英語圏ではハグ(hug)と呼ばれる軽い抱擁があいさつ表現として気軽に行われます。英語圏に限らず、西欧をはじめとする多くの文化圏ではハグは親密さを表現する非言語行為として行われます。
相手を抱きかかえる・腕で包み込む動作を指す言い方は、ハグの他にも複数あり、相手への愛情の度合いや抱擁の強さの度合いなどに応じて表現が使い分けられます。
英語圏ではハグ(hug)と呼ばれる軽い抱擁があいさつ表現として気軽に行われます。英語圏に限らず、西欧をはじめとする多くの文化圏ではハグは親密さを表現する非言語行為として行われます。
相手を抱きかかえる・腕で包み込む動作を指す言い方は、ハグの他にも複数あり、相手への愛情の度合いや抱擁の強さの度合いなどに応じて表現が使い分けられます。
もし英語で「子供が欲しい」と述べる場面があれば、I want children. と表現すればよいでしょう。きわめて素朴な叙述ですが十分に通じる言い方です。これは女性も男性も使えます。
もちろん、境遇・立場・願望の度合いなどによってニュアンスを含ませた表現を選ぶ余地も十分にあります。語弊が生じる懸念なども加味しつつ、表現のバリエーションを確認していきましょう。
英語で「弱い」と表現する場合、だいたい weak が無難に対応します。弱い・弱々しい・もろい・こわれやすい・脆弱・苦手、等々、幅広いニュアンスが weak で表現できます。
もちろん、文脈によっては、もっと適した表現もあります。たとえばコワレモノ注意のシロモノは fragile 。虚弱・薄弱は frail 。「環境の変化に弱い」というような文脈では sensitive と表現してもよいでしょう。
英語で「硬い」と表現する語といえば、まずは hard が思い浮かびます。文脈によっては、 solid (「固体」「固形」)や strong (「強固」「堅固」)なども「かたい」に対応する表現になり得ます。
訳語(日本語)と英語を1対1で覚える形では、最適な表現はなかなか選べません。英語の意味合いをしっかり把握して表現を選べるようになりましょう。
人の「体型」は繊細な話題です。特に「デブ」な体つきは、基本的に美醜の「醜」に区分されがちなので、言及する場合には侮蔑的な物言いにならないよう細心の注意を払う必要があります。
人の体型がデブとかガリとか普通とか、そういう話題は避けるに越したことはありませんが、もし言及せざるを得ない場面になったら、できるだけ穏便な温和な表現を選びましょう。
日本語の「ご了承ください」という表現は、相手に理解を求める意味を込めて用いられる場面と、相手が理解を示してくれることへの期待と感謝を示す意味合いで用いられる場面があります。その辺のニュアンスを意識して文意を組み立て直すと、上手な言い方が見つかります。
英語で時計の時刻を「何時何分」と読み上げる言い方は、日本語とは要領の異なる部分があり、少しだけ複雑です。日本語感覚のまま単語を置き換える感じでは表現しきれません。
時刻を具体的に述べる場面は、たいてい、明確に正確に示す必要のある場面です。うっかり適当に述べて認識のズレを招いりしないように、正しい表現のしかたをおさらいしておきましょう。
英語の文章の中で日本語の固有名に言及する場合、語の綴りが不明瞭で書き方に迷う場合がままあります。標準的な綴り方を踏襲するための指針を把握しておきましょう。
国土交通省・観光庁は平成26年(2014年)3月、「観光立国実現に向けた多言語対応の改善・強化のためのガイドライン」と題する指針を公表しています。とりあえずコレに倣っておけば、無難な表記に着地できそうです。
日本語の「そもそも」という表現は、おおむね「話題の原点に立ち返る」と言う意味合いで用いられます。英語では in the first place がおおむね似た意味合いで用いられます。
文脈によっては anyway あるいは originally のような語が適切にニュアンスを表現できる場合もあります。
日本語の訳語を探すのではなく、英語の語彙を直接選ぶような考え方を身につけましょう。それが表現の究極的なコツです。
英語圏では、意見の不一致や対立が生じた場合、ただ堪え忍ぶ(異見を抑え込む)よりも自分の見解をしっかり表示する方が好まれる傾向にあります。言うべきことは言いにくくても言う勇気を持ちましょう。そして、そのための表現を知っておきましょう。
相手に非があると指摘したり咎めたりする発言は、それ自体、ネガティブな発言として響きます。感情をまき散らす憂さ晴らしには陥らないよう注意して、対話を通じた前向きな状況改善を目指して伝えるようにしましょう。
日本語の「むしろ(~の方がいい)」という言い方を英語で表現するなら、たいていの場面で would rather ~ が最もよく対応する表現といえるでしょう。とりわけ「選択肢を比較して選び取る」という場面では広く適用できます。
発言を少し訂正するようにして「いや、むしろ~と言うべきか」と述べるような場面でも、rather を使って or rather のように表現できます。
みんなの回答:むしろ。は英語でどう言うの?
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英語で「そんなの当たり前だろう」と述べる場合、「当たり前」を「分かりきっていること」と言い換えてみると、表現が見つかりやすくなります。たとえば obvious 、あるいは no wonder 。
日本語の「当たり前」には「いつもと変わらない日常・普段通り」という意味合いで用いられる場合もあります。この意味合いは usual や ordinary といった素朴な語彙で表現できます。
日本語的な言い回しは元となる日本語表現をまず他の言い方に勘案しましょう。そうすれば基礎的な語彙力だけで大抵のことが表現できます。
そんな事には意味がない、やるだけ無駄だよ、という風に英語で表現する場合、ひとまず meaningless の語が無難に使えます。 meaning+-less で文字通り「無意味」、あるいは「無益」といった意味合いの語です。
場面によってはもっとシックリ来る表現・言い回しも使えます。どれも批判めいたキツいニュアンスを含みやすいので、使いどころには気をつけつつ、うまい言い方を使えるようになりましょう。
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日本語の「木漏れ日」は、実は英語に直訳できない(英語には直接対応する表現がない)かなり日本語的な表現です。
木漏れ日について英語で表現するなら、「木々の隙間から指す陽光」というように、説明的に叙述しなくてはなりません。
英語圏でも、木漏れ日 =komorebi を日本的な語彙として紹介している例がままあります。いつか komorebi が英語の語彙に導入される日が来るかもしれません。
木漏れ日という概念のある文化とそうでない文化。そんな対比に思いを馳せると時間なんてあっという間に過ぎてしまいます。
日本語の「下らない」(くだらない)を英語で表現するなら、おそらく最も多くの場面で使える言い方は nonsense (ナンセンス)でしょう。いわく言いがたい独特の「くっだらねぇ」感を再現できます。
関連記事:おそらくは英語でどういう?
文脈によっては、「馬鹿馬鹿しい」とか「無価値」といった意味で「くだらない」と言っているような場面もあります。こういう場合は「馬鹿げている」「カス同然」といった意味の英語表現で具体的に示した方がニュアンスは伝わるでしょう。
大前提として、日本語の「くだらない」も英語の nonsense も、対象を否定するネガティブな発言です。時と場合と言及対象をよくよく選んで使いましょう。
英語の前置詞 for は、非常に幅広い用法のある語です。訳語も文脈に応じて大きく変わります。特定の日本語表現と対応づける考え方では到底、充分には捉えきれません。
for のように表面的な意味の幅が広すぎる語こそ、コアイメージを元に意味・用法を捉える考え方が重要です。根本的ニュアンスを通じて末端部分の具体的な用法・用例を理解していきましょう。
英語には、日本語の「マヨラー」のように、「マヨネーズが熱狂的に好きな人」を一意に指し示すような固有の表現は特にありません。強いて言うならば mayo lover が該当するでしょうか。
基本的には、「マヨネーズが大好きな人」「マヨネーズ狂」という風に表現する言い方で、マヨラーの意味合いは充分に表現できます。これはマヨネーズに限らず対象が何にでも使える便利表現。覚えておくといろいろな場面で役立ちます。
日本語の「大丈夫」という表現には複数のニュアンスがあります。文脈に応じて適切な英語表現を選べるようになりましょう。
たとえば fine や all right などは「大丈夫」の意味で使える便利な表現です。でも状況によって伝わるニュアンスが違ってくることもあるので、ある程度の心得は必要です。
英語の前置詞 of は、たいてい「~の」と訳してしまえる表現ですが、《of = の》と1対1に対応づけてしまうと、「理解の漏れ」が生じます。前置詞 of を完璧に理解する境地には到達できません。
前置詞 of の根本には「全体と部分」の「切っても切れない関係」とでも言うべきイメージがあります。このイメージに基づいて捉えると、of の正しいニュアンスが理解できます。
この根本イメージを把握すると、friend of mine のような言い回しのニュアンスや、ひいては the University of Oxford (オックスフォード大学)と Harvard University (ハーバード大学)の表記の違いなんかも納得できるようになります。