英語で「笑う」動作や様子を表現する語としては、まずは動詞の smile や laugh が挙げられますが、この他にも笑い方のニュアンスを具体的に表現できる動詞が複数あります。
日常の大抵の場面では smile か laugh かどちらかで無難に表現できそうではありますが、微笑・大笑・冷笑といったニュアンスの違いを言い分けることも可能です。語彙が増えて違いが分かれば、多分きっと、自分の表情もより豊かになります。
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英語で「笑う」動作や様子を表現する語としては、まずは動詞の smile や laugh が挙げられますが、この他にも笑い方のニュアンスを具体的に表現できる動詞が複数あります。
日常の大抵の場面では smile か laugh かどちらかで無難に表現できそうではありますが、微笑・大笑・冷笑といったニュアンスの違いを言い分けることも可能です。語彙が増えて違いが分かれば、多分きっと、自分の表情もより豊かになります。
人の性格について優しい(やさしい)と表現する英語としては kind がまず挙げられますが、他にも複数の言い方があり、ニュアンスに応じて使い分けられます。
思いやりのあるいい人。穏やかで柔和な人。配慮してくれる気づかい上手。ひとごとを自分のことであるかのように気に掛けてくれる慈悲深い人。そんなニュアンスが英語では形容詞ひとつで言い分けられます。
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「残り」と一言でいっても、誰からも必要とされずに「余ったもの」なのか、それともそのままの状態で「留まったもの」なのか。意味の違いによって、使われる英単語も異なります。
英語では基本的に「人」を person、「人々」を people といいます。《人》と《人々》という関係は単数形と複数形のように思えなくもありませんが、person と people はどちらも単数形で、それぞれ複数形が別個にあります。すなわち、person の複数形 persons 、および、 people の複数形 peoples です。
persons も peoples も使い所はそう多くなく、初歩的な英会話で使う機会は稀ですが、英語の単数形・複数形の感覚を理解する材料としてはうってつけです。
英語で「硬い」と表現する語といえば、まずは hard が思い浮かびます。文脈によっては、 solid (「固体」「固形」)や strong (「強固」「堅固」)なども「かたい」に対応する表現になり得ます。
訳語(日本語)と英語を1対1で覚える形では、最適な表現はなかなか選べません。英語の意味合いをしっかり把握して表現を選べるようになりましょう。
日本語の「むしろ(~の方がいい)」という言い方を英語で表現するなら、たいていの場面で would rather ~ が最もよく対応する表現といえるでしょう。とりわけ「選択肢を比較して選び取る」という場面では広く適用できます。
発言を少し訂正するようにして「いや、むしろ~と言うべきか」と述べるような場面でも、rather を使って or rather のように表現できます。
みんなの回答:むしろ。は英語でどう言うの?
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やるべき仕事や勉強をやらない怠け者(なまけもの)を英語で表現するなら、形容詞 lazy が基本といえるでしょう。lazybones という言い方もあります。
日本語の「なまけ者」という言い方を念頭に置くと、lazy person のように lazy で名詞を修飾する(形容詞の限定用法の)言い方に行き着きますが、He is lazy. と(形容詞の叙述用法で)述べるだけでも「ヤツは怠け者だ」という趣旨は表現できます。
英語で「甘い」と形容する表現としては、まずは sweet が思い浮かぶでしょう。sweet は幅広い種類の甘さを(比喩的な言い方も含めて)表現できる便利な表現です。
sweet の他にも甘さを表現できる英語の形容詞は複数あります。どのくらい甘い・甘ったるいのか、どんな種類の甘さなのか、そんな細かいニュアンスまで表現できる言い方を身につけましょう。
英語で「簡単だ」と述べる言い方は複数あり、ニュアンスに応じて使い分けられます。代表的な語は easy でしょう。文脈によっては他の表現がニュアンスをより上手に伝えてくれる場合もあります。
「苦労しない」、「わずらわしくない」、「難しく考える必要がない」、等々、「簡単」といって表現したい本当の意味合いをよく吟味しつつ、あらためて表現を選んでみましょう。
英語の動詞 come および go は、たいてい素朴に「come=来る」「go=行く」という対応関係で把握されますが、文脈によってはこの覚え方が混乱のもとになります。
英語の come と go のニュアンス差は、日本語の「来る」と「行く」の違いとは観点が異なります。英語的思考のを身につける手始めとして、まずは come と go の感覚を正しく把握しましょう。
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日本語の「差し出す」「提供する」「供給する」という意味合いは、英語の offer 、 supply 、 provide 、 present などの語で表現できます。いずれの英語表現も日常会話やビジネスシーンでよく使われる基礎的な動詞です。
日本語の「提供」も中々に分かりにくい表現です。では「差し出す」のような表現で言い換えられるかというと、必ずしもそうとは言い切れません。思い切って日本語訳を度外視して英語のまま把握した方が、きっとうまく理解できます。
可能性や見込みの「確かさ」について表現する場合、英語では主に副詞や助動詞を使って、可能性の高さの程度に応じて表現が使い分けられます。 maybe や probably をはじめ、副詞だけでもザッと10以上の「確度を示す表現」があります。
「確度を示す表現」などと言うと厳めしく聞こえます(総称する表現は色々とあります。たとえば可能性、確実性、実現性、蓋然性、確度、確かさ、見込み、公算、などなど)が、要は日本語の「もしかして」「たぶん」「おそらく」「きっと」「絶対に」のような語に対応する表現です。
表現の使い分けは感覚的な側面が大きく、完璧に使いこなすとなると大変ですが、おおよその表現の種類とニュアンス差を把握しておくだけでも、意思疎通の精度がずっと高まります。
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日本語表現に「アバウトな~」と形容する言い方があります。英語の about から転用された表現です。「アバウトな性格」とか「アバウトな計画」とか。おおむね「大まかな」「おおざっぱな」という意味合いです。
日本語表現としての「アバウト」は、国語辞書にも記載されているれっきとした語ではありますが、同時に、英語の about の本来の意味・用法とはだいぶ違います。
英語では rough、broad、 sloppy などの語で表現できます。意味・ニュアンスに応じて使い分けましょう。
「仕事」を意味する英単語は日本語にもカタカナ表現として多く用いられています。ジョブ(job)、ワーク(work)、タスク(task)、などなど。しかしながら各語彙の意味の違いや、英文の中でどのように用いるかという部分は、カタカナ語からは分かりません。
日本語の「仕事」には複数の意味合いがあります。意味合いごとに英語表現と対比させると、理解がはかどります。まずは job と task の語を中心に、文脈に応じた細かいニュアンスを分析しつつ、各ニュアンスを英単語と対比して把握してみましょう。
日本語の「伝える」「伝達する」に対応する英語は複数あります。どれも基本的には「情報を言葉で相手に伝える」という意味ですが、それぞれが持つ語のニュアンスは違います。文脈や場合に応じて適切な表現を使い分けられるようになりましょう。 続きを読む
英語と日本語で意味の幅・範囲が異なる表現。該当する表現は沢山ありますが、「結果」なども顕著な例のひとつでしょう。パッと思いつく表現としては result が挙げられますが、このほかにも状況に応じて使い分けられる複数の英語表現が見いだせます。
日本語で「結果」と表現してしまえる場面でも、英語で表現する際には場面やニュアンスに応じて複数の表現を使い分ける必要がありそうです。
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avenge と revenge は、単語の形が似ているだけでなく、意味も似ています。両者も「復讐する」という意味があるのです。両者はどのように使い分けられているのでしょうか。 続きを読む
There is a statute for the statue which stature is high.
この文には statue のような綴りの単語が3回ほど登場しますが、これは同じ語ではなく、綴りの紛らわしい別個の単語です。「statute」「statue」「stature」。
紛らわしい単語は対比してまとめて覚えてしまいましょう。
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時間的な過去を指し示す英語表現には ago、before、earlier などの語があります。どれも日常的に使われる表現ですが、どの場面でどの語をどう使えばよいか?は中々把握しにくいところです。
「was able to」と「could」は、どちらも、日本語にするなら「できた」と訳し得る表現です。助動詞で過去形という点も共通しています。でも両者には使い方・使われ方に違いがあり、場面に応じて使い分ける必要があります。
さて例題。「彼は大学に合格できた」という例文を英語に訳すなら、「could」と「was able to」のどちらを使えば良いでしょうか?