日本語のカタカナ英語表現は、正しい英語表現とは限りません。英語の本来の意味や用法、正しい英語表現を学び直しましょう。
今回の和製英語は自動車用語としてお馴染みの「アクセル」。
ペニー(penny) は主にイギリスで使われていた旧銅貨および通貨単位(補助単位)です。額は1ポンドの100分の1。日本でいえば円に対する「銭」に相当する単位です。
英語圏、特にペニーが通貨として親しまれてきたイギリス英語では、金銭や出費に関連するイディオムやフレーズの中で「ペニー」が多々用いられています。
リンゴ(apple)は西洋においては数あるフルーツの中でも特にメジャーな部類に位置づけられます。旧約聖書に登場する「禁断の果実」もリンゴだった・・・という話はどうも事実ではないらしいのですが、この話からはリンゴが半ば「果実」の代名詞的な存在であることがうかがえます。パイナップルも pine+apple ですよね。
リンゴを煮詰めてパイ生地にたっぷり盛ったアップルパイ(apple pie)は、アメリカを代表するお菓子として知られています。リンゴは、さしずめ日本における桃栗柿のように、文化伝統に深く根ざしている果物といえそうです。
そして、英語の慣用句には、リンゴが登場する表現が山ほど見つかります。 続きを読む
鳥(bird)は日常でも身近でよく見かける生き物です。空を飛べるという、際だった能力も人間にとって大きなインパクトがあります。
日本語にも「鳥」を含む慣用句がたくさんありますが、英語にも bird が用いられたイディオムやフレーズが多くあります。ポジティブなイメージの表現もあれば、ネガティブなイメージのものも。人間にとって鳥とは?と考えさせられる部分もあるかもしれません。
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TOEICテストの湿気問題の構成は、リスニング問題・リーディング問題と共に100問ずつ、計200問となっています。スコアの内訳は、リーディング問題が495点、同じくリスニング問題も495点。合計して「990」が獲得可能な最高スコアということになります。
目に鮮やかな黄色い見た目、食べるとまろやかな甘さ。フルーツの大正義「バナナ」。英語にはバナナを使った表現・言い回しが沢山あります。日本でもなじみの深い果物ですが、英語圏では日本以上に生活文化に根付いていると言えそうです。
バナナが登場するフレーズは、必ずしも好ましい意味ばかりでなく、ちょっとネガティブな意味を持つ表現が多めです。「実が柔らかい」「皮がスベる」といった要素がそうさせるのでしょうか。 続きを読む
数字を使った表現は英語にもたくさんあります。スラングもあれば、フォーマルな場でも使えるちゃんとした表現もあります。
文字通りに「○番目の~」と読んでしまうと意味が通じない、という点でも重要ですが、数字を使った表現はコナレた響きのあるフレーズばかりで、知れば使ってみたくなるはず。意外とよく耳にするフレーズも少なくありません。
蝶(ちょうちょ)は英語で言えばバタフライ(butterfly)。実はこれはバター(butter)にちなんだ呼び名です。何でもバターの色をした飛ぶ虫(fly)という由来があるそうで。キアゲハあたりが典型的なチョウのイメージだったのかなと思わせる語源です。
日本語の中では「蝶」といえば「華やか」「優雅」「上品」といったイメージが想起されます。どちらかと言えばチョウの見た目に着目したイメージが中心といえそうです。英語でも butterfly を使った慣用句が複数ありますが、その多くは見た目よりも「動き」に注目した表現が多いといえそうです。 続きを読む
BBC と VOA は、それぞれ、「英語」のスタンダードと位置づけられるイギリス・アメリカ両国の公共放送局の呼び名です。おおむね日本でいうNHKのような機関と捉えてよいでしょう。
BBC も VOA も共に、英語学習者リスナーを想定した英語講座を提供しています。ネイティブスピーカーが実際に使っているリアルな英語表現を、ネイティブスピーカーによる発音を通じて、もちろん無料で、聞くことが可能です。
品質の高さ、コンテンツの豊富さ、時事性、インターネットを通じて利用できるお手軽さ、等々。英語を学ぶなら利用しない手はありません。学び初めにも、継続的な学習にも、あらゆる方におすすめできるツール / サービスです。
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few や a few、little や a little は、どれも「少ない」という意味をもちます。これらの単語に、他の単語を加えると、「相当な数の」「かなりの量の」という意味でも使うことができます。 続きを読む
SNSの発達に伴って、新たな英単語が次々と生まれています。フェイスブックやインスタグラムなどのSNSによって人々の行動様式が大きく変わりました。新たな生活スタイルを表現するために、英語の新しい言葉が続々と誕生しているのです。すでに辞書に掲載されている単語もあり、人々の間で広く使われていることが分かります。
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英語の it is time (it’s time)for 人 to 動詞~という言い回しは、基本的には「~する時」と訳せます。時間・時刻というよりは時(とき)あるいは潮時といったニュアンスを含みます。
it’s time を少しアレンジして it’s high time や it’s about time のように表現すると、より繊細でこなれた言い方、上級者らしい表現が可能です。 続きを読む
日本語で「静か」と表現される物事にも、場面や状況によって微妙に「静かさ」のニュアンスが違います。たとえば、「やけに静かな場所だね」と言う場合と、「ちょっと静かにしてね」と言う場合。物音が、「静かさ」のニュアンスがちょっと違います。
英語には、日本語の「静か」に対応する表現が複数あります。状況に応じて適切に使い分けられるようになっておきましょう。
「ちょっとだけ静かにしてね」のつもりで Be silent. と伝えたら、相手はビックリ&なんだかとてもションボリ、なんて事もあり得ますので……。
「ああこれは便利だね」と表現する場合、英語では、「何が誰にとって便利なのか」という観点からいくつかの表現を使い分けます。
使い分けなくてもニュアンスが通じる場合も少なくありませんが、言葉選びを誤ると失礼な物言いになってしまう場合もあります。場面に合った適切な語彙を選べるようになっておきましょう。