英語の前置詞 by は《近接》のイメージを根幹に持つ語です。まずは《近接》をコアイメージに位置づけ、空間的関係、時間的関係、そして抽象的関係を示す用法がどのように派生して展開していくのか、系統立てて整理して学びましょう。
前置詞 by のニュアンスは、表面的な用法・用例を並べるだけではなかなか捉えきれません。だからこそ、PEN英語教師塾の動画講義シリーズ「前置詞 by のコアイメージ」は非常にためになります。
英語の前置詞 by は《近接》のイメージを根幹に持つ語です。まずは《近接》をコアイメージに位置づけ、空間的関係、時間的関係、そして抽象的関係を示す用法がどのように派生して展開していくのか、系統立てて整理して学びましょう。
前置詞 by のニュアンスは、表面的な用法・用例を並べるだけではなかなか捉えきれません。だからこそ、PEN英語教師塾の動画講義シリーズ「前置詞 by のコアイメージ」は非常にためになります。
日本語では「微妙な」「微妙に」といった表現がとかく便利に使えます。英語では subtle あたりが日本語の「微妙」に近い語彙といえそうですが、文脈によってうまく対応する語は違ってきます。
日本語の「微妙」も、「微妙に食い違う」「微妙な問題」「微妙なニュアンス」「微妙な出来映え」「出来るかどうかは微妙なところ」という風に、文脈によってニュアンスが微妙に違います。その辺を意識しつつ、上手な英語表現を探ってみましょう。
日本語の「一目惚れ」に対応する最も無難で基礎的な英語表現は love at first sight でしょう。日常会話のくだけた文脈で「ぞっこん惚れた」と述べるならスラングの crush がバッチリはまります。
英語では「一目で」「一目見てたちまち」という意味合いを at first sight と表現します。これに「惚れた」「恋した」といった動詞を組み合わせれば、一目惚れの趣旨は遺憾なく表現できます。
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英語で「ストレス発散」は de-stress と表現できます。あるいは、「ストレスを発散する」というように他動詞を使って表現すると、もっと平易な語彙で表現できます。
他動詞を使って表現する場合は、「発散」を他の表現に言い換えて考えてみましょう。ストレスを緩和するのか、放出するのか、根絶するのか、という風に捉え直すことで、基礎的な動詞も無難に使えることに気づけます。
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情報を一言つけ足して「参考までに」と述べる場合、英語では for your information 、略して FYI が基本的といえます。ビジネスシーンでも日常会話でも使えます。
for your information をはじめ、この手の表現は、みだりに使うと相手の不興を買いがちです。言い方次第では上から目線の忠告のような言い草にも聞こえます。使用場面をよく見極めて使いましょう。
やるべき仕事や勉強をやらない怠け者(なまけもの)を英語で表現するなら、形容詞 lazy が基本といえるでしょう。lazybones という言い方もあります。
日本語の「なまけ者」という言い方を念頭に置くと、lazy person のように lazy で名詞を修飾する(形容詞の限定用法の)言い方に行き着きますが、He is lazy. と(形容詞の叙述用法で)述べるだけでも「ヤツは怠け者だ」という趣旨は表現できます。
葉物野菜の「ホウレンソウ」は、英語では spinach といいいます。欧米でも健康志向の食材として料理に用いられます。
ホウレンソウは西洋種と東洋種に大きく分けられます。spinach は基本的に西洋種を指す語であるため、東洋種を念頭に置いて spinach の現物を見ると「あれ何か違う」という違和感があるかもしれません。もっとも日本国内でも西洋種は流通していますが。
spinach と言ってもいまいち通じなければ、英語辞書(英英辞書)の定義などを参考にしつつ「ホウレンソウとは何か」を説明してみましょう。
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いわゆる「失恋」は英語では基本的に heartbreak と表現できますが、文脈によっては他の表現を使ったり名詞でなく動詞として「失恋した」と述べたりする言い方も使えます。
失恋のような個人の心境に直結する事柄は、言葉のニュアンスによって印象が少なからず違ってきます。多少の表現の幅を知っておくと素直な気持ちを誤解なく表現できるようになります。
日本語の「やりとり」は、わりと英語に訳しにくい感のある語彙ですが、exchange (of ~)の語が意外と幅広く対応します。
文脈に応じて無難な表現を選ぶなら、「やりとり」の意味するところを突き詰めて別の日本語に言い換えてから英語に対応づけるようにするとよいでしょう。
いわゆる「英訳しにくい種類の日本語」は、多くの場合、日本人も感覚的には使いこなせていても意味を説明してと言われると言いよどむ種類の語彙だったりします。あらためて日本語を意識してみるのも、英語学習の効率向上に一役買うはずです。
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英語で「遠距離恋愛」と表現する言い方は long distance relationship が定番といえます。long–distance とハイフンつきで表記する場合もあります。LDR と頭文字だけで省略表記する場合もあります。
あるいは、「違う国に住んでいる」「めったに会えない」という風に、状況を説明的に叙述する方法もアリでしょう。
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日本語の「また明日」という言い回しを、別れの挨拶として用いる場合、英語でいうなら See you tomorrow. が最も無難な表現でしょう。字面の意味も近く、英語でもよく用いられる表現です。
ビジネスシーンでは I’m looking forward to seeing you tomorrow. のように述べると恭しさが演出できます。
「また明日にしましょう」という風に、今日は作業を切り上げましょうという意味「また明日」という場合、また違った言い方を考える必要があります。たとえば、「今日はここまでにしよう」と述べるなら、Let’s call it a day. というような気の利いた表現がハマるでしょう。
英語の子音の発音は、その多くが日本人の苦手とするところです。特に s /s/ と sh /ʃ/ そして th /θ/ の発音は難所です。
英語の発音はとにかくリスニングとスピーキングの練習を積むことで上達します。練習の前に正しい発音のしかたを身につけ、典型的な単語をしっかり把握しましょう。
日本語でいう「非日常的」を英語で表現する場合、「普通でない」(非-日常的)という意味で unusual や extraordinary といった語が直訳に近いかもしれません。でも文脈によっては「珍妙な」「夢を見ているような」という風に大胆に言い換えた方がニュアンスを上手に表現できたりもします。
非日常的であると形容される状況が、実際どのような方向にかけ離れているのか、どのような感想を抱く状況なのか。その辺りをつぶさに考えてみると、趣旨に沿ったうまい表現が見つかります。
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英語で「タヌキのぬいぐるみ」と表現する場合、語の係り方を変えて「ぬいぐるみのタヌキ」という形にすると妥当な英語表現が見つかります。つまり「ぬいぐるみ(の)」を形容詞的に扱うわけです。
「タヌキ」は英語では raccoon dogs 。「ぬいぐるみ(の)」は stuffed と表現できます。すなわち stuffed raccoon dogs が無難な表現といえるでしょう。
英語で電話(通話)する際、電話をかけてきた相手が不明で、相手も特に名乗らず、用件を切り出してくる場合もままあります。そんな時は、平常心を保ちつつ、まずは Hello! とあいさつ、そして相手が誰か確認しましょう。
ただし、日本語感覚で「どなた様ですか」に相当する英語表現ということで Who are you? などと言うと、ぶしつけな言い方に聞こえます。
英語は表現を遠回しにして丁寧さを演出する言語、という点を意識しつつ、上手な表現を身につけましょう。
日本語の「久しぶり(に)」に対応する英語表現はいくつかあり、場面や状況に応じて使い分けられます。表現を比較しながらまとめて覚えてしまいましょう。
人と再会した場面でのあいさつ表現としては Long time no see. などがよく知られたところですが、他の言い方もできます。久しぶりの再会が喜ばしいというニュアンスを表現するなら、思い切って「また会えて嬉しい」と言い換えてしまう手だってあります。
みんなの回答:「ご無沙汰しております」は英語でどう言うの?
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日本語の「なんとか」(何とか)という言い回しは、場面によって意味合いが大きく異なる表現です。日本語の「なんとか」の意味が明確にできれば、対応する英語表現は比較的容易に見つかります。
「なんとか」の主な使いどころは、手段を尽くして辛うじて実現した状態、満足とは言い切れないがひとまず納得できる状況、および、冗長だったり明言しかねたりする部分をボカシて述べる際の代替表現、の3点に分けられます。それぞれ対応する主な英語表現を見ていきましょう。
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「片腹痛い」という表現は、日本語独特の言い回しです。英語で表現するには適切に意味合いを汲み取って言い換える工夫が必要です。
日本語の「片腹痛い」は、現代日本語としては、主に「笑止千万」「ちゃんちゃらおかしい」といって身の程知らずをあざける言い方です。(古語「かたはらいたし」はまた別です)
文脈によって細かいニュアンスは異なるでしょうが、「片腹痛い」の意味合いは「馬鹿馬鹿しい」「冗談がきつい」といった言い方に替えて表現できそうです。