英語の前置詞「toward と towards 」および「beside と besides」は、意味や用法に違いがあるのかないのか曖昧になりやすい表現です。
紛らわしい表現は並べて比べてまとめて把握してしまいましょう。
英語の前置詞「toward と towards 」および「beside と besides」は、意味や用法に違いがあるのかないのか曖昧になりやすい表現です。
紛らわしい表現は並べて比べてまとめて把握してしまいましょう。
英語の動詞 tell は「話す」「伝える」という意味合いを中心とする基礎的な表現です。でも実際には、 tell はもっとずっと幅広い意味合いで用いられます。素朴に「話す」の訳語と対応づけて覚えるだけでは、うまく理解できない場面もあるでしょう。
tell の少し特殊な意味・用法は、イディオムとして把握できる場合が少なくありません。イディオム単位で覚えてしまう方法もアリでしょう。芋づる式に表現の幅が増えます。
some time、sometime、sometimes は、どれも時間に関する表現です。ただし、それぞれが見据えている時間が違います。
会話中では、それぞれの表現を区別することが難しいかもしれません。しかしながら、どの語として聞き取り認識するかによって意味合いが違ってきます。この際しっかり区別できるようになりましょう。
仕事をいいかげんに済ますことを「手抜き」と言います。日本語の「手抜き」のニュアンスに近い英語表現は cut corners でしょう。もちろん他にも色々な言い方ができます。
日本語で「手抜き」というとネガティブなニュアンスしかありませんが、コストをかけなくてよい部分に固執しない、無駄な労力を割かない、といった観点から「手を抜く」ことを捉え直す姿勢も大切です。いくつかの英語表現がそのことを教えてくれます。
英語の助動詞 should は幅広い意味合いで用いられます。義務・推量・万一・用心・意外性という、互いに関係なさそうに見える意味の広がり。ちゃんと納得して使いこなせるようになるには、should の語の根本にある抽象的なイメージを自分なりに理解する必要があります。
素朴に訳語と対応づけて「should = べき」と理解する方法では、英語の独特の言語感覚がつかめません。やはり、語彙の根幹・中核にある抽象的なイメージを感覚でとらえていく試みが欠かせません。
英語の助動詞の理解は「コアイメージ」をつかむことが重要です。助動詞に限らず、言葉のイメージを意識しながら学習を進めると、言語感覚が洗練されていく実感が得られます。
英語の発音の練習は、はじめは少し大げさに口や舌を動かすよう意識した方が効果的です。ただし、過ぎたるは及ばざるがごとしと言いますか、英語的な発音の特徴を際立たせて練習するうちに、やや極端な発音方法がクセづいてしまう場合があります。
見直してみましょう、あなたの発音練習。
均整のとれた身体は普遍的な美です。誰だって賞賛は嬉しいもの。英会話の話題の切り口としても褒め言葉は最適です。
たいていの文化圏では、ほどよく痩せた体つき&ほどよく筋肉が付いて引き締まった身体が理想とされます。いわゆるスリム&スレンダーな体型。英語には色々な言い方があります。表現の幅を押さえて、最適な言葉を贈ってあげましょう。
英語では「早口言葉」を tongue twister と言います。英語圏でも早口言葉は正しい発音の練習に活用されます。楽しみながらスピーキングを練習するにはもってこいの題材です。
英語の早口言葉にも色々と種類がありますが、英国の童謡集「Mother Goose」(マザーグース)に登場する早口言葉は代表例と言えるでしょう。英語の教養としても十分に価値があります。
日本でも読まれている「マザーグース」(Mother Goose もしくは Nursery Rhymes)。これは、主にイギリスで作られた伝承童謡です。作者不明の物も多く、その数は1000以上あるとも言われています。物語性のある唄から、特に意味のない言葉遊びのような唄まで、幅広いジャンルが含まれます。
「マザーグース」は、様々な映画や小説に引用されており、英語圏の人たちの前提知識、教養とみなされています。「マザーグース」を知ることで、英語の作品をより理解し、楽しめるでしょう。
料理の食感は味や香りと並ぶ重要な要素です。食感は食べる行為の快感そのもの。英語では食感を texture あるいは mouthfeel といいます。
英語にも食感を表現する表現は豊富にあります。食が進む食感、ちょっとクセのある食感、日本人にはなじみの薄い食感もあります。
食べ物の感想を上手く表現して共有できると、食事がいっそう楽しくなります。
英語学習の取っかかりは「敷居の低さ」が重要です。その意味で英語の絵本・童話・児童文学作品を読む取り組みは非常にお勧めできます。たとえば「不思議の国のアリス」(Alice’s Adventures in Wonderland)なんていかがでしょうか。
ただ、「不思議の国のアリス」は少し風変わりな作品でもあります。作風を理解し、挑むタイミングを見極めてから挑みましょう。
英語の as in という表現は、話の中で何かを例を挙げる・引き合いに出す際に使える便利表現です。ぜひ覚えておきましょう。
たとえば、電話で「Book の B です」というような場合。英語なら「B as in Book.」と表現できます。
as in は、綴りを示す以外にも、会話の中で何かを引き合いに出してなぞらえるような場面で幅広く利用でき、応用が利きます。
英語の「助動詞」は、意味が幅広く、文法的にも複雑、しかも頻出するというやっかいな要素です。特に should はクセ者です。助動詞 shall の過去形の顔した、もはや別個の助動詞です。
should ほど意味区分の幅広い語は、辞書を引くにも一苦労です。まずは、英語辞書などに採用されている語義の区分を全体的に眺めて、英語の助動詞 should にどんな用法・意味合いがあるのか把握しましょう。
日本語の「だからこそ」は、接続表現「だから」に強調表現「こそ」を加えた言い方です。英語で表現する場合、「だから」に対応する言い方でだいたい無難にニュアンスが再現できます。
日本語の中で使われる「だからこそ」は、改めて使用場面や意味合いを考えると微妙に説明しにくい言葉です。表現に悩みそうになったら、日本語の(思考を言語化する)段階で他の表現に替えてみた方がよいかもしれません。
「寝落ち」は日本語のスラングであり、対応する英語表現なかなか見つからなさそうにも思われますが、「つい眠ってまった」と表現すれば言わんとすることは伝わります。
英語では fall asleep で文字どおり「眠りに落ちる」と表現する言い方があります。バッタリ寝落ちするニュアンスはもう存分に示せます。 続きを読む
「眠い」「眠たい」を表現する英語といえば、まずは sleepy あたりが思い浮かびますが、実際は tired と表現した方が意図したニュアンスに近い表現だったりするので要注意です。
直接に「眠い」と表現する言い方の他にも、「まぶたが重い」のような慣用的な言い回しや、「ウトウトする」といった周辺状況を述べる言い方があります。表現の幅を増やせば、自分の眠さのニュアンスにバッチリ合う表現が選べるようになります。
人や物の「見た目」、に対応する英語表現は、appearance や how to look のような言い方が挙げられます。
「見た目が良い」とか「見た目は若い」といった言い回しを英語で表現するなら、趣旨を汲んで It looks nice. のように述べたほうが自然な英語に聞こえるでしょう。
美容院・美容室で髪を少し整えてもらう注文は、英語で言えそうで言えない日常生活フレーズです。でも英語表現を知識として持ってしまえば、何も難しくはありません。
「毛先だけ揃えてください」「軽くすいてください」のような注文を英語で伝える言い方を知っておくだけでも、理想のヘアスタイルにぐっと近づけるでしょう。
もったいない(勿体ない)という言葉あるいは考え方は、日本語独特のものです。英語で表現するには少し工夫が必要です。
「(捨ててしまうのは)もったいない」、「(今ここで使うには)もったいない」というように、場面に応じて表現を言い分けましょう。