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なす・ナス・なすび・茄子・🍆 は英語でどう言う?

ここがポイント

  • アメリカ英語ではナスを eggplant (エッグプラント)といいます。
    北米のナスの品種は見た目が卵にソックリです。
  • イギリス英語ではナスは aubergine (オーバージーン)といいます 。
    語源はフランス語。ナス自体もフランス経由で伝来しています。
  • カナダやオーストラリアでは eggplant の呼び名が主流です
  • インドやアフリカでは brinjal(ブリンジャル)と呼ばれています

ナス(なすび)は世界中でよく食べられている、代表的な夏野菜です。英語圏でも定番の食材です。※漢字表記は「茄子」。「那須」ではありませんよ。

英語(アメリカ英語)ではナスを eggplant といいます。そしてイギリス英語では aubergine と言います。

ナスの品種は日本だけで数十種、世界全体では1000種ちかくに上るとも言われていますが、そういう細かい品種にこだわらない限りは「ナス=eggplant / aubergine」という理解で十分でしょう。

ちなみにナスの学名は Solanum melongena (ソラヌム・メロンジーナ)です。こう呼んでもまず伝わりませんが・・・

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英語で「褒められたときの返し方」を表現する上手な言い方(お褒めの言葉ありがとうございます等)

こんな風に表現できます

  • Thank you for your compliments. (お褒めの言葉ありがとうございます / お褒めに与り恐縮です)
  • Oh, you flatter me. (あらやだお上手ですね)
  • I’m flattered. (お世辞と分かっていても嬉しいです)
  • I’m very happy to be told that. (そう言ってもらえるととても嬉しいです)
  • とっさに表現が出てこなければ Thank you . だけでも多分大丈夫
  • ※注意※ That’s a nice thing to say. (嬉しいこと言ってくれるじゃない)は皮肉の定番フレーズなので避けた方が無難
  • ※注意※ 謙遜は通じないので相手の発言を否定しない方が無難

相手に褒めてもらった場合、どう対応するべきでしょうか? ひとまずお礼を言って返すのが適切でしょう。言われっぱなしの「だんまり」はいけません。むやみに謙遜するのもいけません。

日本人同士の会話の感覚で謙遜して「いえいえ」「そんなことはありません」なんて言うと、相手を否定する発言として聞こえてしまいます。自分を下げるどころか相手を下げてしまいかねないのです。

どうしても謙遜したいなら flattered(お世辞を言われて得意になる)という表現を活用する手はあります。

英会話の中で褒めてもらったら素直に受け止めて「ありがとう」と感謝を示す対応が基本と考えておきましょう。

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おじ、めい、いとこ、はとこ、英語で「親族関係」を表現する単語

ここがポイント

  • 「親戚」「親族」は relative
  • 「続柄」「親族関係」は relationship
  • 「いとこ」は  cousin または first cousin
  • 「はとこ(またいとこ)は second cousin

いわゆる「親戚関係」を表現する英語表現は、おおまかに言えば日本語と対応づけて把握できます。

ただし細部に違いも見られます。たとえば cousin(いとこ)は、日本語の「いとこ」に対応する単語ですが、「またいとこ」などを含めて「近縁関係者」を広く指す意味で用いられることもあります。

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「おじさん」「おっさん」は英語でどう言う?

ここがポイント

  • 親族のおじさん(叔父・伯父)なら uncle
  • おじさん(小父さん)は英語では man や mister 、つまり「男の人」と呼ぶ
  • 「中年男性」という意味を明示するなら older man
  • 人に呼びかける場合は Hey, sir !Hey, mister ! で十分
  • 「変なおじさん」は a stranger (知らない人)で十分

「おじさん」は英語では uncle といいますが、これは親族の叔父または叔父に対応する単語です。見知らぬ人を指して「おじさん」という場合、英語では普通 manguy あるいは mister のような語で表現されます。つまり単に「男の人」と述べるわけです。

単にman というとオジサンとお兄さんを区別できませんが、英語ではこういう年齢的要素を重視しません。この考え方は「兄も弟も brother と表現する」のと同じ感覚なのかもしれません。

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「でも」「だが」「しかし」を英語で表現する上手な言い方

しかし」や「けれども」は、英語では buthowever などの単語で表現できます。これらは、文章の脈絡が前後で食い違う(前述の内容が覆される)ような文をひとつの文脈にまとめて述べる「逆接の接続詞」です。

but や however の他にも、英語には逆接の接続詞が色々あります。

ここがポイント

  • but 、 however (しかし)
  • although 、 though (~であるとはいえ)
  • in spite of 、 despite (~にもかかわらず)
  • even (~でさえも)
  • in contrast (これに対し)
  • on the other hand (一方で)
  • on the contrary (それどころか)
  • nevertheless 、 nonetheless(にもかかわらず)
  • regardless of(~を問わず)
  • yet 、 still (でも)

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英語で「ちょっと待って」と表現する上手な言い方、ニュアンスごとの使い分け方

英語で「ちょっと待ってて」「少し待って」と伝える言い方は、Just a moment. や Wait a minute. などの表現が使えます。

moment(瞬間)、minute(分)、sec(秒)などの単語は、あくまでも比喩的な表現ですが、「ちょっと」の度合いを表現する意味で使い分けられます。

友人を引き留めるような場合の「ちょっと待ってて」も、接客中の「少々お待ちください」も、行動を阻止する「ちょい待ち」「ちょっと待ったー!」も、基本的な表現は一緒です。状況に応じてニュアンスがうまく伝わる言い分け方を把握しましょう。

ここがポイント

  • Wait a minute. (少し待ってて)
  • Just a moment.(待って待って)
  • Give me a sec.(少し時間ちょうだい)
  • I’ll be back soon. (すぐに戻るから)
  • Hold on. (そのまま(電話切らないで)いて)

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英単語 sea、ocean、marine (=海)の意味の違いと使い分け方

ここがポイント

  • ocean は「海洋」「大洋」。
    五大洋(太平洋や大西洋など)の広大な海を意味する語。
  • sea は ocean よりは小さくて身近な海。周囲に陸地がある海。
    おそらく大抵の文脈で「海」の訳語として適切な単語。
  • marine は名詞の「海」ではなく形容詞で「海の~」
  • beach は海辺、浜辺、砂浜、渚、もしくは川辺。
  • coast は海岸。特に陸地からみた海岸を指す。
  • shore は海上から見た海岸。川岸を指す場合もある。
  • bay は「湾」または「入り江」
  • cove は湾内の比較的小さな入り江。
  • gulf はペルシャ湾メキシコ湾クラスの大きな入り江。

英語で「」を意味する単語といえば、ひとまず sea が思い浮かびますが、ocean (オーシャン)や marine(マリン)などの単語もあり、使い分けに迷いがちです。

sea や ocean は意味合いに違いがあり、文脈によって使い分けられます。ざっくりと sea は「海」に、ocean は「洋」に対応するニュアンスと捉えておけば迷うことはないでしょう。
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大半の日本人が知らない「good luck」の本当のニュアンス

Good luck.(グッドラック)という英語表現は、「頑張ってね」「成功するといいね」という意味合いで使われるフレーズです。

Good luck. は基本的にはポジティブなメッセージです。ただし、状況によっては、「せいぜい頑張れよ」「運が味方してくれることを祈るばかりだな」という皮肉に聞こえる場合もあります。いちおう心に留めておきましょう。

→ 英語の意味に裏がある「嫌味や皮肉で使われやすい」基礎表現

ここがポイント

  • Good luck は相手の成功や幸せを祈念するメッセージ
  • 「応援」や「祝福」を伝えるフレーズとして使える
  • 多分に「運頼み」や「神頼み」のニュアンスを含むので
    文脈によっては意地悪な発言にも聞こえる点に注意

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「お疲れさま」や「おつかれ~」は英語でどう言う?

おつかれさま」は、英語に直訳できない種類の表現です。言葉に込められた意味合いが、場面によって異なるためです。

日本語の「おつかれさま」を英語で的確に表現するには、その「おつかれさま」をどういう場面で使うのか、またはどういう意味を込めて使うのかを、意識する必要があります。

たとえば、疲れてヘトヘトになった相手に声をかける場面の「おつかれさま」なのか、それとも仕事仲間との軽いあいさつで使う「おつかれさま」なのか。その辺を明確にすると、うまい英語表現が見つかります。

ここがポイント「おつかれさま」という言葉はねぎらいの気持ちの表れです。

その気持ちが、具体的に何をねぎらっているのかを具体的に言葉にできれば、対応する英語表現を見つけることは難しくないでしょう。

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英語の未来形(未来表現)will と be going to の場面別の使い分け方

ここがポイント

  • will を使った表現が適切な文脈
    今ここで決めたことを表明する場合
    相手に働きかける場合
    未来の推測
  • be going to を使った表現が適切な文脈
    決定済みの予定に言及する場合
    確実と思われる予測を述べる場合

英語の未来形は、「未来のこと」「今後のこと」について述べる際に用いられる文法的要素です。大ざっぱに言えば「willbe going to を伴いつつ動詞自体は原形をとる表現」のように捉えられます。

英語の「時制」表現は、多くの場合「現在形・過去形・未来形」という区分で把握されますが、現在形と過去形に対して「未来形」を並置する考え方は、実のところかなり便宜的な枠組みといえます。英語の未来の表現は、現在形や過去形とはだいぶ勝手が違います。

ひとまず「未来形」は「未来表現」と呼んで、現在形や過去形とは一線を画しましょう。その上で、違いを持たせる理由を探っていきましょう。

英語の未来表現「will」と「going to」の意味の違いと使い分け方

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英語の未来表現「will」と「going to」の意味の違いと使い分け方

ここがポイント

  • will は「~するだろう」(単純未来)および「~するつもりだ」(意志未来)の意味で用いられる
  • be going to は「~することになっている」という予定・計画を表現する意味で用いられる

英語の will および (be) going to は、今後・これから・未来のことを表現する未来表現です。「未来形」「未来時制」と呼ばれることもあります。

英語の未来形(未来表現)will と be going to の場面別の使い分け方

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英語で「見る」を意味する動詞(look / watch / see / etc.)の違いと使い分け方

ここがポイント

  • look は「視る」、意識的に視線を対象に向けるイメージ
  • watch は「注視」、しばらく注意を向け続けるイメージ
  • see は「見える」、対象を(視覚的に)認知するイメージ
  • glance は「ザッと目を通す」「ちらっと見る」
  • glimpse は「ちょっと見える」「ちらっと見える」
  • witness は「目撃する」「現場を目にする」
  • stare は「凝視する」「じっと見る」「ジロジロ見る」
  • gaze は「熱心に見続ける」「見つめる」
  • view は「眺める」「調べる」「検討する」
  • overlook は「俯瞰する」
  • observe は「観察する」「監視する」「観測する」
  • eye は「ジロジロ見る」「注意深く見る」」
  • catch は「見つける」「目に留まる」
  • guard は「見張る」
  • read は「読む」「目を通す」

英語では「見る」という視覚的動作を表現する動詞が複数あります。基礎的な単語だけでも lookwatchsee  などが挙げられます。日本語に訳すと全部「見る」になってしまって違いが不分明になりがちです。

look も watch も、see も、幅広い文脈で多用される重要な語彙です。まずは、それぞれの語の根底にあるニュアンスのイメージを把握しましょう。そうすれば、動詞の使い方・使い分け方、関連イディオムの意味合いなんかもよく理解できるようになります。

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「曜日」の英語の書き方・読み方・略し方・覚え方

ここがポイント

  • 日曜日:Sunday  /  Sun.  /  Su.
  • 月曜日:Monday  / Mon.  /  Mo.
  • 火曜日:Tuesday  /  Tue.  /  Tu.
  • 水曜日:Wednesday  /  Wed.  /  We.
  • 木曜日:Thursday  /  Thu. /  Th.
  • 金曜日:Friday  /  Fri.  /  Fr.
  • 土曜日:Saturday  /  Sat.  /  Sa.

英語の曜日名は、それぞれ、Sunday(日)、Monday(月)、Tuesday(火)、Wednesday(水)、Thursday(木)、Friday(金)、Saturday(土)です。

特定のどれかの曜日ではない「(総称としての)曜日」は、  day(s) of week といいます。たとえば「今日は何曜日?」という質問は What day of the week is it today ? といいます。What is today ?  でも通じます。

月曜~金曜の「平日(週日)」は weekday(s) 、土曜と日曜の「週末」は weekend といいます。

曜日を英語で何というか(曜日の英語名)の覚え方は、子供向けの「覚え歌」などを通じて体に染み込ませる方法がいちばん楽で確実です。各曜日の綴り(スペリング)も、力技で暗記してしまう方法が一番の近道です。ひととおり覚えたら、その語源や由来を学ぶと、理解が深まって記憶にも定着します。

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「日付」を英語で表現する正しい書き方、読み方、使い方

日付の書き方のポイント例:「2021年11月8日」の場合、

  • アメリカ式表記では「November 8, 2021」「November 8th, 2021」「11/8/2021」のように表記します。
  • イギリス式表記では「8 November 2021」「8th November 2021」「8/11/2021」のように表記します。
  • 読み方はどちらも同じ November eighth in twenty-twenty-one です。

英語の日付の書き方は、アメリカ式とイギリス式で並び順が違います。例えば「2021年11月25日」は、アメリカ式では「November 25, 2021」、イギリス式では「25 November 2021」の順で記述します。また、「月」や「日」の書き方には複数の表記パターンがあります。

例:「2021年11月8日」の英語での読み方は、November eighth in twenty-twenty-one 。
アメリカ式表記では「11/8/2021」「November 8th, 2021」「November 8, 2021」のように表記します。
イギリス式表記では「8/11/2021」「8th November 2021」「8 November 2021」のように表記します。

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「~のため」「~のせいで」「~のおかげで」と英語で表現する言い方

英語で理由原因(「~のため」「~だから」「~なので」「~のせいで」)を表現する場合、接続詞 because が幅広くつかえます。ただし because は文頭に置く形では使えません。

because の他に「because of」「due to」「owing to」などの前置詞句もあります。感謝の意味を込めて「~のおかげで」と表現する場合にあ「thanks to」と表現するのがよいでしょう。

非難を意味を込めて「私のせい」「あいつのせい」とか言う場合は  It is my/his fault. のような表現を使う手もあります。

みんなの回答:〜することによってはどう言うの?

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英語で表現する「紫色」、purpleやvioletその他の表現の違い

英語では「色」は赤系・青系に分けられ、赤寄りの紫なら purple (パープル)、青寄りの紫なら violet (バイオレット)といいます。violet は「すみれ色」。スミレの花色になぞらえた表現です。スミレの他にも、よく知られた植物や鉱物の名前を使った表現があります。

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「怖い」「恐ろしい」を英語で表現する単語の種類と使い分け方

英語で怖い(恐い)と表現する言い方は複数あり、どのように恐いのかというニュアンスに応じて使い分けられます。

恐怖の種類や度合いによって表現を選びましょう。驚き、不安、怯え、戦慄、といった感覚まで伝えられます。

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英語で「~など」「とか」「などなど」「その他」「(以下略)」はどう言う?

ここがポイント

  • and so on」「etc.」:まだまだあるよというニュアンス
  • the rest」「others」:残りの部分というニュアンス
  • another」「other」:今ここにはないニュアンス
  • else」:「何か他の」「他の何か」を問うニュアンス

英語で「それ以外」「その他」「~とか」「~など」「以下略」のように表現する場合、ニュアンスに応じて適切な英語表現を部必要があります。

まずは英語にどんな表現があるか確認し、その使い方を覚えてしまいましょう。

みんなの回答:などは英語でどう言うの?

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「話す」を意味する英単語 speak・say・talk・tell の違いと使い分け方

ここがポイント

  • speak:「言う」。聞き手を必要としない + 話す「行為」に焦点が置かれる
  • say:「発言する」。聞き手を必要としない + 話す「内容」に焦点が置かれる
  • talk:「話し合う」。聞き手を必要とする + 話す「行為」に焦点が置かれる
  • tell:「伝える」。聞き手を必要とする + 話す「内容」に焦点が置かれる

英語で「話す」「しゃべる」という意味の動詞は沢山あります。基礎的な語彙だけでも「speak」「say」「talk」「tell」などがあります。

この「speak」「say」「talk」「tell」は、いずれも「伝達動詞」と呼ばれる種類の単語です。そして、【1】聞き手(話し相手)の存在を想定しているかどうか、【2】話す行為と内容のどちらに焦点が置かれているか、という2つの要素を手がかりに、使いどころを判別できます。

たとえば speak は、聞き手の存在は特に問わず、話す内容よりも「話すという行為」に焦点を当てる言葉です。そのため「英語を使って話す」は speak English と表現するわけです。

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「肌色(はだいろ)」や「肌の色」は英語でどう言う?

ここがポイント

  • お肌の色」を意味する英語は skin color が基本。
  • 色名としての「はだいろ」は、peach や pale orange (うすオレンジ色)。
  • 「肌の色」は人種差別の問題と結びつきやすいセンシティブな話題であるため、誤解を生まないよう十分な注意が必要。肌の色について black や yellow は禁句。

日本語でいう「肌色」は、二重三重の意味で、英語で言い表しにくい言葉といえます。「訳語を探す」発想は捨てて、根本的に捉え直す方向で考えた方が得策です。

特定の色合いを指す言い方としてではなく「肌の色」と述べる場合は、 skin color と表現すれば意味は通ります。ただし、肌の色は人種・民族の差異に直結する非常に繊細な話題です。基本的には言及を避けた方がよいでしょう。

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