日本語のカタカナ英語表現は、正しい英語表現とは限りません。英語の本来の意味や用法、正しい英語表現を学び直しましょう。
今回の和製英語は「ノルマ」。
英語で「カバン」(鞄)を何といいますか、と問われたなら、まずは bag が思い浮かぶでしょう。日本語の「カバン」に該当する道具の大半が英語で bag と表現できます。ちなみに、 bag は印欧祖語で「荷を積む(load)」という意味の単語を語源としています。
しかしながらカバンにも色々種類があり、用途や形や素材などによってその名称も変わってきます。カバンはカバンでも、「スーツケース」や「リュックサック」といった細かい区分を指す場合には、表現を使い分けてやる必要があります。
複数を表現する形容詞に many や much がありますが、この2つは日常英語では疑問文や否定文で用いられる傾向があります。
また、many は可算名詞を形容し、much は不可算名詞を形容する、という使い分け方があります。
例外的な扱いも多数あり、はじめはどうしても混乱してしまいますが、知識をモノにできると英作文の語彙選びがグッと楽になります。
「手に入る」「入手可能」といった意味をもつ英単語は主に3つ挙げられます。日本語訳ではなかなか区別がつけにくい(訳者にとっては楽な)ところですが、英語ではそれぞれ微妙に意味の違いがあります。そして英語で「入手できる」と表現したい場合には、文脈に応じて使い分ける必要があります。 続きを読む
TOEICテストに初受験の方や、テストがどうしてもニガテという方は、まずは「TOEICに慣れること」だけを目標として学習を進めてみるのも効果的です。
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PTE Academic(PTEアカデミック)はITを駆使した英語検定試験で、忙しいビジネスマンの留学前にオススメの英語テストです。
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海外のレストランでは、「お水」は明示的に注文しないと持ってきてもらえない場合がよくあります。日本の飲食店のようにまずお水が提供されるとは限りません。
水にもいくつかの種類があります。普通の水道水、有料の飲料水、そして有料の炭酸水。このくらいの取り揃えは海外の飲食店では普通です。
単に「Water, please.」とだけ告げると、有料の水、しかも炭酸の入った水が出てくることもあり得ます。無用な混乱を避けるためにも、意識して英語表現を使い分けましょう。
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手持ちのiPadの表示言語を英語に変更して数週間、だいぶ慣れました。英語力が上がった気がします。語彙力や読解力はぜんぜん進歩していませんが、何というか、英語がより身近なものに感じられるようになりました。
iOSデバイス(iPhoneやiPad)が手元にあれば、英語のテキストも気軽に読めて、リスニングもポッドキャストを通じて気軽に接することができる。あとは、スピーキングの練習ができないのが不満。そんな風に考えていた時期が私にもありました。愚かなり自分。iOSには「Siri」があるではありませんか。
これを活用しない手はありません。
何かを選ばなければいけないとき、または相手から意見を求められたとき、自分の意見を控えめに伝える「どちらかと言うと」という前置きは便利な表現です。英語では、「どちらかと言うと」に対応する表現が複数あり、その時の話題や文脈によって使い分けることができます。
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TOEICテストの受験者数は2014年度には260万人を超え、今や英語能力を測る重要な指標となっています。就職活動や、昇進・昇格のために受験する人がいる一方で、小学生・中学生も受験しています。中学生の受験者の割合はTOEICテストを受験する「学生」のわずか0.6%なので、かなり少ないといえるでしょう。
recognition と cognition、スペルが似ている単語同士であり、両者とも日本語で「認識」と訳されています。しかしながら、この二つの単語が意味する「認識」の内容は少し異なるのです。 続きを読む
inquire (尋ねる)、enquire(尋ねる)、acquire(獲得する)、require(要求する)。いずれも「quire」の文字を含んだ関連語です。含むというよりは、quireを語根として接頭辞が着いて意味が広がった語と言った方が適切でしょう。
quire という語根はラテン語で「探し求める」という意味のquarere に由来します。
英単語を語根だけで覚えようとしてしまうと、綴りの似た語と混同して混乱してしまいがちです。語源が共通しているならなおさらです。しかし、逆にいえば、語根が共通しているという点を手がかりに違いを正しく把握すれば、混乱せず明確に各語の意味が理解できます。
体型を表現する語にもポジティブな語、ネガティブな語、特に肯定否定のニュアンスを伴わない語があります。こうした言葉に関する知識は、意図しない失礼な発言を避けるためには必要な知識と言えるでしょう。
相手の体型を評するような話題は基本的には失礼な話になりやすいので、基本的には避けた方が無難ではあります。
英語表現の「refer to」は自動詞で、辞書的には「言及する」、「参照する」のような訳語で解説される表現です。「参照する」なんて日本語は普通の会話で使うことはほとんどなく、refer to ~もとっつきにくい印象が先行してしまいますが、英語では refer to はかなり便利な表現です。
さまざまな文脈で使える上、丁寧な印象も加わります。使いこなせれば英語表現が一段階アップしたと感じられることでしょう。 続きを読む
「財」を表す英単語は複数あり、ニュアンスもそれぞれ微妙に違いますが、特に財産の種類や規模・スケールによって使い分けられるという特徴があるようです。
さてさて、「世界遺産」と英語で言えますか?
日本語で「お茶」といえば緑茶を指しますが、英語圏では単に tea といえばふつうは紅茶を指します。飛行機内で飲み物はいかが?とやり取りする場合など、単に「Tea please.」とだけ伝えたりすると、不本意な種類のお茶がやって来る可能性も。「《茶》は総称」という意識は意外と大事かもしれません。
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