい音です。英語の中には b と v の違いしかない単語の組み合わせも少なくなく、何かと厄介な部分です。
まずは /b/ と /v/ の発音上の違いを把握し、その上で発音の違いの持たせ方を身につけましょう。発音のコツは、唇と歯の使い方です。
英語の car(車)の複数形である「cars」と、card(カード、券)の複数形である「cards」は、互いに発音がよく似ており、聞き分けが難しい組み合わせです。
cars を発音記号で表記するなら /kɑːrz/ 。一方、cards の発音記号は /kɑːrdz/ です。実際のところ、発音記号を見てもあんまり参考になりません。
cars と cards の発音は、全く同音というわけではなく、違いがあります。端的にいえば「ズ」と「ヅ」のような違いです。正しく理解し、聞き分けられる耳と言い分けられる舌を鍛えましょう。
英会話も、面と向かっての対話と電話やスカイプ(Skype)を通じての会話(音声通話)とでは勝手が違います。表情・身振り・口の動きなどを手がかりにできないため、声と文をいつも以上に工夫する必要があります。
電話(通話)でうまく相手に伝わるように話すには、いくつかのコツがあります。コツを把握していれば、かなりの程度まで伝わり方の向上が見込めます。
抑揚を意識する、ゆっくり丁寧に話す、重要な語句は強調する、文章は簡単にする、そういった部分を意識して臨みましょう。
英語の ear と year は、発音がよく似ており言い分けの難しい組み合わせです。日本語でカタカナ表記するとどちらも「イヤー」になってしまいます。
英語としては ear と year の発音は明確に違います。ear は /ɪə/ 、year は /jɪə/ もしくは /jəː/ という発音です。
ear と year を正しく言い分けるには、/ɪ/ と /j/ を正しく発音できるようになっておく必要があります。
英語の数詞には「fourteen」と「forty」のように紛らわしい組み合わせがあります。どちらも数字なので、誤った方で解釈しても気づきにくいのも厄介です。
fourteen と forty は「アクセントの位置」や「音の伸ばし方」に違いがあります。正しく発音できればちゃんと言い分けられますし、聞き分けられます。
学生の頃にカナダに留学したことがあります。あるとき、時間が知りたくて、現地のお年寄りの男性に「What time is it?」と尋ねました。質問そのものは日本人にもおなじみの初歩レベルの英文です。しかし、うまく伝わりませんでした。どうも「time」の部分の発音がまずくてネイティブには聞き取りにくかったようなのです。
私が声をかけたネイティブのお年寄りはとても優しい方で、必死に私の英語を聞き取り理解しようとしてくれました。しかしどうにも伝わりません。3分ほどして、彼の奥さんとおぼしき女性が合流し、私の話す英語を「timeといっているんじゃないかしら」と伝えてくれました。お年寄りの男性はやっと理解してくれ、「なんだtimeと言っていたのか!」と一言残して、喜んで去っていきました。
結局、いま何時かを知ることはできませんでした。
今となっては笑い話ですが、恥ずかしい記憶でもあります。これは私にとって英会話の発音を練習(というか矯正)しなければと思い知らされた貴重な体験です。
英単語の first と fast の発音上の主な違いは、「r」の音の有無と音の長さだといえます。
first と fast は、発音記号でそれぞれ /ˈfɝːst/ と /fæst/ と表記されます。
first は、fast にはない、小さな「r」の音を伴って発音されます。母音を伸ばして発音する first に対して、fast は比較的短く発音されます。
英語の hurt と heart は発音が似ている英単語の組み合わせです。日本人にとっては、どちらの英単語の発音も日本語の「ハート」に聞こえてしまうでしょう。
実際、hurt と heart には、発音上の微妙な発音の違いがあります。hurt と heart は発音記号でそれぞれ、/hɜrt/ と /hɑrt/ と表記されます。
英語における /h/ の発音は、それ自体の口の形や舌の位置が特に決まっておらず、続けて発音される音に影響されるという特徴がある音です。
/h/ があえて発音されない場合や、他の音と比べて弱く発音される場合もあります。発音ルールとコツを正しく把握して自分のものにしましょう。
英語の none と noun は言い分け・聞き分けが難しい英単語の組み合わせのひとつです。
none は主に「~ない」を意味する英単語で、noun は「名詞」の意味でよく用いられる英単語です。
英語の冠詞(定冠詞) the には、2通りの発音方法があります。基本的には the の直後の音が子音か母音かどうかという点で使い分けられます。
the の直後の音が子音なら、the は /ðə/ と発音され、直後の音が母音なら、the は /ði/ と発音されます。
ただ、強調したい英単語の前に the が置かれる際には、the はあえて /ði/ と発音されることがあります。
英語独特の発音の組み合わせに「qu」があります。「qu」は発音記号で /kw/ と表記されます。「qu」がつく代表的な英単語は quiz や question などが挙げられます。
英語における /u/ と /ʊ/ の発音の区別は難しいとされています。どちらも日本語でいうと「ウ」に近い音ですが、実際にはどちらも日本語の「ウ」の音とは微妙に異なります。
/u/ と /ʊ/ の発音の仕方には、舌の使い方や口の動きに違いが見受けられます。
英語の「TH」の発音には、/ð/ と /θ/ の2通りがあります。「TH」の2つの音は、どの日本語の音にも対応しないので、発音が難しいといわれています。
/θ/ と /ð/ の発音の共通点や相違点を理解して、英語特有の発音を習得しましょう。「TH」を発音するコツは、ただ前歯で舌を噛んで発音すればいい、というわけではありません。
/ð/ と /θ/ の発音の仕方はほとんど同じです。発音する際の、共通する舌の動きや口の使い方などはまとめて覚えてしまうとよいでしょう。
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英語には「TR」あるいは「DR」と綴られる単語が多々あります。これらの発音はしばしば「CH」「JR」と発音しているかのように聞こえることがあります。
具体的には、 train が /treɪn/ ではなく「ch-ain」といっているように聞こえたり、drama /ˈdræmə/ が「jr-ama」とでも綴られる単語であるかのように聞こえたりしがちです。