「お疲れさま」「おつかれさん」「おつかれ~」は、日本の社会人が最も多用するあいさつ表現のひとつでしょう。これを英語で表現する場合、場面に応じた《趣旨の絞り込み》が必要です。
日本語の「おつかれさま」は、さまざまな場面や状況で使われます。困難を乗り切った相手を心底ねぎらう意味合いの場合もあれば、すれ違いざまに発するタダのあいさつ、という場合もあります。
そのへんを意識して意味を汲むことができれば、対応する英語表現を見つけることは難しくはありません。
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「お疲れさま」「おつかれさん」「おつかれ~」は、日本の社会人が最も多用するあいさつ表現のひとつでしょう。これを英語で表現する場合、場面に応じた《趣旨の絞り込み》が必要です。
日本語の「おつかれさま」は、さまざまな場面や状況で使われます。困難を乗り切った相手を心底ねぎらう意味合いの場合もあれば、すれ違いざまに発するタダのあいさつ、という場合もあります。
そのへんを意識して意味を汲むことができれば、対応する英語表現を見つけることは難しくはありません。
会うは別れの始め、といいます。出会いがあればいつかは別れの時が訪れます。日本語なら別れ際には「今まで本当にお世話になりました」のような言葉を交わすところでしょうか。英語では「今までありがとうございました」という感謝の気持ちを中心に伝えましょう。
提案や依頼に対して肯定的に返答する場合、日本語なら「分かりました」「了解です」のように返答しますね。承諾や了承の意思を示す表現です。対応する英語フレーズとしてはまず
O.K. が思い浮かびます。
英語の O.K. も幅広い場面で使える便利表現ではありますが、それだけに何がどうOKなのか今ひとつ曖昧になりがちな表現でもあります。表現そのものが幾分カジュアルであり、目上に人に対して使える表現でもありません。
英語における提案や依頼に対する肯定的な返答には、場面に応じた適切な返答フレーズがあります。日本語だとどれも「わかりました」「了解 」「承知しました」のように訳せてしまう言い方ですが、英語フレーズでは意味するところが違います。
フレーズそのものはどれも短くてシンプルです。「場合に応じて承諾フレーズを使い分ける」という部分に意識が向けば、難なく使いこなせるはずです。
「ありがとう」という感謝の気持ちを英語で伝える表現は、ズバリ Thank you. です。本当です。ありふれた表現ですが、これだけで感謝の気持ちがちゃんと伝えられます。
日本語だったら「ありがとう」が使える、という場面なら、Thank you . と表現できる。そう捉えてしまってよいでしょう。
気さくな(カジュアルな)会話の中でも、少しかしこまった(フォーマルな)会談の中でも、Thank you. で感謝の気持ちを表現できます。
表現に迷って言いよどむくらいならサッサと Thank you. で感謝を伝えてしまいましょう。
もちろん、Thank you. の他にも感謝を伝える表現は沢山あります。「とても感謝している」という程度の強さを伝えたり、「いつもありがたく思っています」というような形で伝えたりする場合には、Thank you. 以外の表現を選んでみてもよいでしょう。
たとえば、場面や状況に応じて、Thank you very much . という風に言葉を足せば丁寧なニュアンスが表現できます。
あるいは、 Thank you for your kindness. という風に言葉を補えば「何について感謝しているのか」という部分を明示できます。
感謝の言葉は、英語・英会話の中で最も重視するべき表現です。英語表現の最重要キーワードといってもよいくらいです。出し惜しみせず、機会があれば積極的に言葉にして伝えましょう。
不安や懸念は「思い過ごし」を引き寄せます。現実とかけ離れた事を言い出した人には、「気のせいだよ」といって不安を吹き飛ばしてあげましょう。
いわゆる「喪中はがき」(喪中ハガキ)を英語で表現するなら mourning card(s) あるいは mourning postcard(s) が穏当でしょう。
ただし、喪中はがきのやりとりは日本の年賀状の慣習を前提とする習わしであり、英語圏では年賀状ともども「喪中はがき」を送る習わしは一般的ではありません。
何の脈絡もなく mourning (post)card とだけ述べると、いわゆる訃報、葬儀法要のご案内、会葬礼状、あるいは、お悔やみのメッセージカードなどと理解される可能性もなくはありません。適宜補足する用意と、状況によっては敢えて話題にしないという割り切り方も心得ておきたいところです。
気持ちや心の「落ち着き」は、英語では calm と表現できます。他にも ease や peace のような語も使えます。「静か」「穏やか」と表現する言い方が、心の落ち着きを形容する場面でも使えるというわけです。
身の回りのドタバタしていた状況が「落ち着く」と述べるような場合には、settle down という英語の句動詞表現が便利に使えます。
「いつか」と表現する英語の言い方には sometime、someday 、あるいは one day、といった表現があります。「またいつか」は some other time と表現できます。
sometime も one day も、日本語の「いつか」と同様、未来の時点も過去の時点も指し示せます(someday はもっぱら未来を指す言い方です)。過去か未来かは、時制や助動詞づかいなどで判断できるでしょう。
未来の「いつか」で想定される時点が、漠然とであっても比較的近い未来であるなら、「近々」「そのうちに」と言い換えた方が聞こえが良いかも知れません。たとえば one of these days あるいは soon のような表現が「いつかそのうちに」くらいのニュアンスで使えます。
英会話で Thank you. のようにお礼を言われる機会があれば、「どういたしまして」のような一言をさらに返したいものです。お礼への返答まで含めて一連の会話と考えておきましょう。
日本語の「どういたしまして」に対応する基本的な英語フレーズとしては、You are welcome. が思い浮かびます。まずは、これでも十分でしょう。ただし場合によっては少し堅くてそっけない印象になるかもしれません。
英語表現を場面に応じて選ぶ余裕が出てきたら、もっと気軽・気さくでカジュアルな言い方や、もっと真摯で丁寧な表現を身につけましょう。身につけるといっても表現自体はすでに知っている語彙のはずです。どういたしましての意味で使えると認識しさえすれば、今からでも自在に使いこなせるでしょう。
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日本語の「気を付けて(ください)ね」という表現は、文脈に応じて意味合いやニュアンスが違ってきます。英語では意味・ニュアンスごとに表現を選べます。
注意を促す意味合い、あるいは、配慮の気持ちを伝える意味合い、等々、場面に応じて表現を選びましょう。悩んだらとりあえず take care か be careful と表現しておけば無難に通じます。
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人の「体型」は繊細な話題です。特に「デブ」な体つきは、基本的に美醜の「醜」に区分されがちなので、言及する場合には侮蔑的な物言いにならないよう細心の注意を払う必要があります。
人の体型がデブとかガリとか普通とか、そういう話題は避けるに越したことはありませんが、もし言及せざるを得ない場面になったら、できるだけ穏便な温和な表現を選びましょう。
英語で「どうぞ座ってください」「お掛けください」という風に着席を促す場合の表現としては、Please have a seat. がいちばん使いやすいと言えそうです。
Sit down please. のような言い方は失礼な表現になりがちなので避けた方が無難です。
着席を促す際に使える英語表現は複数あり、ニュアンスに応じて使い分けられます。いくつか把握して使い分けられるようになっておきましょう。
日本語表現の「こちらこそ」の意味・ニュアンスを英語で表現するなら、副詞 too を文末に添えて「私もです」と述べる言い方が基本と言えるでしょう。もちろん他にも表現方法はあります。
日本語の「こちらこそ」は、曖昧で、多義的な、いかにも日本語的な表現です。具体的に何を言いたいのか?という点を意識して、他の表現で言い換えられるようになれば、対応する上手な英語表現も自ずと見つかるでしょう。
会話や議論の場では、私見や推測について述べたつもりが断定・断言と受け取られてしまって、あらぬ誤解を招くことがあります。断言を避ける表現を上手に加えてコミュニケーションを円滑に進めましょう。
断言を避けて表現する言い方は、否定的・批判的な見解の語気を和らげる効果もあります。言質を取られないように予防線を張る、という効果もあります。
英語で I’m sorry. と言われる機会があったら、言われたまま無返答にするよりも、状況に応じて適切な言葉を返してあげましょう。
英語の I’m sorry. は、日本語の「すみません」以上に謝罪のニュアンスが色濃い、とはよく言われます。つまり、I’m sorry. の一言が出てくる場面は、相手がはっきりとお詫びの気持ちを伝えているということです。
でも難しく考える必要はありません。「ごめん」と言われた場合に返す一言を英語で表現できさえすればよいのです。
人の性格を形容する言い方はとても沢山あります。「よい性格」を取ってみても、外向きの積極的な性格だけでなく、思慮深さや気遣い、誠実さといった内面性の素晴らしさもあります。
思慮深さや心の温かさといった内面的な魅力は、外向的な魅力に比べると傍から気づきにくい部分です。内面性の評価はその分だけ価値ある言葉といえるでしょう。
英語で「人柄」や「性格」について表現する場合、素朴に「いい人」と述べるだけなら good や nice と形容してしまってもよいのですが、具体的に表現するならいくらでも表現が見つかります。
お決まりの表現の他にも色々な言い方を覚えておくと、伝わり方はまた一段と違ってくるはずです。
英語で「やめておきなよ」「やめた方がいいよ」のように表現する場合、いくつかの言い方が考えられます。場面やニュアンスに応じて使い分けられるようになっておきましょう。
訪問客へのねぎらいをこめたあいさつ表現「ご足労いただきありがとうございます」は、感謝表現の定番 Thank you for ~ を使って表現できます。
少し丁寧なニュアンスを加えるなら appreciate のような語で表現してもよいでしょう。
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日本語の「そんなことないよ」という表現は、相手の見解を否定する言い方ですが、反論とは限らず、相手を慰めたり、褒められて謙遜したりする場面でも多く用いられます。英語にも同様の場面で使える言い方がいくつかあります。
英語で「そんなことないよ」と表現できる言い方も、おおむね反論・慰め・謙遜の各趣旨で使えます。それぞれニュアンスは微妙に異なるため、より適切な表現を選べるようになりましょう。
みんなの回答:そんなことないよ。は英語でどう言うの?