「ご迷惑をおかけして申し訳ありません」という日本語表現は、しばしば字面の意味と発言の趣旨(ニュアンス)に温度差が生じます。その意味で、なかなか英語で表現しにくいフレーズです。
日本語の「ご迷惑をおかけして~」を、深刻なお詫びの意味を込めて用いるのか、あるいは軽いねぎらい程度の意味で用いるのか。場面を見極めて、場面に合った適切な英語表現に置き換えて表現しましょう。
「ご迷惑をおかけして申し訳ありません」という日本語表現は、しばしば字面の意味と発言の趣旨(ニュアンス)に温度差が生じます。その意味で、なかなか英語で表現しにくいフレーズです。
日本語の「ご迷惑をおかけして~」を、深刻なお詫びの意味を込めて用いるのか、あるいは軽いねぎらい程度の意味で用いるのか。場面を見極めて、場面に合った適切な英語表現に置き換えて表現しましょう。
パジャマは就寝時に着用するゆったりとした服の呼び名です。英語では pajamas もしくは pyjamas のように表記します。pajamas は pajama の複数形ですが、パジャマは常に複数扱いで pajamas と表現されます。
日本語で「足を引っ張る」といえば、他人の邪魔をして成功・収穫を妨げることを指します。英語には「pull one’s leg」という言い回しがあり、文字通りに捉えれば「足を引っ張る」と訳せるところですが、日本語の慣用表現とは含意が全く異なります。
イギリス発祥の英語のことわざに Strike while the iron is hot. という言葉があります。そのまま訳せば「鉄は熱いうちに打て」。この日本語のことわざは、西欧から伝わったものと考えられるわけです。
ただし日本語の「鉄は熱いうちに打て」と、英語の Strike ~ は、含蓄が多少異なります。鉄は熱して鍛えるものという認識は普遍的な知恵でしょうし、一概に英語由来のことわざとは断定しきれない部分もあります。
サラリーマン(salaryman)は《和製英語》です。とはいえ英語圏では全く理解されない、というわけでもありません。かと言って通じるとも言い切れません。その辺わりと微妙な語彙です。
salaryman に相手が理解を示したとしても、語弊がないとも限りませんし、あらためて「伝わる言い方」を考えてみましょう。
一期一会は茶道の精神に由来する言葉です。この人にまた出会えるどうかなんて分からない、これが最初で最後かもしれない、そのような心構えで接したいものです。
一期一会は日本で生まれた言葉であり、直接に対応する英語のことわざ・格言・慣用句があるわけではありませんが、同じ趣旨を表現することはもちろんできます。たとえば One time, one meeting 。
日本の銭湯に相当する「公衆浴場」は、英語では public bath あるいは bathhouse のように表現します。最近ではリラクゼーションを提供する複合施設の業態が増え、spa と呼ばれることの方が多いかもしれません。
温泉は英語では hot spring といいます。必ずしも入浴を想定したものを指すとは限らず、入浴なんて到底できない高温の熱湯が湧出する危険スポットも含みます。
特に日本文化としての銭湯を紹介する場面では、Onsen と表現した方がうまく伝わることもあるでしょう。
花粉症は英語では hay fever あるいは pollen allergy と表現されます。I have a pollen allergy. のように言えば、「私は花粉症持ちでして」という趣旨が表現できます。
日本ではスギ花粉に花粉症を誘発される人が多く、花粉症の季節といえばスギ花粉の舞う春先です。海外ではスギ花粉が主流とは限らず、たとえばブタクサなどによる花粉症なども多いようです。
花粉症は日本人の悩みの種。春先には多くの人の目鼻が大変なことになります。どうしたの?風邪ひいた?と訊ねられることがあれば、ううん花粉症なんだよと答えてあげましょう。
観覧車は、遊園地や観光名所などに設けられる遊覧施設。大きな車輪のような形状を特徴とする華やかな遊具です。
英語では、開発者の名にちなんで Ferris wheel と呼ぶ言い方が一般的です。
英単語の語源をたどると、聞いたことのある国名や地名が由来となっているものが見つかります。なるほどね~と納得できるものもあれば、意外な歴史を背景に持つものもあります。
日本語にもカステラ、ウィンナーソーセージ、メリケン粉、種子島(火縄銃)など沢山の例があります。ジャガイモやサツマイモも地名由来です。また「唐」「漢」が頭に付く語はだいたい大陸由来だったりします。
よくあること、ままあること、珍しいこと、めったにないこと。物事の起こる頻度を表現する英語も、ありがちさの度合いによって言い分けられます。
常態・日常茶飯事から古今未曾有の珍事まで、大まかに段階を分けて表現できるようになっておくと、経験・経歴・趣味なんかの話題でも意外と重宝します。
言葉の力は偉大なものです。前向きで力強い言葉は心を勇気づけてくれます。英語でも「大丈夫だよ」「きっとうまくいくよ」といった力強く前向きな言葉を言えるようになりましょう。
働いている人、働いて賃金収入を得ている人、すなわち会社員(社員)を、英語では employee、staff、worker などの語で表現できます。
employee も staff も worker も、ほとんど同義語のようなものですが、微妙にニュアンスや使い方に違いがあります。
日本語の「退屈」に対応する基礎的な英語表現として、動詞 bore が挙げられます。 boring の形の方がなじみ深いかも知れません。ただし bore の使い方には注意が必要です。
日本語感覚のまま英語で「私は退屈《している》」と言おうとすると、I’m boring. と表現してしまいそうになりますが、それは「私はつまらない人間です」という意味に聞こえかねません。
いわゆる居酒屋は和風文化が凝縮された場所です。賑やかな空間で酒と日本食を堪能できる喜びは、言葉には言い表しがたいものがあります。
日本式の居酒屋には、海外の大衆酒場には見られない独特のシステムがあります。居酒屋ならではの事情を英語で表現できるようになっておくと、海外から日本を訪れた友人知人を居酒屋に誘いやすくなるでしょう。
洋画鑑賞は英語学習方法としてかなりオススメできます。でも正直しんどい部分もあります。映画の予告編(trailer)は、ごく短い中に作品のエッセンスが凝縮されていて、しかも英語学習にも意外なほどピッタリです。
予告編は映画の「さわり」。いろいろ見てみて、英語スキルも向上させつつ気になる映画作品を探してみてはいかがでしょうか。
「甘えん坊」に対応する英語表現をひとつ挙げるとすれば、spoilt child が挙げられます。思わずチヤホヤしたくなる乳幼児の甘えた感じを指す意味合い(絶対的好印象!)で用いられることもあれば、「甘ったれたガキ」を罵る表現として用いられることもあります。
spoilt は spoil の過去分詞(形容詞用法)。spoil は大体「ダメにする」「台無しにする」と訳されますが、「甘やかす」に相当する意味合いもあります。
旺文社、カシオ、毎日新聞の3社が「英語応対能力検定」試験を立ち上げます。2016年8月に構想が発表され、12月には検定試験の運営主体となる合弁会社が正式に設立されました。翌2017年3月に第1回試験が開催される予定です。
現代の需要に応える形で新設される新しい試験。どんな英語力を測る試験なのでしょうか。
海外生活は腹痛に見舞われる可能性が高まります。食べ慣れない食事、日本ほど衛生的でない環境、異郷で暮らすストレス等々、胃に来るリスク要因は沢山あります。
腹痛にもいろいろな痛み方があります。医者の世話になるにしても、薬局で腹痛止めを探すにしても、誰かに相談するとなれば腹痛の具体的状況(症状)を説明できるようになっておきたいものです。自覚症状を的確に伝えられれば、その分だけ早期の改善につながります。