「組織」は英語で何と言えばよい?
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日本人は英語が苦手という認識は皆さん持っていると思います。
一つの指標にしかなりませんが、EF EPIによるランキングで、日本は世界113の国と地域の中で87番目の英語力であるとされています。また、アジア内でみても23ヵ国中15番目です。
(参考ページ:https://www.efjapan.co.jp/epi/regions/asia/japan/)
しかし、実は英語の知識だけで言えばとても高度な学習をしているんです。(文法レベルはむしろ過剰かもしれませんね)
その知識を活かすにはやはり留学をするのが近道です。
コロナ禍で下火になり、ほぼいなくなった日本人留学生ですが、情勢が穏やかになり再び盛んにおこなわれるようになりました。
日本学生支援機構が実施している「日本人学生留学状況調査」によると、大学等が把握している日本人学生の海外留学状況は、2022(令和4)年度で58,162人となり、これは前年比で47,163人(428.8%)増という数値だそうです。
順調に数値として回復しており、2024年現在はコロナ前の数値に戻っていることも予想されます。
しかし、留学したいと思ってもどこの大学が留学に強いのか、目的を達成しやすいかいまいちわかりにくいですよね。
そこで今回は、実は留学の制度が充実している大学を9つ紹介します。なるべく東京以外の大学を集めましたので、大学=東京圏内だと考えている地方の高校生にもおすすめの特集です。
目次
神戸学院大学では、多彩な留学プログラムを通じて学生が世界で活躍するためのサポートを行っています。ここでは、大学の留学制度について紹介します。
神戸学院大学の留学プログラムは、英語圏、フランス語圏、中国語圏、韓国語圏の大学と提携しており、学生は多様な文化と教育環境で学ぶ機会を得られます。
国・地域 | 大学名 |
---|---|
イギリス | リーズ大学 |
オーストラリア | サザンクロス大学 |
アメリカ | ミシシッピ大学、ソノマ州立大学 |
カナダ | ヨーク大学 |
フランス | エンバビジネススクール |
これらの大学はそれぞれ異なる強みを持っており、例えばリーズ大学はイギリスの名門校として知られ、サザンクロス大学は自然豊かな環境でリラックスした学びが可能です。
国・地域 | 大学名 |
---|---|
中国 | 大連理工大学、東北師範大学、南開大学、長春大学 |
韓国 | 韓国航空大学校、朝鮮大学校、梨花女子大学校、祥明大学校、東亜大学校 |
中国や韓国の大学では、現地の文化を深く理解しながら高度な専門知識を学ぶことができます。特に、韓国の梨花女子大学校は女性教育において高い評価を受けています。
神戸学院大学は、留学する学生の経済的負担を軽減するため、充実した奨学金制度を提供しています。これにより、学生は安心して海外での学びに集中することができます。
奨学金の種類 | 支給金額(半期) |
---|---|
第1種交換留学奨学金 | 学費相当額および30万円 |
第2種交換留学奨学金 | 学費相当額および15万円 |
第1種派遣留学奨学金 | 学費相当額および60万円 |
第2種派遣留学奨学金 | 学費相当額および30万円 |
第3種派遣留学奨学金 | 学費相当額 |
短期海外研修参加費の一部を補助する制度もあり、以下の地域が対象です。
研修地域 | 補助金額 |
---|---|
A地域(欧州、北米、オセアニア) | 3万円 |
B地域(ASEANおよびアジア諸国) | 1.5万円 |
夏期・春期休暇期間中には、2〜4週間の海外就業体験プログラムが実施されます。これは現地の企業や教育機関での就業体験を通じて、ビジネスマナーや異文化理解力を高める絶好の機会です。
ホームステイ(朝・夕食付き)
【参考ページ】:国際交流|神戸学院大学
名古屋外国語大学は、国内外の大学と連携し、学生がグローバル社会に貢献できる人材となるためのサポートを行っています。以下に、大学の留学制度の特徴を紹介します。
名古屋外国語大学の留学プログラムは、多彩な選択肢があり、学生は自分に合ったプログラムを選ぶことができます。
2018年4月から導入されたグローバルジャパンプログラムは、留学生と日本人学生が共に学ぶ学習環境を提供し、「日本を通して世界をみる目」を育てます。
名古屋外国語大学のTESS留学は、留学費用全額支援制度で、学生は経済的負担を心配することなく留学が可能です。
留学プログラム | 特徴 |
---|---|
TESS I(ダブルディグリー) | 協定校で1〜2年間留学し、双方の学位を取得。 |
TESS II(スタンダード) | 協定校で半年〜1年間留学、一般的な留学プログラム。 |
TESS III(2か国留学) | 2か国での留学が可能、グローバルな感性を養う。 |
TESS IV(航空サービス留学) | カナダのセネカカレッジで航空サービスコースを履修。 |
カリフォルニア大学リバーサイド校での1年間の留学プログラム。前期に英語集中コースで英語力を高め、後期に「ホスピタリティー・観光マネジメントコース」で学びます。
外国の大学に本学の許可を得て留学する制度。比較的自由度が高く、学生が自分の希望する留学先を選ぶことができます。
夏期や春期休暇を利用した中期・短期留学プログラムも充実しており、語学研修や就労体験を通じて異文化理解やコミュニケーション能力を向上させます。
名古屋外国語大学は、留学する学生に対して経済的な支援を行い、安心して学べる環境を提供しています。
上記で説明をしたTESS留学においては以下の費用が大学によって全額支援されます。
費用項目 | 支援内容 |
---|---|
授業料 | 留学先大学の授業料を全額負担 |
渡航費 | 留学先までの往復航空券代を全額負担 |
居住費 | 留学先での宿泊費を全額負担 |
教科書代 | 必要な教科書代を全額負担 |
保険料 | 留学中の保険料を全額負担 |
ビザ申請料 | ビザ申請にかかる費用を全額負担 |
【参考ページ】:留学・国際交流|名古屋外国語大学
北海道文教大学は、海外の26大学と交流協定を結び、学生の交換留学プログラムを実施しています。主要な留学先としては、中国や台湾が含まれています。このプログラムでは、学生は通常通り北海道文教大学に授業料を納入し、留学先の大学での授業料は免除される仕組みになっています。しかし、留学中の交通費や生活費については自己負担となります。
大学及び留学先の授業料を納入することになり、単位認定および在学期間として算入されます。短期海外研修、中期・長期海外研修があり、主な留学先はカナダ、オーストラリア、ニュージーランド、中国、韓国、台湾などです。
大学に在籍しながら、自分の目的や希望に最も合った留学先やプログラムを選択することが可能です。留学中に得た学修経験の単位認定については、大学が公式に認定したプログラムに限られています。このため、留学前にしっかりとプログラムの内容を確認し、自分の学業目標やキャリアプランに適した選択をすることが重要です。
日本の自宅からインターネットを通じて海外大学の語学レッスン等を受けることができるプログラムです。学修時間を満たすプログラムであれば単位認定も可能です。
北海道文教大学では、海外留学を希望する学生に対して奨学金を提供しています。支給額や条件は年度の予算によりますが、短期留学には50万円または40万円、語学研修には40万円、30万円、または20万円が支給されます。
上記のプログラムに参加せず、個人で留学する、という決断になることもあるでしょう。
例えばどうしても行きたい大学や、師事したい先生が見つかる場合です。
その際も北海道文教大学ではアドバイザーや国際交流室に相談することができるので、都度、自分の目標を考えながらプランを練ることが出来ます。
国名 | 大学名 |
---|---|
アメリカ | インディアナ州立大学 |
オーストラリア | サザン・クロス大学 |
カナダ | ビクトリア大学 |
ニュージーランド | アラ インスティチュート オブ カンタベリー |
ロシア | サハリン国立大学 |
中国 | 西安外国語大学、湖南大学、吉林財経大学 |
韓国 | 湖南大学 |
台湾 | 静宜大学、開南大学 |
【参考ページ】:留学・国際交流 – 北海道文教大学
愛知文教大学では、フィリピンのセブ島や台湾で英語と中国語の短期語学研修を実施しています。英語研修はマンツーマンレッスンとグループレッスンがあり、中国語研修は少人数のグループレッスンと文化体験が組み合わさったプログラムです。これらの研修は、学生の語学力向上と異文化理解を深め、国際的な視野を広げることに役立つでしょう!
3泊4日の文化交流プログラムで、渡航費・滞在費・研修費は全額奨学金で賄われます。韓国、台湾、シンガポールなどで行われ、現地大学生との交流を通じて国際的な視野を広げます。短期間で異文化理解を深めるための良い機会となるでしょう。
学生自身が計画を立てる自由なプログラムで、行き先や内容の指定はありません。計画書が認められれば奨学金が給付されます。自分の興味や目標に応じた研修内容を設計できる点が特徴で、学生の自主性と創造性を促進します。
愛知文教大学は、留学希望者全員に対して、留学中の本学授業料の一部免除や、単位互換制度を設けています。また、提携校への留学の場合、留学先の授業料が免除され、経済的負担が軽減されます。これにより、学生は安心して留学を経験できます。
【参考ページ】:留学・国際交流 – 愛知文教大学
創価大学では、学生がグローバルな視野を広げるために多彩な留学プログラムを提供しています。これらのプログラムは、学生が異文化を理解し、国際的な経験を積む絶好の機会です。
創価大学は、世界中の多くの大学と交換留学プログラムを提携しています。交換留学制度では、留学先大学の授業料が免除され、取得した単位は創価大学の単位として認定されます。例えば、GPA2.5以上と一定の語学力を持つ学生が対象です。これにより、学生は4年間での卒業が可能です。
交換留学のメリットは、経済的負担が軽減されることです。創価大学が留学先の授業料を免除するため、学生は現地での生活費や交通費のみを負担すれば良いのです。また、留学先での単位が創価大学の単位として認定されるため、留学期間が延びる心配もありません。
認定留学は、学生が自ら選んだ海外大学で学ぶ私費留学です。このプログラムでは、創価大学が留学を認定することで、授業料の半額相当分が奨学金として支給されます。留学先の授業料支払い証明書が必要です。
認定留学の大きな利点は、自分で留学先を選び、希望する専門分野で学ぶことができる点です。例えば、医療分野やビジネス分野など、特定の分野での専門知識を深めることができます。また、認定留学では、創価大学のサポートを受けながら自分のキャリアプランに合わせた学びを実現することが可能です。
創価大学と提携大学(北京語言大学、バッキンガム大学)での2つの学位を取得するプログラムです。2年間を海外大学で学び、両校の学位を取得できます。これは、国際的なキャリアを目指す学生にとって非常に有益です。
ダブル・ディグリーは、国際的なキャリアを目指す学生にとって非常に魅力的なプログラムです。例えば、英語圏と中国語圏の両方で学ぶことで、幅広い視野と多言語のスキルを身につけることができます。これにより、グローバル企業での就職や国際的な研究活動に大いに役立ちます。
ダブルディグリーとは(文部科学省資料から抜粋)
我が国と外国の大学が、教育課程の実施や単位互換等について協議し、双方の大学がそれぞれ学位を授与するプログラム。
普通であれば2つの学位を取得するには4年制大学2回分、つまり8年の歳月を必要とします。それを大幅に短縮できる制度です。
短期研修プログラムでは、夏休みや春休みに2〜5週間の期間で海外での学びが体験できます。アメリカ、韓国、ケニアなど多くの国で、語学力や異文化理解を深めることができます。
短期研修は、初めての海外経験を積む学生にとって最適です。短期間で集中して学ぶことで、語学力を一気に向上させることができます。また、異文化交流を通じて、新しい視点や価値観を学ぶ機会となります。例えば、ホームステイを通じて現地の生活を体験し、文化の違いを肌で感じることができます。
創価大学は以下のような多くの大学と提携しています:
創価大学は、多くの奨学金制度を提供し、留学する学生の経済的負担を軽減しています。主な奨学金には、創価大学国際奨学金、認定留学生奨学金、海外短期研修奨学金、日本学生支援機構(JASSO)の奨学金、業務スーパージャパンドリーム財団の奨学金、佐藤陽国際奨学財団の奨学金があります。
留学を成功させるためには、早期の準備が重要です。1年前には必要な語学スコアを取得し、留学先の情報を収集しましょう。留学前に現地の文化や生活習慣を理解しておくことで、スムーズな適応が可能です。創価大学では、事前ガイダンスやカウンセリングを通じて、学生が留学を最大限に活用できるようサポートしています。
例えば、事前に現地の学生と交流を持つことで、文化の違いを理解しやすくなります。また、留学先の大学で行われるオリエンテーションや現地のサポート体制を事前に確認しておくと、安心して留学生活をスタートできます。
【参考ページ】:留学プログラム | 創価大学
広島女学院大学では、多彩な留学プログラムを通じて、学生が国際的な視野を広げる機会をサポートしています。以下に留学プログラム、サポート体制、提携校一覧などを詳しく紹介します。
広島女学院大学は、学生が海外で学び、異文化理解を深めるための多様な留学プログラムを提供しています。各プログラムの詳細は以下の通りです。
交換留学は、学生が提携校に半年または1年間留学するプログラムです。留学先の大学で修得した単位は、本学の単位として認定され、4年間での卒業が可能。留学先授業料が免除*されるため経済的負担が軽減されます。
*広島女学院大学へは学費を納める必要がありますが、施設維持費を差し引いた78万円(1年間留学の場合)で済むというのもメリットとして挙げられるでしょう。
在籍留学では、提携校以外の大学にも留学することができ、修得した単位は本学の単位として認定されます。授業料は自己負担となりますが、成績優秀者には奨学金が支給される場合もあります。
休学留学は、大学を休学して留学する方法です。専攻と異なる分野を学びたい場合や語学学校に通いたい場合に適しており、取得した単位も認定可能です。
海外研修プログラムは、夏季や春季の休暇を利用して行われるプログラムです。
海外研修プログラム | 国・地域 | 研修時期・期間(予定) | 履修可能学科 |
---|---|---|---|
海外研修Ⅰ (英語・文化研修) |
アメリカ CSUSM | 2月(2週間) | 全学科 |
Global Village Field Experience (フィールドワーク) |
東南アジア | 8月(10〜15日間) | 国際英語学科 |
海外研修Ⅱ (英語・文化研修) |
英語圏 | 8〜9月(3〜4週間) | 全学科 |
グローバルフィールドワーク (フィールドワーク) |
ヨーロッパなど | 8〜9月(2週間) | 生活デザイン学科 |
建築デザイン海外フィールドワーク (建築物見学) |
韓国 | 8月(4日間) | 生活デザイン学科 ※住宅・建築設計実習Ⅰ単位取得者対象 |
管理栄養海外フィールドワーク (フィールドワーク) |
アメリカ ハワイ | 2〜3月(10日間) | 管理栄養学科 |
海外インターンシップ (英語・インターンシップ) |
アメリカ CSUSM | 8〜12月(約4ヶ月間) | 国際英語学科 |
グローバル・アウトリーチ・プログラム (英語研修) |
カナダ | 8〜12月(約4ヶ月間) | 国際英語学科 |
国・地域 | 大学名 | 所在地 | 主な交流活動 |
---|---|---|---|
韓国 | 淑明女子大学校 | ソウル | 交換留学提携校(派遣・受け入れ) |
韓国 | 仁川大学校 | 仁川広域市 | 交換留学提携校(派遣・受け入れ) |
中国 | 山東大学 | 山東省済南市 | 交換留学提携校(派遣・受け入れ) |
中国 | 厦門理工学院 | 福建省厦門市 | 交換留学提携校(派遣・受け入れ)、海外研修Ⅳ(人文学部) |
中国 | 浙江越秀外国語学院 | 浙江省紹興市 | 交流校 |
フィリピン | アサンプション・カレッジ | マカティ | ピースセミナー |
カナダ | オカナガン・カレッジ | ブリティッシュコロンビア州ケロウナ | 交流校 |
アメリカ | パシフィック大学 | オレゴン州フォレストグローブ | 交流校 |
アメリカ | カリフォルニア州立大学サン・マルコス校 | カリフォルニア州サン・マルコス | 海外研修Ⅰ・海外インターンシップ(国際英語学科) |
アメリカ | エヴァンスヴィル大学 | インディアナ州エヴァンスヴィル | 交流校 |
アメリカ | テネシー大学マーティン校 | テネシー州マーティン | 交換留学提携校(派遣・受け入れ) |
アメリカ | ボーリング・グリーン州立大学 | オハイオ州ボーリンググリーン | 交換留学提携校(派遣・受け入れ)、ピースセミナー受け入れ、日本研修受け入れ |
アメリカ | ウェスレアン・カレッジ | ジョージア州メイコン | 交換留学提携校(派遣・受け入れ) |
アメリカ | マウント・ユニオン大学 | オハイオ州アライアンス | 交流校 |
アメリカ | ハワイ大学カピオラニ校 | ハワイ州ホノルル | 管理栄養フィールドワーク |
広島女学院大学では海外研修に参加する場合は、大学で提携しているサポートデスクを利用できるため、学生は安心して海外での学びに集中することができます。
広島女学院大学では、以下の学内奨学金を提供しています。
在籍留学生奨学金:人物・成績が優秀と認められたものに、授業料の年額相当またはその半額を支給
学生が直接応募する奨学金や、大学を通して応募する奨学金も多くあります。例えば、日本学生支援機構からの奨学金や、トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラムなどが利用可能です。
広島女学院大学では、留学をせずとも学内で国際交流を体験できる機会を提供しています。
アメリカの提携校から学生と教員を迎え、平和を考えるセミナーを実施。講義、フィールドワーク、文化紹介、ワークショップを行い、在学生もセミナーに参加し、交流します。
提携校が日本で実施する研修を受け入れ。授業参加・見学、平和関連施設見学、宮島観光などを盛り込んだプログラムを提供し、在学生がサポートします。
ピース・セミナーや日本研修で来学する海外の学生を対象に、1週間程度のホームステイを在学生に募集。
アカデミック・サポート・センターでは、スピーキング・リスニング力の向上を目指した「English Conversation Cafe」を行っています。中・上級クラスでは、地元の歴史・文化・平和などをテーマとし、英語ガイドの練習も行います。
本学に在籍している留学生の生活をサポートする学生チューター制度を導入し、学内で国際交流を促進。
【参考ページ】:留学・国際交流 – 広島女学院大学
和洋女子大学は、多様な留学プログラムを提供し、学生が国際的な視野を広げるための支援を行っています。これにより、学生は語学力の向上や異文化理解を深める機会を得ることができます。
和洋女子大学の留学プログラムは、短期から長期まで多岐にわたり、学生のニーズや目標に応じたプログラムが充実しています。以下に、主なプログラムを紹介します。
主に夏季や春季の休暇を利用して行われます。すべての学科、学年を対象としているプログラムです。
研修名 | 研修先・研修内容 |
---|---|
海外語学研修・アメリカ (夏季休暇中の3週間) |
|
海外語学研修・イギリス (夏季休暇中の3週間) |
|
海外語学研修・オーストラリア (夏季休暇中の4週間) |
|
海外語学研修・ニュージーランド (春季休暇中の4週間) |
|
海外文化研修・中国 (夏季休暇中の3週間) |
|
海外文化研修・韓国 (夏季休暇中10日間) |
|
専門分野の学びを深めながら語学力を向上させるプログラムです。場所と学科はそれぞれ結びついているため参加するにはそれぞれの学科に入っている必要があります。
プログラム名 | 対象学科・学年 |
---|---|
海外セミナー (9月中旬から半年間または1年間) |
|
書道研修 (3月下旬の4日間) |
日本文学文化学科 書道専攻 3年 |
国際フィールドワーク (5泊以上) |
国際学科 2~4年 |
海外栄養学研修 (春季休暇2週間) |
健康栄養学科 4年 |
原則として単位は認定されませんが、専門性に特化されたプログラムです。服飾の学科専門のプログラムなので興味がある人が多いでしょう。
研修名 | 対象学科・学年 |
研修先・研修内容
|
海外服飾学研修 日程:夏季休暇中10~13日程度 |
服飾造形学科 2~4年 |
アンスティチュ・フランセモード校(フランス・パリ)※2019年より名称変更
パリのデザイン発想とドレーピング技術を学ぶ。 |
地域 | 大学名 | 説明 |
---|---|---|
北米 | ポートランド州立大学 | 1946年設立。教育、経済、工学、美術、福祉などの学部があり、3週間の海外語学研修と、半年~1年間の海外セミナーを実施。 |
北米 | ブレシア大学 | 1919年設立のカナダ唯一の女子大学。語学や人文科学、食品栄養学、健康科学など幅広い分野で先進の女性教育を提供。 |
ヨーロッパ | オックスフォード・ブルックス大学 | イギリスのオックスフォードにある総合大学。13の学部と160の学部レベルのコースを提供。 |
ヨーロッパ | サセックス大学 | 1961年設立の国立総合大学。ブライトンの美しいキャンパスで120ヶ国以上の留学生と学ぶ。 |
ヨーロッパ | アンスティチュ・フランセモード | 1927年設立。2019年にIFMに改名。ファッション教育の最高学府で夏季に特別クラスを開設。 |
アジア | ソウル国立大学校 家政学部 | 1946年設立の韓国最高峰の国立大学。College of Human Ecologyとの包括的な交流協定と交換留学協定あり。 |
アジア | ソウル市立大学校 | 1918年設立の韓国唯一の公立大学。包括的な交流協定と交換留学協定あり。 |
アジア | ソウル教育大学校 | 韓国最高レベルの初等教育養成の国立大学。海外文化研修や交換留学が可能。 |
アジア | 蘇州大学 | 「東洋のベニス」と呼ばれる蘇州にある中国有数の大学。言語や文化を学ぶのに最適な環境。 |
オセアニア | ボンド大学 | オーストラリア初の私立総合大学。ビジネス、法学、医学など多岐に渡る専攻学科を提供。 |
オセアニア | マッセイ大学 | ニュージーランド最大の総合大学。80年以上の歴史を持ち、QS世界大学ランキングで上位3%。 |
【参考ページ】:海外留学・海外研修|和洋女子大学
東北学院大学では、学生交換協定を結んでいる海外の大学に留学し、半年から1年間学ぶ制度を提供しています。年に2回、第Ⅰ期および第Ⅱ期の交換留学生を募集しています。
留学中も在学期間として認められますし、留学先で取得した単位が所属学科の条件と合致すれば、東北学院大学での単位として認められます。
そのため、4年間で卒業できる可能性があります。
協定校以外で本学長が認定した外国の大学へ留学する制度です。留学期間は1年以内で、本学の在学期間にカウントされ、奨学金制度や単位認定制度の利用が可能です。
国 | 大学名 | 所在地 | 主な交流活動 |
---|---|---|---|
イギリス | ニューカッスル大学 | ニューカッスル | 交換留学提携校(派遣・受け入れ) |
ドイツ | トリア大学 | トリア | 交換留学提携校(派遣・受け入れ) |
フランス | ヴァンデカトリック大学 | ヴァンデ | 交換留学提携校(派遣・受け入れ) |
ブルガリア | ソフィア大学 | ソフィア | 交換留学提携校(派遣・受け入れ) |
韓国 | 啓明大学校 | 大邱 | 交換留学提携校(派遣・受け入れ) |
中国 | 北京第二外国語大学 | 北京 | 交換留学提携校(派遣・受け入れ) |
台湾 | 世新大学 | 台北 | 交換留学提携校(派遣・受け入れ) |
タイ | 泰日工業大学 | バンコク | 交換留学提携校(派遣・受け入れ) |
東北学院大学では、留学を希望する学生に対して様々なサポート体制を整えています。奨学金制度、語学試験の受験料補助制度、留学先での生活支援など、多岐にわたるサポートが提供されています。
東北学院大学では、夏休み期間中に参加できる多彩な短期留学プログラムを提供しています。これらのプログラムは、学生が海外での生活と学習を体験し、語学力と国際的な視野を広げる絶好の機会となります。
カナダのレニソン大学やオーストラリアのサザンクロス大学、韓国の啓明大学校など、多様な留学先があります。各プログラムでは、語学研修だけでなく、現地文化の体験や現地学生との交流活動も含まれています。
参加費用には授業料や滞在費、アクティビティ費用が含まれており、詳細はプログラムごとに異なります。東北学院大学は、経済的負担を軽減するための奨学金制度や補助金も提供しています。
【参考ページ】:交換留学と認定留学 – 東北学院大学
IPUは、日本のほかにニュージーランドにも拠点を持つ大学です。
そのメリットを最大限生かしたのがこの留学制度です。
広大なキャンパスに整えられた充実した施設で、英語力と国際感覚を養います。
IPU New Zealandは、英語を母国語としない学生が集まり、英語力と国際感覚を高め合う大学として30年の実績を誇る国際大学です。ニュージーランド政府から最高評価の「カテゴリー1」を獲得しています。
このように非常にレベルの高い大学ですが、IPUのキャンパスであるため、最強のサポートをうけつつ海外での経験を積むことが可能です!
IPU New Zealandで修得した単位は、IPU・環太平洋大学の単位として認められるため、留学しても4年間で卒業できます。単位互換制度のおかげで、安心して留学できます。
留学前には研修会やオリエンテーションが実施され、不安を解消するためのサポートが充実しています。現地には日本人スタッフが常駐しており、困りごとがあれば相談できます。
IPU New Zealandでは、24時間体制で学生の留学生活をサポートしています。学生サポート課は、母国からの荷物の受け取り、TOEICの申し込み、保険手続き、ホームステイ希望の受け付け、英語学習方法の相談、個人的な悩みの相談、休暇中の過ごし方の相談など、さまざまな相談に対応しています。
日本人スタッフが常駐しているため、特に英語に不安がある初年度生にとって大きな助けとなります。また、緊急時には24時間365日対応可能な体制を整えており、留学生活の安全と安心を保証しています。
キャンパス内には在学生専用の診療所「ヘルス・クリニック」が設置されています。一般医(GP)が平日昼休みに週2回診察を行い、必要に応じて処方箋を発行します。看護師も週2回勤務しており、迅速な対応が可能です。診療時間外には市内の診療所で受診でき、重病やケガの場合には大学スタッフが病院に同行します。
家族や友人から送られてくる手紙や小包は、留学生にとって大きな楽しみです。IPU New Zealandでは、国内外からの手紙類は学生一人ひとりに与えられたメールボックスに配達され、書留や小包は学生サポート課で大切に保管し、学生に直接手渡しています。
履修登録の時期には、教員や学生サポート課が親身に相談に乗ります。履修登録後も、課題提出やTOEICテストの申し込みなど、学生サポートカウンターで受け付けています。また、ITスタッフが常駐しており、パソコンのトラブルやインターネット接続のサポートも行っています。
学生サポート課は、学生生活全般にわたるさまざまなサポートを提供しています。留学生が安心して学び、生活できる環境を整えるため、スタッフ一同が全力で支援しています。
5ヶ月または1年間の英語留学プログラムに加えて、ニュージーランド保育実習や表現教育アウトリーチ実習など、実践的なプログラムが用意されています。
これらのプログラムでは、英語力だけでなく、現地の文化や教育システムに対する理解を深めることができます。特に保育実習では、現地の幼稚園や保育施設での実践を通じて、子どもたちとのコミュニケーションスキルを高めることができます。
【参考ページ】:国際交流・留学|IPU・環太平洋大学
交換留学とは、提携している海外の大学に短期間(通常は1学期から1年間)留学し、その間の授業料が免除される制度です。交換留学では、留学先の大学で取得した単位が帰国後の所属大学の単位として認められることが多く、留学中の学費負担が軽減されます。また、提携校間の交流が深まるため、異文化理解や国際的な視野を広げる絶好の機会となります。
認定留学とは、学生が自ら選んだ海外の大学で学び、その学習成果を所属大学が単位として認定する制度です。自己負担での留学となるため、学費や生活費の負担が大きくなりますが、自分の興味やキャリアに合った大学やプログラムを選ぶことができます。また、事前に所属大学と留学先大学の単位互換を確認し、留学中に取得した単位を帰国後の卒業要件に組み込むことが可能です。
ダブルディグリープログラムは、二つの異なる大学で学び、それぞれの大学から学位を取得する制度です。通常、提携校間で行われるこのプログラムは、通常の学習期間を延ばすことなく複数の学位を取得できるため、国際的なキャリアを目指す学生にとって非常に有益です。しかし、プログラムの要件が厳しく、語学力や学業成績が高いレベルで求められるため、参加には相応の努力が必要です。
短期留学は、夏期や春期の休暇期間を利用して数週間から数か月間行われるプログラムです。語学研修や文化体験を目的としたプログラムが多く、初めての留学を検討する学生に適しています。短期間での留学は、長期留学と比較して費用が抑えられる上、現地の文化や生活に触れる貴重な経験を積むことができます。
留学先を選ぶ際は、自分の目的に合わせて選ぶことが重要です。語学力向上を目指す場合は、英語圏の大学や語学学校が適しています。専門知識を深めたい場合は、自分の専攻分野で有名な大学や研究機関を選ぶと良いでしょう。また、異文化体験を重視する場合は、多文化が共生する地域や現地の文化が豊かな国を選ぶと良いです。
留学先を地域で選ぶ場合、それぞれの地域ごとの特徴を理解することが大切です。アメリカは多様な文化と高い教育水準を持ち、ヨーロッパは歴史と文化が豊富で、多言語環境が特徴です。アジアは文化的な近さと経済成長が魅力で、日本からのアクセスも良好です。自分の学びたい分野や興味に応じて、最適な地域を選びましょう。
留学前に必要な語学試験のスコアを取得するためには、計画的な勉強が欠かせません。TOEFLやIELTSの公式ガイドブックを使用したり、模擬試験を受けて実戦感覚を養うことが効果的です。リスニングやリーディングの強化には、日常的に英語に触れる環境を作り、スピーキングやライティングは実際にネイティブとコミュニケーションを取る機会を増やすことが重要です。
留学先の文化や習慣を事前に理解しておくことで、現地での生活がスムーズになります。インターネットや書籍を通じて情報を収集し、現地出身の友人や知人から直接話を聞くのも良い方法です。また、現地の言語やマナーに関する基礎知識を身につけておくことで、コミュニケーションが円滑になります。
留学に必要な書類や手続きを早めに準備することが重要です。パスポートやビザの申請には時間がかかる場合があるため、余裕を持って準備を始めましょう。また、留学中の健康保険や渡航保険に加入しておくことで、万が一のトラブルに備えることができます。必要な書類や手続きについては、留学先の大学や留学エージェントに確認しましょう。
留学中の生活費を管理するためには、節約術を身につけることが大切です。現地の学生割引やセールを活用し、自炊を心がけることで費用を抑えられます。また、留学先でのアルバイトも一つの方法です。ただし、アルバイトをする際にはビザの規定を確認し、学業に支障がないように注意しましょう。
留学中に現地の友人を作ることで、異文化理解が深まり、楽しい留学生活を送ることができます。積極的に大学のクラブ活動やイベントに参加し、現地の人々と交流する機会を増やしましょう。コミュニケーションのポイントとして、相手の文化や習慣に敬意を払い、オープンな態度で接することが大切です。
留学中の安全を守るためには、基本的な安全対策を徹底することが重要です。現地の治安情報を常にチェックし、危険な場所や時間帯を避けるようにしましょう。また、緊急連絡先や現地の大使館の情報を手元に持っておき、トラブルが発生した際にはすぐに対応できるよう準備しておくことが大切です。
留学経験をキャリアに活かすためには、その経験をどのようにアピールするかが重要です。履歴書や面接で、留学中に得たスキルや学び、成果を具体的に伝えるようにしましょう。特に、語学力や異文化理解力、問題解決能力など、留学で培った能力を強調すると効果的です。
国際的なキャリアを築くためには、グローバル企業での就職を目指すのが一つの方法です。留学中に築いたネットワークを活用し、インターンシップやアルバイトを通じて実務経験を積むことが重要です。また、多言語を話せることや異文化に対する理解力を強みとしてアピールすることが、採用に繋がります。
留学中に築いた人脈を活用することで、キャリア形成に役立てることができます。帰国後も留学先での友人や教授との連絡を続け、情報交換や助言を求めることが大切です。また、留学生同士のコミュニティや同窓会などのネットワーキングイベントに積極的に参加し、業界の最新情報やキャリアチャンスを探ることも有効です。
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近年、社会のグローバル化が急速に進む中で、大学教育においてもグローバル人材の育成が重要な課題となっています。
グローバル化が進むビジネス分野では、国境を越えて活躍できる人材が求められる一方、日本国内でも外国人観光客の増加や在日外国人の増加など、日常生活の中でグローバル化を肌で感じる機会が増えてきました。
このような状況の中、文部科学省は「グローバル人材育成推進事業」を立ち上げ、大学教育のグローバル化を推進しています。
グローバル教育に力を入れている大学では、語学教育や留学制度の充実はもちろん、海外からの留学生を多く受け入れることで、日本人学生が日常的に異文化交流を体験できる環境を整えています。
また、海外大学との連携を強化し、国際的な研究交流や学生交流を活発に行うことで、グローバルな視点を持った教育を実践しています。
本記事では、グローバル教育に定評のある大学を6校厳選し、その特徴や取り組みを詳しく解説します。
また、グローバル教育を受けるメリットや、大学選びのポイントについても触れていきます。将来、グローバルな舞台で活躍することを目指す方は、ぜひ参考にしてください!
目次
大学のグローバル教育とは、単に語学力を身につけるだけでなく、異文化理解や国際的な視野を持った人材を育成することを目的とした教育のことを指します。
グローバル化が進む現代社会において、大学には国際競争力のある人材の育成が求められており、グローバル教育はそのための重要な取り組みの一つです。
文部科学省は、グローバル人材育成推進事業の一環として「スーパーグローバル大学創成支援」を実施しています。
この事業では、世界レベルの教育研究を実施する大学を重点的に支援することで、大学の国際競争力の向上を目指しています。
採択された大学には、海外の大学との連携強化や、留学生の受け入れ拡大、英語による授業の拡充など、グローバル教育の充実に向けた様々な取り組みが求められています。
引用:文部科学省の公式サイト
グローバル教育に力を入れている大学の中には、「国際教養学部」など、グローバル人材の育成をメインにした学部を設置しているところもあります。
これらの学部では、語学教育だけでなく、国際政治や国際経済、異文化コミュニケーションなど、グローバル社会で必要とされる知識や能力を身につけるためのカリキュラムが用意されています。
また、多くの大学では、海外の大学との連携を強化し、交換留学プログラムや共同研究プロジェクトなど、国際的な教育・研究活動を活発に行っています。
これにより、学生は在学中に海外の大学で学ぶ機会を得られるだけでなく、国際的な研究活動に携わることで、グローバルな視点を身につけることもできます。
大学のグローバル教育は、学生にとって語学力の向上だけでなく、異文化理解や国際的な視野を広げるための貴重な機会となります。また、大学にとっても、グローバル教育の充実は、国際的な競争力を高め、優秀な留学生を獲得するための重要な戦略の一つと言えるでしょう。
それでは、大学のグローバル教育では、具体的にどのようなことが行われているのでしょうか。ここでは、グローバル教育に力を入れている大学の取り組みを、大きく3つに分けて解説します。
グローバル人材に求められる能力の中でも、特に重要視されているのが語学力です。特に英語は、国際的なコミュニケーションのツールとして必須の言語となっています。
グローバル教育に力を入れている大学では、英語教育の充実に力を入れており、ネイティブ教員による授業や、少人数制の語学クラスを提供しているところが多くあります。また、TOEICやTOEFLなどの語学試験対策講座を設けている大学も増えています。
また、英語以外の言語教育にも力を入れている大学もあります。
たとえば、中国語や韓国語、スペイン語などの言語を学ぶことができる大学では、それぞれの言語圏の文化や習慣についても学ぶことができます。英語以外の多言語も学ぶことができる環境は、グローバル人材を目指す学生にとって大きな魅力ですね。
グローバル教育に力を入れている大学では、留学制度も充実しています。留学は異文化理解や語学力の向上に役立つだけでなく、学生の視野を広げ、国際的な人脈を築くための貴重な機会にもなります。
多くの大学では、海外の大学と提携を結び、交換留学プログラムを実施しています。交換留学では、提携校に一定期間留学し、現地の学生と同じ授業を受けることができます。留学先では、語学力の向上だけでなく、現地の文化や習慣についても深く学ぶことができます。
引用:龍谷大学公式サイト
また、大学独自の短期留学プログラムを用意していることもあります。こうしたプログラムでは、海外の大学で集中的に語学を学んだり、現地の企業でインターンシップを行ったりすることができます。短期間でも、海外での学びや体験は学生にとって大きな刺激となるはずです。
グローバル教育に力を入れている大学では、キャンパス内のグローバル化にも注力しています。具体的には、留学生の受け入れを積極的に行い、キャンパス内に多様な文化的背景を持つ学生が集まる環境を整えています。
留学生と日本人学生が共に学ぶ環境は、異文化理解を深めるための絶好の機会となります。グローバル教育に力を入れている大学では、留学生と日本人学生が交流できるような企画やイベントを定期的に開催しています。
また、留学生向けの日本語教育プログラムや、日本人学生向けの異文化理解プログラムなども用意されています。
さらに、一部の大学では、留学生と日本人学生が共同生活を送る「国際寮」を設置しています。こうした寮では、留学生と日本人学生が食事を共にしたり、イベントを企画したりすることで、日常的に異文化交流を体験することができます。国内にいながら留学のような体験ができると人気です。
以上のように、グローバル教育に力を入れている大学では、語学教育や留学制度の充実だけでなく、学生が日常的に異文化に触れることができる環境を整えることで、グローバル人材の育成を目指しています。
グローバル教育に力を入れている大学はかなり多くあるので、その中から自分に合った大学を選ぶのは簡単なことではありません。ここでは、グローバル教育に強い大学を選ぶためのポイントを3つ紹介します。
将来国際的な活躍を目指すなら、留学を経験するのがおすすめです。
大学の留学制度をチェックする際は、協定校の数や留学先の地域、留学期間などを確認することが重要です。
提携校が多く、多様な地域への留学が可能な大学は、学生のニーズに合わせた留学プログラムを提供してくれます。また、長期留学だけでなく、短期留学プログラムがあるかどうかも確認しておくと良いでしょう。
留学制度の充実度を評価する際は、留学実績も重要なポイントです。実際に留学を経験した先輩の話を聞いたり、留学報告会に参加したりすることで、留学制度の実態を知ることができます。
グローバル人材に求められる能力の中でも、特に重要なのが語学力です。特に英語は、国際的なコミュニケーションのツールとして必須の言語と言えるでしょう。
大学を選ぶ際は、たとえば、ネイティブ教員による授業が多数開講されていたり、少人数制の語学クラスが用意されていたりする大学だと、学生生活を通して語学力を大きく向上させられます。
また、TOEIC や TOEFL などの語学試験対策講座を設けている大学も、語学教育に力を入れている証拠です。
ぜひ、こうした語学教育の充実度にも注目して大学を選んでみてください。
キャンパス内に留学生が多く在籍している大学を選ぶことで、日常的に異文化交流を体験することができます。
留学生の受け入れ実績は、大学のグローバル化の指標の一つと言えます。留学生の出身国や人数、受け入れ体制などを確認することで、その大学のグローバル化の度合いを評価することができます。
また、留学生と日本人学生が交流できるような企画やイベントが定期的に開催されているかどうかも重要なポイントです。学食や図書館、サークル活動など、日常的に留学生と交流できる場が用意されていることは、グローバルな環境づくりに欠かせません。
万が一、費用などの面で長期留学が難しくても、学内の国際環境が整っていれば留学費用を気にせずに語学力や異文化理解のスキルを高めることができます。
ここからは、グローバル教育に定評のある大学を6校厳選し、その特徴や取り組みを詳しく解説します。どの大学もグローバル人材の育成に力を入れており、国際的な教育環境が整っています。自分に合った大学を見つけるための参考にしてくださいね。
引用:豊橋技術科学大学公式サイト
豊橋技術科学大学は、国内にいながらグローバルな環境を体験できる大学として注目を集めています。
特に、「TUTグローバルハウス」と呼ばれる日本人学生と留学生が共同生活を送る寮は、異文化交流の場として大変人気があります。
また、「CALL」という国際交流を目的とした学生団体も活発に活動しており、日常的に留学生と交流を深められる環境が整っています。
豊橋技術科学大学は留学制度も充実しており、協定校への交換留学やショートプログラムに参加すれば、留学先大学での学費が免除されるメリットがあります。
交換留学先は、韓国や台湾、マレーシアなどのアジア圏や、ドイツを中心としたヨーロッパ圏の大学が中心ですが、学部によっては留学先で取得した単位が認定されることもあります。
キャンパス内でグローバルな雰囲気を味わいたい方や、アジアやヨーロッパへの留学を考えている方は、ぜひ豊橋技術科学大学をチェックしてみてください。
▼豊橋技術科学大学公式サイト
▼豊橋技術科学大学のグローバル教育に関するページ
引用:神戸市外国語大学公式サイト
神戸市外国語大学は、専攻言語+専門分野の知識を習得することができるカリキュラムが特徴です。これらの知識を活かし、グローバルに活躍する人材、「行動する国際人」の育成に力を入れています。
学内では、国連の会議をシミュレーションする「模擬国連」や、国際的なマーケティングを英語でプレゼンテーションする「全国大学生マーケティングコンテスト」など、実践的な学びの機会が数多く提供されています。
交換留学・認定留学・短期派遣留学制度など、多様な留学制度があります。
学内では、プログラム別の留学説明会や相談会、セミナーなどの開催をはじめ、留学費補助制度による留学費用の補助や奨学金選考、4年間での卒業が可能となる単位認定制度の整備などを実施しています。
英語圏をはじめとする、世界各国48校の海外大学・機関と交換・交流協定を締結しています。
外国語+αの知識を身に着け将来グローバルに活躍したい方や、留学を考えている方に、神戸市外国語大学はおすすめです。
▼神戸市外国語大学公式サイト
▼神戸市外国語大学の留学制度に関するページ
https://www.kobe-cufs.ac.jp/international/center/abroad.html
引用:龍谷大学公式サイト
龍谷大学は、留学制度が非常に充実していることで知られています。
海外にも拠点を持つこの大学では、語学研修だけでなく現地でのボランティア活動など、より実践的なプログラムが数多く用意されています。
留学先は、アジアや北米、ヨーロッパなど世界中に広がっており、幅広い選択肢の中から自分に合ったプログラムを見つけられるのが魅力です。
留学期間は5週間から半年までのものもあり、気軽に参加しやすいのがポイントです。協定校への留学では、留学先の授業料免除や、奨学金の支給が受けられる場合もあります。夏休みや春休みを利用した大学独自の短期留学プログラムも数多く用意されています。
国内にとどまらず、海外に飛び出して実際に異文化を体験したいという方は、ぜひ龍谷大学の留学制度を活用してください。
▼龍谷大学公式サイト
▼龍谷大学の留学制度に関するページ
https://intl.ryukoku.ac.jp/ex_program/
引用:梅光学院大学公式サイト
梅光学院大学の大きな特徴は、希望者全員が留学できることです。一般的に、協定校への留学には学内選考が行われることが多いのですが、梅光学院大学は全学生に留学のチャンスを提供しています。
また、観光業の現場で学ぶ「国際ビジネス実習」や、海外でのボランティア実習など、より実践的な学びの機会も豊富に用意されています。留学先は英語圏や中国語圏、特に韓国の協定校が充実しているのが特徴です。
留学先で取得したほとんどの単位は認定されるため、計画的に留学することで4年間で卒業することも可能です。また、大学の留学プログラムなら必要な費用は生活費だけなので、経済的な負担を最小限に抑えられるのもメリットです。
学内選考を経て、アメリカのディズニーワールドで5ヶ月間のインターンシップに参加できるプログラムもあります。
「絶対に留学したい!」という方や、観光業に求められる知識を在学中に多く身につけたい方に特におすすめです。
▼梅光学院大学公式サイト
https://www.baiko.ac.jp/university/
▼梅光学院大学の留学制度に関するページ
https://www.baiko.ac.jp/university/international/
引用:福岡女学院大学公式サイト
福岡女学院大学は、女子大の中でもグローバル教育に力を入れている大学として知られています。特に国際キャリア学部では、留学先で取得した単位が全て認定されるなど、留学をキャリア形成の重要な要素と位置付けています。
また、「地域・国際交流センター」を設置し、留学前から留学後までの手厚いサポートを提供しているのも大きな特徴です。留学に関する相談や手続きをサポートしてくれたり、留学生との交流会も定期的に開催されており、日常的に異文化交流を楽しむことができます。
留学先は、アメリカやカナダ、イギリスなどの英語圏が中心ですが、韓国や中国の協定校もあります。提携校の数こそ多くはありませんが、留学前から後までの手厚いサポート体制があり、海外経験の少ない方でも安心して留学に臨める環境と言えます。
留学サポートの充実した女子大を探している方や、英語圏のみならずアジアへの留学も視野に入れている方は、ぜひ福岡女学院大学をチェックしてみてください。
▼福岡女学院大学公式サイト
https://www.fukujo.ac.jp/university/
▼福岡女学院大学の留学制度に関するページ
https://www.fukujo.ac.jp/university/studyabroad/
引用:城西国際大学公式サイト
城西国際大学は、観光学部やメディア学部など多様な学部でグローバル教育を展開しているのが特徴です。
特にメディア学部では、ハリウッド映画スタジオ見学などを取り入れたユニークな米国研修を実施しており、グローバルな視点でメディア業界について学ぶことができます。
また、学内には語学教育センターが設置されており、英語カフェなど留学生との交流の機会も数多く提供されています。普段の学生生活の中で自然な形で異文化理解を深められる環境が整っています。
城西国際大学の留学制度「JEAP(城西国際大学海外教育プログラム)」では、世界各地の協定校への留学が可能です。留学先は、アメリカやカナダの他、中国、台湾、韓国、フィリピンなどのアジア圏も充実しています。
交換留学の場合、留学先大学の授業料は免除されるので、留学費用を抑えることができます。
将来、観光業界やメディア業界でグローバルに活躍したいと考えている方にとって、城西国際大学の実践的なカリキュラムはかなりおすすめです。
▼城西国際大学公式サイト
▼城西国際大学の留学制度に関するページ
https://www.jiu.ac.jp/cie/program/detail/id=4530
最後に、大学でのグローバル教育についてよくある質問にお答えします。
留学先や期間によって大きく異なりますが、交換留学の場合は50万円から200万円程度、語学留学の場合は30万円から150万円程度、サマープログラムなどの短期留学の場合は20万円から50万円程度が目安となります(学費は除く)。
これらの費用は留学先の国や地域、大学の制度、為替レートなどによって変動するため、あくまでも参考値ですが、奨学金制度や交換留学制度を上手に活用することで、高額な留学費用を大幅に抑えることが可能です。
留学の費用面が心配な方は、早めに計画を立て、様々な大学の留学プログラムを比較検討することが大切です。
留学先を選ぶ際はまず、留学の目的を明確にすることが大切です。語学力の向上を目指すのか、異文化理解を深めたいのか、それとも専門分野の学習に重点を置くのか、自分の留学の目的を具体的にしていきましょう!
次に、留学先で使用される言語を確認し、自分の語学力に合った国や地域を選ぶことが重要です。また、留学先大学の教育内容や専門分野が、自分の学びたい分野と合っているかどうかも確認しておくべきでしょう。
さらに、留学先の国や都市の治安状況、生活コスト、気候風土なども事前に調べておくことをおすすめします。
留学費用を抑えるために、奨学金制度や交換留学制度の有無を確認しておくことも覚えていてくださいね。
もし入学後に留学先選びに迷ったら、学内の留学センターなどで留学経験者の話を聞くのもおすすめです。
留学前の準備で特に重要なのは、留学先で使用される言語の学習に力を入れ、できるだけ高いレベルを目指すことです。
また、現地の生活習慣や文化、気候など、留学生活に直結する情報を事前に入手しておくことも大切です。
留学費用の準備のほか、パスポートやビザの取得、留学先大学への出願、保険の加入など、必要な手続きをリストアップして漏れなく進めていきましょう。
留学先での生活は心身ともに大きな負担がかかるため、留学前から規則正しい生活習慣を身につけ、健康管理にも意識して取り組んでくださいね。
入学後は留学に関する相談窓口が各大学にあるので、まずはそこで必要な情報を得るのがおすすめです。
グローバル教育を受けた学生は、国内外の様々な分野で活躍することができます。
たとえば、国連や国際NGOなどの国際機関で、グローバルな視点を活かしてキャリアを築くことも期待できます。また、世界各国に拠点を持つグローバル企業で、海外事業の展開や国際的なビジネスに携わることも可能です。
教育分野では、語学教師や国際学校の教員として、次世代のグローバル人材育成に貢献することも可能でしょう。
グローバル化が進む観光業界でも、語学力と異文化対応力を武器に、ホテルや旅行会社、航空会社などで活躍の場を見つけることができます。
このように、グローバル教育を受けると、多様なキャリアの選択肢を探ることができるメリットがあります。
大学3〜4年生になると、就職活動が本格化します。留学経験者はグローバル企業から高い評価を受けることが多いため、1〜2年生のうちに留学を早めに終えておくことをおすすめします。
ただし、就職ではなく大学院進学を考えている場合など、留学の時期は人それぞれ異なります。自分の目的や学びたい内容、将来のキャリアプランなどを総合的に考慮して、最適な時期を見極めることが大切です。
留学経験者や大学の留学相談窓口などに相談しながら、自分に合ったグローバル教育の計画を立てていきましょう。
この記事では、グローバル教育に力を入れている大学の特徴や、おすすめの大学をご紹介してきました。
大学での充実したグローバル教育は、将来のキャリアだけでなく、人生の経験値までも大きく広げてくれる貴重な機会です。
ぜひ、この記事を参考に、自分に合ったグローバル教育が受けられる大学を見つけてください!
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